アイヌ新法について賛同しかねる理由
先日、アイヌ新法(※アイヌ民族を先住民族と認める法案)が賛成多数で可決されました。
一部ではこの法案に対して、DNAから考えたらアイヌ民族も日本人も同じ祖先を持つんだから、不要だという意見もあります。
その一方、日本人が過去に行ったアイヌ民族への侵略行為について、きちんと罪を償うべきだという声もあります。
事の真意は私にはわかりません。しかし国防の観点から、この法案には賛同しかねます。
なぜなら日本は中国、ロシアという大国に囲まれているからです。
日本は日本海という他国との隔たりがあるおかげで、これらの大国の干渉から守られて来ましたが、アイヌ新法はロシアや中国に干渉させる隙を与えかねません。
現に中国は、沖縄の独立を促しており、北海道を始め日本国内の土地(主に水源地、自衛隊・米軍基地の周囲の土地を買っていると言われている)を大量に購入しているそうです。
またプーチン大統領は、先日、アイヌ民族をロシアの先住民族であることに賛成しております。
これはロシアの国益を考えたら正しい発言だと思います。
他国や他民族の考えや利益を尊重することは素晴らしいことですが、国家という単位で考えれば、まずは自国の利益、自国民の安全を優先すべきだからです。
にも関わらず、先日施行された改正入管法の時と同様、国民の生活に大きな影響を与えかねないことが、なし崩し的に物事が決められている印象を受けます。
これは私たち日本人が、『極力、面倒なことは考えず、臭いものには蓋をし、無難にやりたい』という精神を持っているからなのかもしれません。
しかし、これは長い目で危険なことであり、この先、僕たちの子供世代が安心して暮らすためには、私たち一人一人が面倒くさくても、ちゃんと意識すべき問題だと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?