【鼻整形18日後】内側抜糸も完了!ダウンタイム終了して思うこと。
私は耳介軟骨移植と鼻翼縮小をやり、最後の抜糸をダウンタイム完了とすると、ダウンタイムは2週間。その2週間が明けました!
おめでとう、私。
抜糸完了して今思うことを、箇条書きでメモっておくことにする。
1)2週間目の鼻の中の抜糸が大変だった件。
鼻の外側は黒い溶けない糸で縫われていて、鼻毛みたいで目立って嫌だったんだが、鼻の内側は溶ける透明の糸で縫われていて、抜糸する時に糸が見つけずらいという不思議。聞いてみると、鼻の外側は絶対に抜糸するけど、鼻の内側は、よく見えないし抜糸し忘れても大丈夫なように、溶ける糸を使っているとのこと。溶ける糸は透明だから、余計に見つけづらいという。。
さて、私自身、鼻が縮んでいうにつれ、塗った糸は食い込んでいくし、鼻の中で透明な糸なのに、よく2週間後なんかに抜糸できるなー、さすがプロだな~と思って信頼しきっていたんだが、案の定というか、マジか、な「見えないので、自分で綿棒で鼻の穴をぐりぐりして、硬いところ、糸が残ってそうなところをチェックしてください」とのこと。
がっかりだよ、プロ!!
というわけで、まさかの自分で必死になって、取り忘れの糸を発見しないといけないという作業が待ち受けてたわけ。
普段はそうっと扱っていた傷だけど、なるべく糸は取ってほしいから、ぐりぐり必死で探りまわる。完全に看護師さんと私の二人三脚。
で、結局のところ、私の指摘によりとってもらった個所は、4か所も!!
こりゃあ信用できん、というか、抜糸ってそんなに残りまくるもんなのか・・・でも、糸を取ったところは素晴らしくスッキリ爽快になったので、本当に一つでも多く取ってほしいところ。
帰宅してからも、懐中電灯で鼻の穴を下から照らして、観察しまくったところ、どうやら左の鼻の穴の上部と下部に1か所ずつ、鼻毛とは違う透明にキラリと光る縫い目らしきものがあった。が、まあ鼻の奥だし、まあいいのかなあ、つけておいても。
2)鼻の中の抜糸したらすごくスッキリした!
1週間前、鼻の外側の抜糸をした日は、ギプスを初めて外して、新しい鼻と対面した日でもあるし、初めて傷跡と向き合った日でもあるので、もっともっと劇的な日だった。今までの自分の顔の葬式をして、新しい顔の自分を受け入れる第二の誕生日みたいな日だった。
ただ今日も重要なのは、一応けじめの日、ダウンタイム終了の日であり、すべての抜糸を終えればもう、ある程度生活上の不自由がなくなる日であり、生活上での鼻のプライオリティが下げられる日である。
逆にいえば、抜糸が終わる前にコロナにでもかかった日には地獄だなと思ってたんだよね。まだ痛い鼻に、PCR検査の棒を突っ込まれるのも難儀だし、抜糸のタイミングも数週間延期とか、その間に糸の後が皮膚にがっつりついてしまい傷跡がより汚くなりそうで、だいぶ嫌。
で、最後の抜糸の日=緊張感を緩められる日、という捉え方してたんだけど、それ以上に鼻の快適度が格段にアップして嬉しい。鼻の穴をふくまらせることができるのが、とてもうれしい。
といっても、以前とは違う。
以前は大きな鼻の穴を持ち、すぼめたり、ふくまらせたりが自由自在、というか、意図せずにもかなりぴくぴく動いてしまうタイプだった私。通常の2倍くらいまで膨らませることができたが、今は頑張って力んでも1.1倍くらいになる程度で大きさはほとんど変えられない。だがそれでも、鼻の穴周囲の開放感が全然違う。
小鼻縮小の戻りを防ぐために、鼻の底は溶ける糸で左右に縫われており、糸が溶けてくるまでの三カ月程度は笑いにくさが残るというし、術後の何かの影響でしばらくは上唇が上がらない状態から徐々に回復をしていき、今はやっと上の歯も見せて笑えるようになってきたが、まだまだ笑顔MAXの70%程度までしか口角を上げられない。
鼻先だって、まだやっとさわさわなら触れるという感じで、痛みは残っているので、雑になんか触れない。
そういう意味ではまだまだ開放感MAXではないのだが、だいぶいい。
3)笑った時の小鼻の左右差が激しい問題
上記問題が発生中で、先生にも述べたところ、うーん、いかんともしがたいけど、3か月経ってみて鼻の底の糸の影響が薄れたところで考えましょう、どうしても気になるなら、片方を下げることはできないが、上げることならできるとのこと。
だがまあ、私も左右差が気になり始めてから、テレビなどで色んな人の鼻をチェックしてるのだが、笑った時に左右差が激しい人というは意外といる。だからまあいいかなと思うと同時に、帰宅後、鏡の前で笑ってみて改めて気づいたことがある。
それは、右側が上がらないのは小鼻だけでなく、頬も口角も上げられてないこと。ようは頬が上がらないから、セットで鼻も上がらないのである。
そしてこれは笑顔50%までなら左右均等に上がるので、最初気づかず、最近頑張って笑顔70%くらいまで口を開けられるようになってきて、右側が左側ほど上げられない、という問題なのである。
これがどうしてなのかはわからない。術後の上唇全くあげられない問題から回復してきた、その回復に左右差があるということなのか。
それとも鼻の底の縫い糸の縫い方や縫い合わせた位置など、とにかく糸の問題なのか。
だが、まあどちらかの可能性が高い。
とすると3か月後にはマシになっているのではないかと思う。
4)つけっぱな感、アップノーズ感がマシになってきた件
1週間前、術後初めてギプスを外して、まじまじと鼻を観察した時のこと。
どことなく韓国っぽい鼻になってしまったな、、という感じで、わざとらしくて残念なような、思ったより可愛らしくて嬉しいような、、短い鼻で上向きはヤバいだろ、と焦るような、複雑な思いだったのだが、今回じっくり写真にとって比較した結果、気のせいではなく、上向き感が改善されていた。
同時につけっぱな感も減じてきてる。
それもこれも、鼻の浮腫みや腫れによって全体的に底からモコッと高くなっていた感じが引いたからではないかと思う。
ただそれによって、低くなって元に戻ってしまったような、物足りなくなったような気持ちにもなる。だから慌てて術前の写真と比較して、大丈夫、変わってるって、と安心する必要があった。
まあ人様から見たら、微々たる変化よ、たぶん。
でもそれくらいのほうがいいんだろうなと思う。ZOCのかてぃ並に、急に立派な鼻が生えてきたってレベルの変化だと、どうしても目を引いてしまい、気になってしまう私のような人間もいることだし。
人間は慣れる生き物。よくも悪くも。
毎日見ているうちに、変な顔も変じゃないと感じるようになる可能性もあるし、以前に比べたらよほどマシになったはずの顔も、そうは感じなくなる可能性もある。よって、客観的に、自分の整形顔が、ありかなしかの判断をするのは、日を追うにつれて、どんどん難しくなっていく気がする。
もはや私も新しい顔に慣れてきて、どう捉えるべきかわからなくなっている部分もある。1週間前、ギプスをとった直後、新しい顔と対面してから免疫ができるまでの数日間の感想を信じるのが一番よい、それっきり勝負な気がする。
5)傷跡を綺麗にするプロジェクトはこれからが勝負!
傷跡はがっつり残っているともいえるし、思ったよりきれいに治りそうでよかったとも言える。その間を揺れ動いている。でもそれもこれも、まだまだこれから傷がきれいになっていくという希望的観測を含めてのことである。
10代の子どもが、まだこれから何にだって化けるチャンスがある、と思えるのに似ている。
ギプスを取って新しい顔と対面した日は誕生日みたいなもの。とりあえずは大きな疾患がないか、大きな造形的問題がないか、というところ。
だがそこから、すくすくとちゃんと育って立派な大人になるかは別問題。
今はまだ私の傷跡は若くて10代みたいなもんだから、注意深く育てればキレイに傷が治る可能性はあると思う。だが、それなりに汚い今のこの状態で何か月も何年も変わらない可能性だってあり、半年後もこの状態だったら、伸びしろが少なくて、本当に今後これ以上綺麗になるのか、とやきもきするだろうと思う。
それから鼻の穴の中、下側の傷、内側切開のラインが食い込んで線になっている部分について、特に右の鼻の穴の中がやばいのだが、それもラインがフラットになってくれるかは、内側の抜糸をしたこれからが勝負!
6)まとめ
100万円かけた整形も、10キロ太ったら台無しだろうと思う。
鼻が少々小さくなって、高くなったって、肉に埋もれて効果なしかも。
コロナ禍の今結構太ってしまっていて、昨年の今頃より5キロくらい重い。今とは別人になるくらい痩せるべきということではないけど、100万円払ってまで見てくれをよくしようと試みている人間としては、他の見てくれ要素、自己イメージアップ要素に気合を入れないのは自己矛盾、本末転倒。
よって私、髪型と化粧とファッションも一層気合を入れてこうと思ってる。
さらにそもそも外見なんか一要素なんで、中身が疎かになったら最悪っていうことで、中身の強化にも力入れんとね!
100万円の自己投資によって、自分にちゃんと向き合ってテコ入れするような、自分を大切にする自己愛のいい循環になっていくと、今年はいい感じの年になるかも。
自分に対してと、自分の明日や未来に対して、どうせ・・と匙を投げないこと、未来の自分の可能性を、私自身が信じてやること。
それが今の私にとっては、大切な、自分を愛するステップな気がする。
そしてそれは、コツコツと明日のために種をまいたり、手をかけて積み上げていく謙虚さにつながり、それで成果が出れば、自信にもつながるはず。
そういう年にしたいな。