ニコニコメドレーにフレームって概念があるんですか?


はじめに

こちらの記事はuboar様主催の『ニコニコメドレーシリーズ Advent Calendar 2024』の参加記事です。
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自己紹介

'CAUSE WE CAN CAN CAN CAN CAN CAN CAN CAN CAAAAAAAAAN!!!!
\おっおー おっおー/ 

「こーんにーちはーーーーーーーーー!」
「うるせえよ」ペチッ
\ワハハハ/
どうも、東 洋星(あずま ようせい)と申します。

しがないメドレー作者でごめんなさい。win11のパソコンなくてごめんなさい。いっつもAndroidでメドレーを作って動画を出している人間です。

最近はダーツにハマりました。楽しいねあれ!3年前に購入した初心者用のタングステンバレルを見たら錆びててやべー!ってなりましたがリペア用のウェスがあったので何とかそれで凌いでます。フェニックスダーツでもダーツライブでもどっちでもいいじゃない。

え?どんなメドレー作ったかって?下のリストから見てください。よろしくお願いいたします。

ほんへ:スマホで作るときの動画内UI

さて、こんなおふざけをかましていますが、私が話したいのは最近の近況というよりは、キチンとした動画の作り方です。もうちょっと砕くなら、「それっぽい」動画の作り方です。

ニコニコ動画をみてメドレーを志す方も少なからずいると思いますが、音源制作の後にある部分でぶち当たる人もこれまた少なからずいると思ってます。何かと言うと…

動画です。

そう。動画。ニコニコ動画である以上映像の方がいいよね~ってお話です。
特に自分は「音MADニコニコメドレー」となる故、動画を使うのは当たり前なわけです。普通のニコニコメドレーなら、余りそのあたり意識しなくてもいいかもしれませんが(失礼千万)、音MADを主軸にする以上切っても切れなくなります。

ここからは、スマホで動画を編集する場合、或いはPCでもいいでしょう。そういう部分で動画を編集する時、その動画内の見た目について自分なりに考えていることを記述してみます。

0:そもそも「UI[ゆーあい]」ってなんぞや?

さっきから聞いてりゃ「UI、UI」…ってと思うかもしれませんが、UIについてちょっと説明します。



あ、違います。それは「うい(UI)」です。僕が言いたいのは、
「User Interface[ユーザーインターフェース]」のUIです。

手っ取り早く言うなら「見た目」です。デジタルゲームとか好きですか?ボードゲームとか好きですか?
デジタルゲームで言ったらメニュー画面とか、FPSとか格闘ゲームの体力表示とか、必殺技ゲージとか、残り時間とか。ああいう、「情報を表示するための部分」と思ってください。
メドレー動画で置き換えるなら、MVやMAD動画がキャラクターや背景などのオブジェクト。「曲数や曲名などの表示部分」が今回示している「UI」になる…と考えてください。


これで言ったら、下の楽曲表記、右下の曲数表記、その上のBPM、画面上部のパート名。
これらは全て「UI」と今回定義します。
真ん中に映る『ロキ』のMVは「UI」ではない

1-1:UIを考えるにあたっての前準備

UIというのは動画や音源だけでは伝わらない部分で、必要不可欠な部分である、というのは何となくわかるかと思います。
だって、知らない曲をアレンジされて知らないMV見せられても「?????????」ってなるでしょ?
ということで、「こういう曲名でこの人が作ったんだよ」ということだけでも伝えるために、UIが用意されている…と考えてもらえれば。
(これ以外の意図もあるんですが、それはまた後々。)

では、質問。
楽曲名などの表示はどこにどう置くべきでしょうか?

この画像みたいに画面の下?
それとも注目しやすいように中央?
はたまた、縦書きで左右端に置く?

何となく自分なりの答えを心において次に行ってください。

正解は…








あるわけないじゃないですか。





そりゃそうです。だってそれを置く容器がまだないんだから。
位置定義をするにあたって、僕は「フレーム」という概念をまず用意します。

フレームとは、直訳すれば額縁。そうです。メドレー動画にはフレームがあるはずです。
さっき見せた画像の黒い部分がそう。
もっというなら下記の通り。

このメドレーで言うなら…
これがフレーム。

画像が白くて申し訳ないんですが、要は使いたい動画の上から被せて、専用の表示位置を確保するのが「フレーム」です。
まず前もって、「動画に何がいるのか?」「何を表示させたい?」を考えてください。
僕の場合、このフレームに
「曲名/アーティスト名」
「楽曲数」
「音MADの動画/投稿者名」
「MADの素材」
を載せておく形になっています。
ご自由に自分で考えて、何もおもいつかね~ってなったら、とりあえず曲表示だけでも入れておくといいです。
最後の「MADの素材」に関しては正直あってもなくてもいいのですが、
「このMADの素材何?」ってなったときに例えば「与謝野晶子」って出てきたら面白いじゃないですか。そういうちょっとした遊びのスペースがあったのでとりあえず入れた部分です。
じゃあ逆に必須なのは何よ?と言ったらのこり3つですか。
2年間くらい音MADメドレーを投稿して気づいたんですけど、その時に動画の1シーンを切り取ってSNSに上げてくださる方もいらっしゃるんですよね。
そうなったとき、「この部分だけ見たいんだけど、どこだろう?」を容易に調べやすくするためなんですね。
メドレーのことなら楽曲数(Track[n])をみてシークバーをうろうろさせればいいし。音MADのことなら上のタイトルを見て検索すればいいし。
そういう意味で基本的には4つにしています。

1-2:フレームは必須か?

では、次の問題。
以下の画像のメドレーで、フレームはどう定義されるでしょうか?
ちなみに元動画はこれです。






多分回答は2つに分かれます。
まずは「ない」。正解です。
だってどこにもそれっぽいものがないんだから。そもそも曲表示とか曲番号の表示位置もあいまいだし。「ない」は正解でしょう。
もう1つ「透明なフレームが全体にある」も正解です。
いわゆるデジタル絵描きの方になら伝わるでしょうが、チェスボードのような部分が全体にヴァーってなってるあれです。
そうです。言ってしまえば「ハダカの王様」状態です。
「馬鹿に見えないフレームがそこにある」と言ってしまえばそれまでなのです。

もう、分かりましたよね。
「フレーム」はあってもなくてもいいのです。

さっきと言ってることが滅茶苦茶じゃねーか!と思うかもしれませんが、
フレームとは、あくまで各情報の表示をピン止めするだけの物です。
あろうがなかろうが、表示はできるのですから。
ピン止めすることで、視聴者の視線の負担を減らすことが出来ます。

2-1:フレーム内表示でのフォント

フレームでの表示をする際に、考えなければならないことがもう少しあります。
文字を取り扱う以上「フォント」の概念が付いて回ります。

先ほどの上部画像の曲名は「スキップ」というフォントを用いています。

https://fontworks.co.jp/fontsearch/skipstd-b/

特に僕が使うのが、「解星」シリーズのフォントです。
これらはgoogleフォントからインストールできるので、フリーの物としては優秀だと思います。(オシャレで見やすいですし)

楽曲表記の所とかは「851フォント」をたまに使います。(特に「ゴチカクット」を使いますね)851、とみてピンと来た人もいるでしょうが、このフォントは「8:51:22 pm」さんの制作したフォントです。
別件ですが、クイズの問題集のページ番号やタイトルによく使わせていただいています。ホントありがたいです。

それはさておき、フォントを用いる基準として「まず見やすいか」、そして「オシャレかどうか」の2面で見ています。
「オシャレかどうか」なんて分かるわけねーだろ!バカ!と思うかもしれませんが、正直言って単調なゴシックや明朝は見飽きています。
そのため、せっかく使えるなら普段使わないフォントを使ってちょっと非日常感と言うかリッチ感を出せる…と思います。

3-1:フレームのデザイン

さて散々フレームのお話をしていますが、ここで1つ。

フレームってどう作るんですか?

そうなる人も多いと思います。

基本的には自由なので何やってもいいとは思いますが、僕は額縁よろしく、4方向を囲む形で作っています。

これは『オトマッドケンキュウショ』のフレーム

例えば…上記のように右下にフラスコを置いて、その出口から煙をモクモクと出して上下左右を囲む形にしています。

右下のフラスコはアイコンのフリー素材から拝借したものです。また、煙の部分は画像エディタソフトのプリセットです。
つまり、自分がやった事は素材を並べることと色塗りだけです。

勿論、幾何学よろしく図形だけでもいいと思います。
以下に拙作『Azuma's Mini Medley 3』のフレームを載せてみます。

拙作『Azuma's Mini Medley 3』のフレームです
次にこう改造しましたが、文字の部分が明るすぎた。ということで…
薄くしてFINISH。


こんな感じで映ります

3-2:拙作のフレームでやっていること(余談的な…)

余談ですが、今まで作ったフレームで一番気に入っているのは
『チョッキンオトマッド』のフレームです。
見た目もちょっと凝ってますし、しかもすごく面白いことになってるんですよね。音MADの幅に2通り対応している部分が特に好きです。

こういう風に最近の音MADは幅が広いワイドなものですが…。
すこし前の音MADだと幅が小さくなります。
ただし、このフレームは何と左右端の切り取り線にぴったりとハマるんです


3-3:どんなソフトを使っている?

画像作成の時はMedibang Paintを用いています。フリーの中でもかなり直感的に操作できて僕は好きです。
その辺は人によって好きにしてもらえればいいと思います。
出来てしまえばどうでもいいんですよねぇ…。正直。


以上、フレームのお話でした。
動画を作るときにちょっと意識してみてね。

おまけ:音ゲーをやってみる

ここからはニコニコメドレーにちょっと引っ掛けて2024年でいろいろやった事を書き連ねてみます。

いろんなニコニコメドレーを見てみましたが…

やっぱ音ゲー楽曲多いっすね。

OTOMAD TRIBUTE vol.2を見てみてもSDVXとかギタドラとか、IIDXとか。BEMANI系列の楽曲がたっぷりと入っていた気がします。

そういう意味で拾えるようにいろんな音ゲーに手を出してみることに。
IIDXに関しては2022年からはじめて、2024年あたりで本格的になりましたね。
おかげでSP八段を取りました。SAFARIなんてとうに抜けたわい。

音ゲーに関してはいろいろとやっていますが、様々なゲームをやってたおかげで「あ、この曲はぁ!」ってなるタイミングが増えてきました。

また、プレー動画をメドレーの映像に使うとかいうこともしています。

実写でやる馬鹿がおるか

音ゲー楽しい。ブィッ!







いや今ダーツの方がホットだな。



おしり

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