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森は生きている

そういえばGW中のこととか何も書いてなかったの思い出した。書きますね。

5月2日。
SNSで知り合った人たちと静岡旅行に出かけることになりました。
同じ音楽が好きな同好の士ということで、まだ出会って2回目だけれども
相手方が関西から運転してきた車に同乗させていただいて、この度さわやかのハンバーグを食しにきたのである。

諸事情により少し出発が遅れたり、着る服がなくてフォートナイトのパーカーにせざるをえなかったり、「(今から二度寝するため、返事が)遅れたら許してください」と送ったつもりが「遅れたら濡らしてください」と打ち間違えたまま送っていて、合流前に割とリアルにドン引きされたりとつぶさなトラブルが起こる中、満を持して、さわやかに行くことになった。

今まで「炭焼きレストランさわやか」という名前をインターネットで目にすることは数あれど、それと同時に見かける待ち時間の長さからついぞ行く機会がなかったさわやかだ。
一度さわやかに並ぶと後の予定は全部無かったことにする必要があるとまで言わしめるさわやか、その混雑具合たるやいかにといった具合で昼過ぎに乗り込んだところなんと150分待ち。ここファミレスじゃないんかい。専用の伝票発券機まである。もしかしてアトラクションも併設されているのだろうか?
食事のためにここまで長い時間を待つのは初めてかもしれない。何より順番を待っている客の全員が完全にハンバーグの目つきになっていて、少し怖かった。

……待ち時間中は他の場所で観光することもできるみたいで、近場の観光地を探して行くことにした。
いわく「ぬくもりの森」というらしい。要するにぬくもりに含まれる森の部分だ。


一通り見て回ったが、ジ◯リ作品を彷彿とさせるような建物だったり
箱庭チックな庭園が広がったりしていて、ゆるやかにゆったりとしていた。
緑豊かでありつつも建物の雰囲気が独特で、それぞれが絶妙に共存している。
要するにぬくもりのある森だった。

みんなで各所回りつつ記念撮影をしたが、自分含めみんな可愛く映っており、見た人の実生活に支障が発生するおそれがあるため、この記事にはアップしないことにした。想像力で補っていただけたらと思う。(編集注:本当は写真撮影担当してくれた子から写真をもらい忘れていただけのようだ)

……そんなこんなで時間を潰しながらさわやかの搭乗時間を待つ。
16時をとうに過ぎた頃、ようやく入店許可が下り、餓える寸前の僕たちは席に着いた。
注文するはもちろんげんこつハンバーグ。一度しか注文できないと言われたので、せっかくならとチーズバーガーも二つ注文した。
全部で肉系のメニューが5種類、それを3人でだ。完全にバカの量である。

デカい。
量が多い。
カンパイドリンクも頼んだ。カンパーイ!した。

すこやかな僕たちは、断食明けのような量をとにかく食べた。
めちゃくちゃ良い味がした。「美味しい」というより「良い味」という感じだ。
昔関東にいた頃、フライングガーデンのハンバーグを食べたことがある。
(そもそも販売店舗が違うため、これと比較するのは間違っているのかもしれないが)その時よりも美味しく感じた。
価格に対してのクオリティがとても高い。
ハンバーガーも丁寧な味わいで、ポテトがちょうど良い塩梅で付け合わされている。食べ過ぎて顎が壊れるかと思った。待ち時間の長さだけが唯一の短所だなと感じた。
今後もできれば定期的に行きたいね、と話をしながら堪能した。

さわやかになった僕たちは、その後更にアイスクリームを食べた。バカの胃である。
僕は160cmの割に70kgあるからいいんだが、僕以外の二人は細身だし、あんまり食べなさそうな印象を持っていたが、結構よく食べる子たちらしく、あまり心配しなくても良かったようだ。そういうのも良かった。

その後も近くのお店でゲームしたり、餃子を食べたりしながら
夜の暗い道を帰ることにした。
明日は京都に行くので、と話をしたら
厚意で寝る場所を貸してもらえることになった。
その間実家に帰ってもらうのは少し申し訳なかったが、またいつか恩返ししたいと思いながらお言葉に甘えさせてもらった。
人に恵まれているのかもしれないなと感じた。
このご恩、そして愛しさ、嬉しさは一生忘れません。
にこやか

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