
2025年1月17日(金)
こんばんは。
私の「華金」の記録です。
LIFIX FOOTBALL ACADEMY では、トレーニング後に必ず我々コーチ達から選手・保護者に向けてフィードバックを送るようにしています。
フィードバックを送る理由
1.選手が振り返る時間を作る為
2.トレーニングを見れなかった保護者への共有
3.我々の考え方・伝えたいことの共有
大きく分けてこの3つになります。
今月のテーマは、「ボールコントロール(ドリブル)」
ボールを自由に扱えるように、必ず7種のボールタッチを行う約束をしました。
ただ、今までもやったことのないタッチに苦戦している選手が多かったので、前回のフィードバックには、不慣れではありますが、動画を撮影・編集して、選手たちに送ってみました。
僕の経験上、動画を送っても見るのは保護者の方。
選手はあまりしっかりとはみていない。笑
“見たは見たけど、ちゃんと内容は把握していない“
これが大多数。
これはなかなかガッカリすることが多いので、あまり期待しないようにしていました。
ところが、いざ練習を始めてみると、先週はほとんどできていなかった種目がしっかりと形になっていました!!
上手くいかないと悔しそうにする選手もいました。悔しいということは、自分のミスに気づいている証拠。試行錯誤して、またトライする。
その姿を見た我々スタッフは嬉しかった。
この2回を通じて思ったことは、彼らはサッカーが好きだ。
グランドに来て、自らボールを蹴っている。
当たり前だよって思うかもしれないが、当たり前ではない。
グランドに来ても集合の声がかかるまでボールを蹴らずに喋べり続けている選手を何人も見てきた。
楽しさが
サッカー<喋る
それが良いか悪いかを言いたいわけでは決してない。
サッカーがしたくて、上手くなりたくてグラウンドにきている。上手くなることに興味がある。
だから、動画もしっかり見てくれただろうし、練習後のグラウンド解放も誰一人帰らず、ボールを蹴っている。
ボールを触る時間は、全てが真面目な練習じゃなくてもいい。
遊び(楽しい)から吸収する技術や興味がたくさんある。
練習後、みんなでサッカーテニスをやった。
以前もノートに書いたが、私は小学生の頃チームを移籍した際にリフティングが出来なくて、チームメイトとのサッカーテニス(遊び)についていけなかった。
だけど、みんなとのその時間が楽しくて、もっと楽しむためにリフティングを練習したいと自然に思った。暇さえあれば、全然好きじゃなかったリフティングを練習するようになった。
あのきっかけがなかったら僕はきっと中学生になってもまともにリフティングが出来なかったと思う。
だから、「楽しい」が成長する一番の近道だったんだなと。
上手くいけば、楽しいことがわかってるから悔しくて、悔しいからもっと練習しようと思えて、それで上手くなったらやっぱり楽しくて。
こんな好循環を作っていきたいなと。また子供達から学ばせてもらいました。
ありがとう。
保護者の皆様、寒い中、僕らの遊びを見守っていただきありがとうございました。また遊びます。笑
P.S
サッカーテニスで、子供達、興奮しがち。落ち着き大事。