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倒産の3か月前に考えていたこと
2023年の2月末で社長を務めていた
会社の倒産させた。
今回はそこに至る要因
もうバンザイ(倒産)するしかないな
と思うまでの流れを書きます。
1月上旬に依頼する弁護士さんを決めて
(弁護士さんもこの案件を受けてくださり)
2か月間、近親者以外誰にも言わず準備を進めて
破産申し立て書を弁護士さんを通じて裁判所に提出しました。
15年前入社時は年商約1億2千万円、
経常損失1千万円、社員数13名だったが
損失の大きい事業から撤退し、社員のリストラし
(リストラ後はなんとか黒字化するも、根本的立て直しには至らず)
銀行から運転資金を返して借りるを繰り返し
2022年9月末決算では年商約3700万円しかなく
経常損失640万、社員数5名になっていました。
(2020年9月末、年商6300万円、経常黒字590万円)
(コロナで事業の伸びしろを失ったのも売上、利益減少の一因)
9月末決算で、税理士さんに資料を渡して
決算が確定したのが11月末。
《事業を継続するのはもう無理だな~。ギブアップだなー。》⇐心の声
《この決算書と今期の事業計画を銀行に提出しなければいけない。》
《到底、バラ色(はったり)の計画書なんて出せないし、なんて言おう》
決算終えて10月から新しい期が始まっていましたが
(売上的に)スタートダッシュしなければいけない時期なのに
期待したほどはなく。見通しも厳しい。
《現時点でこんなちょびっとの利益じゃあ、
今期も絶対に赤字じゃん》⇐心の声
自分なりに予測すると約1000万円の赤字になる。
売上約3500万円に対し、経常損益約1000万円
経常利益率ー28.6%ってビジネスモデル崩壊してるし
やればやるほど赤字になる可能性が高い。
コロナも時代の流れも逆風だし
そもそも20年前(自分が入社する前)から
債務超過しいていて
銀行からの借入約1億円あって
毎月100万円ずつ返済資金が必要で
(当然金利も高いです)
本当に経営はきびしかったです。
僕は途方に暮れていました
誰にも会いたくなかったです。
今回はここまでです。
次回に続きを書きます。
【倒産するときは経営者が○○した時】
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。