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「うちの子ギフテッドかも」なんて他人に言ったことない

夏休み7日目。
今日もキミ(息子・小3)は動画とゲーム三昧。

「久しぶりにラキュー(LaQ)でもしようかな」

とキミはラキューをつなげて、何かを作り始めた。

ラキューで作ったオリジナルおみくじ

5歳の時からラキューが好きで、一人で説明書を読んで、さっさと組み立てるので保育園の先生が「すごい、すごい」と褒めてくれてたね。

ラキューをしてる間、キミはこんな話をした。

「こんな癖のあるYoutuberがいる。『今回は(えっ)、こういった実験を(えっ)していこうと思います。(えっ)最後まで(えっ)見ていってください。』、みたいに、言葉の間に(えっ)って入れる人。」

「今回は(えっ)、こういった実験を(えっ)・・」

誰のことかわからないけど、そのモノマネが絶妙に上手くて笑ってしまった。

母も
「こういう口癖の人もいるよね。『(あのー)、次にやりたいのは、(あのー)、グミを温めて、(あのー)、食感を試してみようと思います。』、みたいな。」
と言うと

「(あのー)次にやりたいのは(あのー)・・」

キミは
「それは、(あのー)って言いながら、次にナニを言うか考えてるねんで。」
と教えてくれた。

母「じゃあ、『(えっと)、話をしたいけど、(えっと)、ナニから話そうかな、(えっと)』ってのは?」
と聞くと

キミは「それはただ単に癖やな。」


こういった会話を、キミはラキューを作りながら話していた。

キミは好きな作業を始めると、それを途中でやめることを嫌がる

こういった行動で「ASD(自閉症スペクトラム)傾向あり」と医師に言われているけど、キミは、複数のことが同時にできる
作業をしながら、作業とは関係ない話ができる

ASDの特徴はマルチタスクが苦手だと聞くのだが、
キミはマルチタスクが得意。
逆に、一つのことだけに集中するほうが苦手なタイプ。
だからASDの特徴もあるけど、ASDの特徴にあてはまらないことも多々ある。
過集中だがマルチタスクが得意な特徴を調べていると出てきたのが「ギフテッド」だった。


ギフテッドなんて「診断名」はつけられてないし、
日本には「こうであればギフテッド」という定義がないから、
キミが絶対ギフテッドなんだとは言えないけど、
キミの不可解な部分はギフテッドの特徴にしっくり当てはまるんだよね。


世の中で優秀なのは、何かが飛び抜けてできる子じゃない

「大人を不快にさせない良い子」が優秀。
キミは大人に『理屈で言い返す』し、『言うことを聞かない』から
良い子認定はされてない。
「変わってる子、扱いにくい子」

そんな子を「この子はギフテッドです」なんて言ったら、
「馬鹿じゃないの」と周りに言われるが怖くて、
・・・、
そう、否定されるのが怖くて、

言えないんだよね。
母が勝手に思ってるだけ・・。
(ウィスク検査では、数値でギフテッド傾向だったけれども)


先生は2つのタイプに分かれる。
キミを「おもしろい」と言う人
キミを「理解力がない」と言う人。

キミはキミのことを「おもしろい」と言う先生を好むし、その先生からの注意はしっかりと聞く
逆に「理解力がない」と言う先生とはキミは絶対に仲良くなれないし、先生から離れたくて、教室に入れなくなるし、余計に言うことを効かなくなる

そんなのキミに限ったことではなくて、
みんなそうなのかもしれないけど。

先生は「親が、親が」とか言うけど、こどもにとって、どんどん家庭より学校が大きな『居場所』になっているのを、先生は理解してるかな。
もちろん、子どもを育てるのは親だけど、
こどもは学校からたくさんを学んでる。それが人格にも人生にも影響を及ぼしている。

だから、先生にはこどもの「苦手」ばかり着眼せずに、「得意」なことも、もっと気づいて、声をかけてあげてほしいなぁ・・。

ありゃ、ラキューの話から、先生へのボヤキになっちゃった(;´∀`)


母がキミにどんな気持ちで向き合い、どれだけの人と話し合ってキミの将来をサポートしていくのか、ここに記録を残すね。

そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。

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