『 RRR 』を浴びてきた。
バーフバリで有名なラージャマウリ監督の最新作。
『RRR』を見てきました!
話題になっているし、バーフバリも面白かったので見に行こう!と思ってたんですが、なかなか決心がつかずに時間が経ってました。
フィロソフィーのダンスのファンで年間にたくさんの映画をご覧になる P_kedamaさんに後押しされて決意しました!ありがとうございます!
好きな作品が重なっている方の後押しって、いいですよね。音楽や映画、アニメや小説、料理、フィギュア、プラモなんでも.....
せっかく見るならって事で、二子玉川の109シネマ
におでかけしました。デカイ画面で見たかったので。
今回の投稿は、基本的にはネタバレ無しです。
僕が感じた事、オススメしたい事を綴ってます。
それでは、しばしお付き合いくださいませ。
いつも通り、ビールとポップコーンを買ってシアターの中へ。
ドキドキしながら、映画が始まりました...
〜〜〜〜〜〜〜〜3時間経過〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今見終わって余韻を感じながら、サントラ聴きつつこれを書いてます。
極上のエンターテイメントであり、究極の人間讃歌でした。
まず、物語の始まり。
画面の美しさに目を奪われました。
衣装や、風景に...
そして、少女の歌う歌がとてもステキでした。
少女が女性の手に、絵を描きながら穏やかな空気が流れています。
その平穏を英国軍人を引き連れた男が引き裂きます。現れた男は女性の夫のようです。
彼女は、少しばかりのコインを投げて少女を連れ去ります。
少女の家族は困惑し、一人の男が叫びます。
『これは礼じゃねえ!買われたんだ!』
家族たちの思いを他所に、少女は連れ去られてしまいます。
そんな衝撃的な展開で物語は始まりました。
この時点で、僕は映画にグッと引き込まれてました。
きっと、対立する二人の男が共通の目的を達成するだろうとはキービジュアルや、あらすじからも予想してました。
でも物語は、そんな僕のちっぽけな想像を遥かに飛び越していく怒涛の展開となっていきます。
時には静かな水のように、時には燃え盛る炎のように.....
様々なシーンで登場する歌うシーン。
これも、とても心が震えました。
歌の持つ力(ちから)がスクリーンから飛び出すようでした。
登場人物の " 思い " が歌とシンクロして、僕の琴線はずーっと揺れすぎて止まりません。
悲しみ、怒り、愛する気持ち、やるせない思い、正義の心..... そのどれもが美しく涙が溢れました。
二人の友情、その対立する理由、そして....
純粋な思いを、体現したような鬼気迫る演技。
彼らの心が、スクリーンに投影されているような気持ちになりました。
注目される迫力のアクションシーンも、最高のカタルシスを感じさせてくれます。
そして、何よりもキャラクター達の心の有り様がアクションに込められていると感じました。
一つ、一つの動きにもキチンと意味があり
それを俳優さん達が理解し、体現してる。
そんな風に僕には見えました。
クライマックスの映像は一部公開されており
映画を見る前に見た時は
飲み込めないような、これはスゴいのでは?
と二つの感情が生まれました。
今はもう、あれしかない。
と思うくらいのシーンです。
ぜひ、みなさんも劇場で見てほしい。
否!! RRRを浴びて欲しいです!!
映画に求める気持ちは、人それぞれだと思います。
非日常を感じたい気持ち。
物語に身を投じたい気持ち。
違う人生を覗いてみたい気持ち。
正道を成すものを応援したい気持ち。
自分を見つめる気持ち。
美しい映像を見て感動したい気持ち。
大きな音を感じたい気持ち。
今日はとてもたくさんの気持ちを感じる事が出来ました。見に行ってほんと良かった。
あらためて、P_kedamaさん背中を押してくれてありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また!
こちらの曲を聞きながら......