生き様(37日目)

こんばんは!

■最近、善行を習慣にしようとしながら生きている。
地下鉄で年配女性のキャリーケースを運んだ。
券売機で切符を買っていて、一駅と知っていたのに320円の切符を買う女性を見過ごしていた。
一駅で320円はやっぱり高すぎるって少し考えたらわかったなぁ、窓口に行っていくらですかって聞くとかやり方はいくらでもあったのになぁと思う。次からは損させないぞ!今日の通勤は道端にやけにゴミが多かった。試されているみたいだった。全部拾わずに通り過ぎた。明日は言い訳できないようにビニール袋を鞄に入れた。「わたしにできること」というのを探している。いや、「わたしにしかできないこと」を探しているのかも。アラサーだけどやっぱり何者かになりたくて、それは地位かな名声かなと思ったけどきっと私にとってはそうじゃない。自信が欲しいのだ。胸張ってこれ!って言える何か、柱になるようなものを欲している。

■中学の同級生が忘年会を企画してくれた。参加の返答をした人たちで作られたLINEグループで、グループ通話というのを初めてした。当時そんなに仲良くなかった人たちとも軽く話せる自分がなんだか面白くて笑った。話をしてみたら案外みんなワイワイできるのだ。学生時代は狭く深くの人付き合いをしてきたけど案外広く浅くの人間関係の方が楽しいのかもしれないと大人になった今思う。そんなことを思うようになる日が来るなんて思わなかったな。変わってくんだ。成長してんだ。

■そういえば、昨日読んだ「拝啓、諭吉様」って本がすごくよかった。独立自尊。自主自由。私の人生のテーマ。どうせやるならその道で一番になれだとか、憧れられる人になれだとか。どうしたってそんな言葉に惹かれる自分がいる。綺麗事かもしれない、それをわかっていても惹かれるんだ。どうしてもそうなんだ。自分の中にあるどうしようもない弱さ汚さに無自覚なわけじゃない。何も考えない人よりよっぽど自覚している。そこへの嫌悪が酷かった時期もあったけど、最近は人間である上で仕方ない、一人残らず全員同じだと楽に考えられるようになった自分がいる。

■徳太樓のきんつばが食べたい。あんこが好き。その中でも粒あんが好き。あんこを特集してる本に載ってたんだよね。東京で一番美味しそうなあんこだった。東京の和菓子屋さんのあんこ食べ比べとかしたい。きっと楽しい。

■朝、聴きながら泣きそうになった音楽を共有したい。私は物事を客観的に見る癖があって。一歩引いて見てしまうと冷静になりすぎて見下ろすみたいになっていることがある。でも、どうしようもなく心が振れる時もあって。それはいろんなきっかけとか複合的な理由でそうなるんだろうけど今日一番私をそうさせたのがこの楽曲だった。

なんて美しいのだろうか。
halyosyさんの楽曲の言葉は本当にあたたかくて柔らかくて希望に満ちている。何も信じられなくても何もかも信じられるような気持ちにさせられる。

■生きるって苦しみだって、苦しいのが生きるってことでそれが当たり前だからこそ幸せを感じられるんだよって、言葉にすると当たり前だけど。もしかすると誰かが私を見たら、「自分で苦しむことを選んで浸ってるんだよ、酔ってるんだよ」って言うのかな?
最近ね、人がなんて言うかとか結構どうでもいいんだ。好きに言ってよ。私は私だって思えるようになったんだよねえ。

■自分がどんな人間かなんて一生わからないんだろうな。自分を知ろうとするほど、何かに当てはめようとするほど、何にも当てはまらないことを知る。でもきっとそれ、この世界で生きる全員がそうなんだ。それぞれの背景と経験と捉え方があって選択が形づくられる。ただそれだけ。その意味でみんなが同一だ。誰ひとり何かに当てはめられたりなんかしないんだ。うまく説明できないけど最近はそんなふうに捉えるようになった。

■生きていこうね

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