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こどもの食べ物実験はどこまで許容する?

キミ(息子 小3)からLINEが送られてきた。
キミは今、パパとおじいちゃんの家。
パパの携帯を借りて、ママに見せたいものがあったのだろう。

送られてきた動画はこんなの。

キミ「ママ!(炭酸飲料)マッチとカルピスを混ぜてみました。どんな味になるでしょうか!?」

キミ「????何、この味???(微妙な顔)」

キミ「後味はマッチ。味はほとんどカルピスでした。いや?カルピスだな。ばいばーい。」

息子から送られてきた動画より「カルピスマッチ」

息子は実験が好きだ。

こどもが簡単にできる実験と言えば、食べ物の掛け合わせ(組み合わせ)実験だ。

ほとんどの子はしないでしょう。
だって食べ物なんだから

作ってくれた料理を、ぐちゃぐちゃにしちゃうのは失礼極まりないし、
作れられた料理の味を楽しまないことも失礼極まりない。

だけどキミは「未知への探究心」がうずく

「お願い。これとこれを混ぜていい??お願い!!!!」

ダメと言うと、泣き出す。わめく。

「やりたい〜〜〜!!!!!やりたい〜〜〜〜!!!」

それでも食べ物なので「ダメ」と言うと

「じゃあ、もう食べない!こんな料理いらない!ふんっ!!」
と、すね出す。

『なんて失礼な子なの!???信じられない!!!!
じゃあ、食べなくていいよ!!!ずっと泣いてわめいてろよ!!!』

と、言ったなら、余計に「ぎゃーぎゃー」泣いて怒る。

早めに気持ちを切り替えてほしいので、「ダメなものはダメ」とだけ低い口調で言い放ち、キミを放って置く。

その方法も成功しなかった。

キミは、作った料理を口にせず、「お腹が減った、なにかちょうだい」と大きな声で騒ぎ出す。
テーブルの上には豆腐と味噌汁とハンバーグ。

「お腹へった、減ったよぉ〜〜〜。お腹へったよぉ〜〜。」と
騒ぐ声が、きっと外にも響き渡る。

外の人からしたら、子どもが泣きながら「お腹へった」と叫んでたら虐待だと思うよね・・。ε-(‐ω‐;)ハァ・・

この騒動を落ち着かせるには「実験していいよ」と言うしかない。

「一般的」なご家庭からすると、信じられない判断をしてると思われるでしょう。

・食べ物で遊ぶなんて言語道断。
・食べ物で遊ぶなら食べさすな。
・食べ物の大切さをもっと説明しないからこうなるのだ。
・こどものうちに躾けないと、あとで大変なことになる。
・食べ物を粗末にする子は、叩いてでもわからせたほうが良い。

食べ物を散らかしてるこどもの動画に↑↑↑のようなコメントがあるのは知ってます。

遊ばせてるつもりはない・・。

私は、グチャってでも、食べてほしい。
食べることを優先させる。

息子は意地になったら本気で食べない。
永遠に「お腹へった、わーんわーん」を言い続けるのだ。

「じゃあ、食べるな!」と親が言って「ごめんなさい」と謝る子なら苦労はしません。(こんなブログも書いてません)

実験開始

ハンバーグと白豆腐をぐちゃらせて、ハンバーグ豆腐にしたかったそうだ。
(ならないよ!!!!)

キミは嬉しそうに2つをグチャラせて、またハンバーグ上に形成して、嬉しそうに食べてみた。

「あれ?思ってたほど美味しくなかった」

そうでしょうね!!!!!!!!!!!!!(`m´#)

キミのいいところは、実験して不味くなったものでも、とりあえず、がんばって食べていること。
残したら、親が涙を飲みながら食べるしかない・・。(TдT)うう

その他、豆腐をぐっちゃぐちゃにつぶして、ペースト状になってから醤油をたらして食べる。→不味かった。
牛乳に炭酸を入れる。→不味かった。
みんなが飲み残したジュースを全部混ぜ合わせる。→不味かった(罰ゲームやん)
白ごはんにケチャップをかけて食べる。→不味かった。
グミをレンジで温めて食べる。→時々成功。時々グミが溶けて消えた。
砂糖だけ舐めてみる。
醤油だけ舐めてみる。

いろいろ、やってきたよね・・。

我が家は好奇心を最大限に生かした子育てをしてます(苦笑)(TдT)

キミへ


食べ物で実験してみてどうだい?

冷静になったら、これは覚えておいて。

アイデア力があるのはすごい!!!
実行力があるのもすごい!!
やってみて失敗だったら、何がダメだったのかも、考えてみて。
そしたら、今度は成功するかもしれない。
まさかの掛け合わせで「美味しい」味が生まれるかもしれない。

そして最後に、

料理を作った人は悲しい気持ちになってることも忘れないで。

「ごめんね、ありがとう。」は忘れないで。

いや、母の料理以外では絶対やらないでね!!!!!(TдT)

※食べ物実験(遊び食べ)は年齢とともに徐々に減っていますが、Youtubeなどで、真似したくなることは多々あるようです。(メントスコーラ、アイスのアレンジ等)

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母がキミにどんな気持ちで向き合い、どれだけの人と話し合ってキミの将来をサポートしていくのか、ここに記録を残すね。

そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。


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