【評定3点台から総合型選抜で同志社大学逆転合格】
〜同志社大学社会学部/高齢化社会における情緒的な介護の在り方について探求したい〜
同志社大学社会学部
Y.Iさん
出身高校: さいたま市立大宮国際中等教育学校
合格大学: 同志社大学 獨協大学
・高校生活について
埼玉県の中高一貫校に通っていました。高校受験の心配がない環境だったため、中だるみしてしまい、模試では校内最下位となり偏差値19.2を記録したこともありました。毎年進級がギリギリの状態で、評定平均も低かったため、「1年のうちに少しでも勉強に力を入れて評定を上げていれば、総合型選抜で有利だったのでは」と後悔することもあります。それでも、高校生活は非常に充実していたと感じています。例えば、部活動を一から立ち上げて部長として活動し、県大会でベスト8という成績を収めました。また、興味のあった介護施設で長期ボランティアを行い、さらに福祉関係のボランティア団体を立ち上げるなど、さまざまな活動に取り組みました。これらの経験は総合型選抜の準備にも役立ちましたし、何よりも貴重で楽しい高校生活を送ることができたと思います。
・総合型選抜を受けようと思った理由
当初は一般受験から逃げるような形で総合型選抜を選びました。前述の通り、机上の勉強が苦手だったため、学校で取り組んでいた部活動や探究活動の経験を活かせる総合型選抜に魅力を感じました。「自分が戦える場所はここしかない」と考え、受験を決めました。
・進学先を決めた理由
評定平均3.4、英検無しという厳しい条件の中で、福祉政策を学べる大学を調べながら志望校を決めていきました。特に、同志社大学社会学部社会福祉学科の推薦選抜入試は、継続的なボランティア活動が出願条件に含まれており、倍率も比較的低かったため、これまでの自分の経験と合致すると感じました。受験方式と自分との相性を考慮しながら、志望校を選んでいきました。
・ユアラボを選んだ理由
質の高さと価格の安さが決め手でした。Twitterで志望校に合格した人を探し、アドバイスをもらおうとしていた際に、ユアラボが志望理由書を無料で添削してくれるという記事を見つけ、すぐに面談を申し込みました。実際に志望校に合格した先生の指導は論理的で説得力があり、「ここで指導を受けたい」と考えて入塾を決意しました。また、ユアラボは他の塾に比べて先生と生徒の距離が近く、第一志望の大学に落ちて落ち込んでいたときも真摯に向き合ってくれました。ユアラボを選んで本当に正解だったと感じています。
・ユアラボで対策をして成長したと思うことはありますか?
やはり文章力の向上です。これまで読んだことのないほど多くの論文や文献に触れたことで、関係する分野の知識を深めるだけでなく、文章を書く上で必要な語彙や表現力も身につけることができました。また、小論文対策では、実際に優れた文章を模写することで、文章のテクニックをインプットし、正しい文章構造を体得することができました。これは、ユアラボに入っていなければ経験しなかったことであり、入塾して良かったと強く感じています。
・志望理由所のテーマはどのようなものでしたか?
私の志望理由のテーマは、「高齢化社会における情緒的な介護の在り方について探求したい」です。特別養護老人ホームでのボランティア活動を通じ、現状の身体介護中心の支援に課題意識を持ちました。実際に取り組んでいた情緒的な介護が利用者の心のケアにつながり、尊厳を守るために必要であると考えたことが、このテーマを設定した理由です。
・これからの目標
志を実現するために、体系的に福祉を学ぶだけでなく、高校時代に避けてきた英語の習得にも力を入れたいと考えています。さらに、過去の自分と同じように総合型選抜について知らない高校生のために、総合型専門塾でのアルバイトにも挑戦したいと考えています。