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comakotoe
抱きしめたいもの
今日はとても風が冷たかった。
「寒いよー」「風が冷たいよー」と歩きながら
子どものように言うので、
夫が歩きながら
かじかんだ指を温めてくれました。
よくおしどり夫婦と言われるおしどりは
実際は、次のシーズンにはパートナーが変わっていることが多いとか。
一生一緒というわけではないんですね。
私たち夫婦は、昨年の2月に結婚したので、
まもなく一年になる夫婦ホヤホヤ。
(新婚ホヤホヤというほどの年齢でもないので
夫婦ホヤホヤにしておきます。)
なるべく多くの年月を一緒に過ごしたい、そう願っています。
前回、「今」はずっとは続かないと書きましたが、
「今」という状況がどう変わろうとも一緒にいるという形は
続けたい。
その形を続けるためには、
何が必要なんでしょう?
お互いが同じ人間ではないことを
認め、受け入れること、尊重することだと私は思っています。
自分の意見も大事。希望も大事。
ダメなものはダメだし、無理なものもある。
でもお互いが自分を主張するだけでは、
平行線のまま。
私の人生の道と彼の人生の道を交わらせたいと思うなら、
接点を模索し合う努力を諦めない、と腹をくくること。
その模索しあうことが億劫で
想いを伝えなかったり、我慢したりということが起きて、
相手がどうせ分かってくれないと諦める。
昔の私は、一人で生きると思っていたし、
誰かと一緒にいること、意思の疎通が面倒で、
表面的な付き合いばかりをしていました。
そして自分がそんな付き合い方をしているくせに
相手にも同じ態度をされて傷ついて、
孤独感を深めてた。
ずっとそばにいたいから
一緒にいて
抱きしめたい時に抱きしめたいから
億劫さを選ぶ、そう決めています。