2024 夏 補強候補 その1
今回は夏の移籍市場で獲得の可能性がある選手をポジション事にまとめてまいりました。
対象ポジションはFW(CF)、DF(CB、SB)となります。
7月5日追記
FW
・ジョップ・セリンサリウ(松本山雅)
J2長崎からJ3松本へ育成型期限付き移籍中の選手。
195cmと長身を生かした競り合いの強さもありながら、足元のテクニックがあり、裏抜けを得意とする。昨年はJ2で13試合出場(出場時間215分)で3ゴールをマークする等決定力もある。
今季ここまでリーグ戦10試合、ルヴァンカップ1試合に出場。
⬇️7:08〜 オーバーヘッド
・村上悠緋(横浜F・マリノス)
大卒2年目の選手。
様々な得点パターンを持ち、ゴール前で泥臭くプレーすることが出来る。また、プロ加入後マリノスでSBとしても出場しており、ユーティリティ性も兼ね備えている。
23-24ACLでは5試合、リーグ戦3試合、天皇杯1試合に出場。
⬇️2:15〜 ACL初ゴール
・大森真吾(コンサドーレ札幌)
大卒2年目の選手。
エリア内でのゴールへの嗅覚の鋭さを持つ。ポストプレーも得意としており、ボールを収めることも出来る。
昨季はシーズン前半は怪我離脱があったものの、後半から出場機会を得てリーグ戦に4試合出場し1得点。
今季はここまでリーグ戦4試合、ルヴァンカップ2試合に出場。
一部では怪我で離脱との情報も出ているが、現在のところ公式リリースは無し。
⬇️ 初ゴールとなったスーパーゴール
・吉田伊吹(ブラウブリッツ秋田)
持ち前のフィジカルを生かしたポストプレーを得意とし、前線から積極的に守備をおこなえる献身性の高い選手。
2021年、長野からJ2昇格した秋田へ完全移籍加入。リーグ戦24試合に出場し3得点。翌22年は38試合で5得点。23年は怪我がありながらも14試合で2得点。
今期はここまでリーグ戦6試合・ルヴァンカップ1試合に出場。
⬇️2022年得点集
・オウイエ・ウイリアム(柏レイソル)
190cmのサイズがありながら、大型FWとしては珍しい動きの柔らかさがある選手。
高校の途中までSBやCBをこなすなど、ユーティリティ性も持ち合わせている。
今季はルヴァンカップ1試合に出場。
⬇️ 高校時代のプレー集
・坂元一渚璃(いわき)
184cmの長身と50m6秒1のスピードを兼ね備えた選手。サイズを生かしたポストプレーだけでなく、ワンタッチで合わせる技術も持つ。
昨季J2ではリーグ戦5試合、天皇杯1試合に出場したものの、今季はここまでルヴァンカップvs新潟戦でのベンチ入りのみとなっている。
・有田稜(モンテディオ山形)
得点感覚に優れ、185cmの長身といわきFCで鍛え上げたフィジカルの強さを生かしたプレーだけではなく、守備面での貢献度もある選手。
大卒1年目だった2022年、得点王・MVP・ベストイレブンを獲得しいわきFCのJ3優勝に貢献。
今季より山形へ移籍し、背番号9を背負い10試合に出場しているが、スタメンには高橋が定着しており、途中出場が主となっている。
⬇️2022年 得点集
・千葉寛太(清水エスパルス)
様々な得点パターン、動き出しの良さや周りを生かす上手さだけでなく、守備意識の高さも併せ持つ。
プロ1年目だった2022年5月にJ3今治へ育成型期限付き移籍。代表活動もありながら22試合で12得点(得点ランキング7位)と結果を残し、翌年は徳島へ期限付き移籍。しかし8試合の出場に終わり、夏に今治へ移籍先変更。半年で16試合7得点を挙げ、今季より清水へ復帰。
ここまでリーグ戦5試合、ルヴァンカップ1試合に出場している。
追記 7月3日、J2藤枝への育成型期限付き移籍が発表されました。
⬇️2022年 得点集
・河田篤秀(サガン鳥栖)
力強いドリブルと高い決定力が武器のストライカー。豊富な運動量を生かした攻守への貢献度の高さも光る。
徳島時代の2019年にJ2で30試合13得点、翌20年は37試合で9ゴールを挙げチームのJ1昇格に貢献。2022年夏に大宮へ移籍すると得点を重ねチームのJ2残留に大きく貢献。2023年3月に鳥栖へ完全移籍しリーグ戦18試合で2得点。今季はここまでリーグ戦4試合、ルヴァンカップ2試合、天皇杯1試合。
追記 7月1日、J2群馬へ完全移籍が発表されました。
⬇️2020年 得点集
DF
・坂本稀吏也(モンテディオ山形)
体格を生かした対人守備の強さ、足元の技術、CBだけでなくSBとしてもプレー可能なユーティリティ性を持つ選手。
セレッソU-15からセレッソU-18へと進み、FWとしてプレーしていたが、高校3年春に興国高校へ"移籍"。夏からCBとしてプレーし始め、その年にJ2山形へ加入が内定。
プロ1年目の22年はリーグ戦1試合、天皇杯1試合の出場だったが、翌23年にJ1鳥栖へ期限付き移籍。リーグ戦2試合、ルヴァンカップ5試合、天皇杯2試合に出場し、今季より山形へ復帰。ここまでルヴァンカップ1試合、天皇杯1試合に出場。
・伊藤槙人(ジュビロ磐田)
空中戦・対人守備・球際の面で強さを発揮する選手。経験豊富でリーダーシップの高さもあり、DFラインをまとめあげる事も出来る。
2021年途中に、横浜FMから磐田へ期限付き移籍加入。18試合に出場し、J2優勝J1復帰に貢献。完全移籍に移行した翌22年は33試合に出場。23年も22試合に出場し、再度J1復帰に貢献。
今季はここまでリーグ戦6試合に出場。
・大谷尚輝(栃木SC)
1vs1や空中戦での強さ、危機察知能力を生かしたカバーリングが武器の選手。CBだけでなく、SBとしてもプレー可能なユーティリティ性も併せ持つ。
2022年、町田から栃木へ加入。18試合に出場し、リーグベスト3の堅守に貢献。昨季も21試合に出場。
今季はここまでリーグ戦9試合に出場。
・三鬼海(町田ゼルビア)
ビルドアップ能力に長け、ゲームを組み立てることが出来、オーバーラップから高精度のクロスを繰り出す右SB。
2021年に山形より期限付き移籍加入。同シーズンはリーグ戦35試合に出場し1得点。完全移籍に移行した翌22年は度重なる負傷により2試合の出場。その年の10月に全治6ヶ月から12ヶ月の大怪我を負い、23年は出場無し。
大怪我より復帰した今季はここまでリーグ・ルヴァン・天皇杯いずれも出場無し。
追記 7月4日、J3相模原への期限付き移籍が発表されました。
・川﨑一輝(ジュビロ磐田)
ドリブルとキック力を生かした強烈なシュート、ロングスローが武器の選手。右のSB、WB、左右のSHでもプレー可能なユーティリティ性も併せ持つ。
大阪経済大学から20年に讃岐へ加入。主力として4年間プレーしリーグ戦115試合8得点。ちなみに、21年の前期ホームで讃岐と戦った試合では得点を決められ引き分けている。
今季より磐田へ加入。ここまでリーグ戦での出場は無く、ルヴァン・天皇杯にそれぞれ1試合ずつ出場している。
・石尾崚雅(徳島ヴォルティス)
対人守備・空中戦の強さがあり、CBと右SBでもプレー出来るユーティリティ性を持つ選手。
セレッソ大阪のアカデミー出身(U-15、U-18)で、2018年は2種登録され当時U-23を率いていた大熊監督の元でプレー。2019年より金沢へ加入。主にCBとして3年間で74試合に出場し1得点。2022年より徳島へ移籍。23年はシーズン途中よりCBの一角に定着し、前述の空中戦の強さを生かし22試合で2得点。
今季はここまでリーグ戦10試合、ルヴァンカップ1試合に出場。
以上15選手をピックアップしました。
かなり願望も入ってはいますが、獲得出来る可能性が高い若手選手も多く入れているので、夏の補強でしっかり動いて、残留への道筋を立てて欲しいと思います。