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甘やかしと思われても、子どもの欲求をのんだ

夏休みがもうすぐ終わるという土曜日、キミ(息子、小3)は朝から咳をしていて、
咳き込みながら鼻血をトロトロと出した。Σ(OωO )

小児科に連れて行くと『季節性の風邪』と診断されました。
周囲では『マイコプラズマ肺炎』が流行っているので、もしかしたら、『マイコプラズマ肺炎』の可能性もある、と言われました。
(鼻血は気にしなくて良い感じ)

先生から「安静に」と言われていたのに、

キミは帰宅後、「展望に行きたい」と怒り出しました。

この日はもともと『展望台に行く予定』になっていました。

夫と私でNOと返事しましたが、
【展望台気分】になっていたキミは壁を蹴りつけたり、たたみをバシバシたたいたり、怒りをあらわに「行きたい!行きたい!」と訴え続けました。

2才の子の「おやつ買って!わあわあ、ぎゃあぎゃあ!」状態です。
小3ですよ?( º﹃º )

わあわあ!ぎゃあぎゃあ!

ギャーギャーの声にイライラマックスになる私と夫・・。( º言º)


夫が「いいかげんにせえや!」と怒鳴りだしました。
怒鳴られて、キミの怒りにさらに火が付きました。(だろうね・・( º﹃º ))

そして、母は折れました。

キミと展望台へ

薬をのんでから、咳が止まったのと、
「インフルエンザ」や「コロナ」の検査は陰性だったので、
まぁ・・・行くか、と判断しました。
熱も出てません。

マスクをして、口を抑えるタオル持参、口には常にガムまたはアメで口を潤わせる。よし、これで、どうだ。

そして、私とキミとで展望台に行きました

電車の中で咳が出てきたら、事前に約束した通りマスクの上にタオルもあてて咳をしてくれました。
(意外と咳は出なかったから良かった)

キミは展望台への足取りもしっかりしていて、朝、小児科に行ったとは思えないくらい元気でした。

展望台に上がり、喜んでいました。

多動じゃなくなった?

4歳や5歳の時は、展望台に来たら、一人でテッテケテーと走っていましたが、
9歳の今は全然違って、
私とはぐれないようにぴったり横について手をつないでいました。

展望台からの景色を見ながら、「あのビルは◯◯市の●●。」など、いろいろ教えてくれました。
私の携帯をずっと握りしめ、カメラ機能(太陽光調節?)を使って、なんかエモい感じの写真をたくさん撮っていました。

ちょうど、展望台からの景色が夕方から夜になり、夜景が広がると、「キレイ」と言いながらじーっと眺めていました。
キミって、空の色が変わるこういう感じが好きよね。

無料素材です

展望台でソフトクリームを食べたりして、楽しい時間を過ごしました
全然、咳がでなくて、朝の心配はなんだったの?って感じ。(でも、人の多い場所を避けて、感染予防はがんばりました)


展望台を下りて、2人でオムライスを食べて帰宅しました。

キミは「ママ、ありがとう。すごく楽しかった。」と嬉しそうな顔。

夜の薬ものんで就寝しました。


本来は安静すべき体調で外に連れて行って、
この夜、症状が悪化することも想定してました。
万が一、夜に嘔吐したり高熱を出したら、全部、自分の責任で対応するしかないと覚悟を決めてました。でも、なに事もなくてホッとしました。

正解なんてわからない

たぶん、世間一般からすると、
息子のワガママに付き合う私は、甘やかしてると思われるでしょう。

でも、
あのまま息子が憤怒し続け、親も息子に憤怒し続け、終わらない罵倒を続けていたらどうなっていたのでしょう?
・・・たぶん、家族全員メンタル崩壊していたと思います。

正解なんてわかりませんけど、
キミ(私の息子)に関しては、これが正解だったと思います。

もちろん、帰宅後、キミにはちゃんと伝えました。
風邪をひいたら外出しない、わかったね?

風邪をひいているのに、人が多く集まる場所に行ってしまったことは、罪悪感です。ごめんなさい・・。

今回の行動は賛否両論あるかとは思いますが、私が【育てにくいわが子】にどのように対応して過ごしているのか記録に残したいのでnoteに書きました。


母がキミにどんな気持ちで向き合い、どれだけの人と話し合ってキミの将来をサポートしていくのか、ここに記録を残すね。
「いろいろあったけど、これで良かった」
って後悔ないように、やっていこう。
そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。

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