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やりたいことが消えていく怖さ

忙しい忙しい言われる業界でしたが、それでもわたしは「めちゃくちゃ好き」なことしてきてた。
公私共に常に満喫しまくる。

☑︎週末起業もやってみていたりした
(2つ収入源になると年収1000万超えるのは普通だとわかった。確定申告とか経験できたね)
☑︎出張ついでの旅行、というか旅行でやりたいことを仕事にしてた
(四十七都道府県制覇)
☑︎会いたい、知りたいも仕事にできてた
☑︎猫を飼って溺愛して、出張も2泊以上は避ける
(その場合もペットシッターさんと友人に毎日世話してもらうなどワガママ通す)
☑︎海外仕事もなんだかんだクライアント絡めて実現してみたりした
☑︎個人的勉強で、資格試験や講座、ワークショップと何に役立つかではなく「得たい」ものを広く学び続けた
(タロット占いで1日でも結構な値段売上られるとか。リンパドレナージュの民間資格持ってるとか。心理学系やコーチング系は仕事にも役立った)
☑︎仕事終わりにレイトショーで映画、早朝移動して「わざわざ朝食遠出」からの出勤、移動時間にはとにかく読書乱読、インプットして仕事にアウトプットする三昧

働いて働いて、お金回して、ピンからキリまで味わって「わたしはこれが好き」がクリアになっていくことを満喫していた。
選択肢も、知覚も、広げられるかぎり広げたかった。

ところが。健康を壊してから、
仕事の「やるべきこと」以外なにも欲さないモード
になってしまった。

まず起きられない。
死んだように眠る。
娯楽インプットが受け付けない。
頭に入りにくいなぁから始まって、みるみると「食指が動かない」になっていき、タイトルやPR紹介を観ても「やだなぁ」と拒絶ジャッジしか出てこない。

「身体が休息を求めてるんだよ」

言われなくてもそうだろうと思う。
しかし、それが何日も何日も、あれだけやりたくてやってたことを停止してもなお、続く。
どころか、どんどん興味アンテナがうんともすんとも言わなくなっていく。
食べることすら、マッサージやリラクゼーションサービスにいくことすら

疲れるからいいや

となっていくばかり。

怖かった。
怖がるのも疲れるので、なんもしないんだが。この鈍磨感は、内側でじりじりとした恐怖だった。

それなのに、業務課題は明瞭に見える。
そしてパズルのように、必要なこともわかる。
黙々と、パズルだけは進められる状況。
他を絶っているからか、ゾーンに入った時の集中度合いが凄まじかった。
時間が消える。過集中だったのかもしれない。
コントロール不能の成果マシーン。

自分も、自分の感情が、わからない。
楽しくもなく、つらくもなく、ただ「おかしい」ってアラート感だけはある不思議な状態。
自分は弱くて空っぽなのだなと客観的に見てる。

このまま進むと「病気」になるかも?

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