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昨日、カミキリムシの交尾を初めて見た。

目に焼きついて離れない。
とにかく迫力がすごかった。
マダラ模様のカミキリムシ2体が重なっている姿。全部が硬そうな変な柄の生き物を見ることに慣れるだけで時間がかかるのに、2体が重なっているその映像は圧巻だった。

虫、観察するの好きだし最初は少し得した気分になったけど、
あの、外来種然とした恐ろしい顔付きと模様には寒気がした。

こうして、彼らは自身よりも何万倍も大きい畑を集団で食い尽くすのか。
大は小を兼ねないのだ。
こつこつと小が大になってゆき、そののち、怪物となる。
そのシーンを、わたしはただ眺めていることしかできなかった。

本当に怖かった。

見つけるたびに、捕獲して焼却炉に入れたりする。
しかし、きっと終わらない戦いがここにある。

ひょっとすると「害虫」と呼ばれていることに、
彼らも気付いているのかもしれない。

仲良くするにはどうしたらいいものか。
悩みは尽きない。


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