テゲバジャーロ宮崎 24-25補強ポイント
今回は、補強ポイントの記事となります。
長い記事となりますが、是非最後まで読んで頂けると幸いです。
今年から、いちご株式会社に経営体制が変わり、育成クラブとして再スタートを切ったテゲバ。
シーズンに入ると中々苦しみ、初勝利は4月の第8節・奈良クラブ戦。
その後も中々勝てず、前半戦3勝7分9敗の18位でフィニッシュ。後半戦に入っても苦しい状況は変わらず、第19節から6連敗と一時は自動降格圏の20位と2差の19位と低迷するも、第25節・いわてグルージャ盛岡との直接対決を3-0で制し、そこから勢いに乗り自動降格圏の20位を回避する事に成功しました(10月25日現在)。
そんなテゲバのオフシーズンの補強ポイントについて触れていきます。
まずは、24シーズンチームの編成状況から
スタッフ陣
監督 大熊裕司(1年目)※強化部長兼任
HC 竹花友也(1年目)
コーチ 米田兼一郎(6年目)
GKコーチ 歌門大輔(1年目)
フィジカル 藤野英明(1年目)
チーフトレーナー 榊山伸夫(1年目)
トレーナー 重久颯斗(2年目)
PT 菅原康史(1年目)
選手
期限付き加入中(15人)
CB 江川(→F大) 林(→横縞)
CB/LSB 辻岡(→いわき)
LSB/LSH 五月田(→長崎)
RSB 松本(→今治)
VO 坂井(→鳥栖) 安田(→F東) 遠藤(→甲府)
LSH 藤原(→徳島) 大渕(→長崎) 井上(→水戸)
RSH 楠(→東V) 阿野(→東V) 永長(→川崎)
CF 武(→F大)
期限付き移籍中(7人)
CB 代(←福山) 大森(←A刈)
VO 下澤(←F大) 中別府(←延岡) 金川(←A刈)
CF 新城(←F刈) 上野(←三重)
GK 清水 名良橋 青木 植田
CB 大武 眞鍋 黒木
LSB 吉田 藤本
RSB 青山 吉永 奥田
VO 大熊 力安 田中
LSH 魚里
RSH 高瀬
CF 橋本 北村 吉澤 渡邊
ご覧のように、スタメン陣のほとんどがレンタル加入の選手となっています。
生年表にするとご覧の通り
では、補強ポイントについて
Xでも触れていますが、補強すべきポジションはGK・CB・右SB・VO・CFかなと考えています。
それぞれの補強ポイントについて、理由や候補等を挙げて行きたいと思います。
GK
現状、若き守護神として青木選手が在籍していますが、スタッツではJ3上位の数字を叩き出しており、いつオファーが来てもおかしくない状態となっています。その為、青木選手と同等かそれ以上の数字を残せるかつ、ビルドアップに定評のあるGKを獲得する必要があります。
候補としては、
田中颯(徳島ヴォルティス)
ルカ・ラドティッチ(V・ファーレン長崎)
波多野豪(FC東京)
梅田透吾(清水エスパルス)
高木和徹(ジェフユナイテッド千葉・市原)
櫻庭立樹(ガイナーレ鳥取)
CB
現状、CBは6選手が所属していますが辻岡選手と林選手がレンタルバック想定。眞鍋選手とレンタル中の代選手の去就も不透明、AS刈谷にレンタル中の大森選手は再度JFLや地域リーグへのレンタルが想定されている為、江川選手の残留はマスト。田中(誠)選手が既に内定・特別指定選手として活躍していますが、更に大卒or高卒でもう1人獲得。そして、他クラブから若手〜中堅の獲得が必要ではないかと考えています。
候補としては、
石尾崚雅(徳島ヴォルティス)
東廉太(FC東京)
相馬丞(モンテディオ山形)
大畑隆也(ザスパ群馬)
久保庭良太(ジェフユナイテッド千葉・市原)
右SB
現状4選手が所属していますが、右SBでは最年長の奥田選手の去就が不透明。青山選手も松本選手の加入により、夏以降大幅に出場機会が減少。来季以降については全く読めない状況になっており、仮に移籍となるのであれば補強が必要となります。
後半戦主力となっている松本選手の残留は必須。また、出場機会は限られていますが、ユーティリティプレーヤーの吉永選手も残留がマスト。その上で松本選手と競える選手を獲得していけると上積みが可能になるのではないかと考えています。
候補としては、
片山瑛一(柏レイソル)
川崎一輝(ジュビロ磐田)
小川真輝(FC岐阜)
木出雄斗(FC大阪)
VO
現状6選手が所属していますが、3選手がレンタル移籍加入中の選手で、レンタル加入中の選手全員を完全移籍に移行させるというのは難しいと考えられる。また今期、怪我等により出場機会が大幅に減少した大熊選手や田中(純)選手、レンタル移籍中の下澤選手の去就も不透明、若手の中別府・金川両選手は再度レンタルでの武者修行が現実的である為、確実に補強する必要があります。
候補としては、
吉武莉央(SC相模原)
千布一輝(鹿児島ユナイテッドFC)
土肥航大(FC今治)※広島から期限付
大森博(福島ユナイテッドFC)※徳島から期限付
長谷川雄士(SC相模原)※徳島から期限付
弓削翼(いわてグルージャ盛岡)
CF
現状5選手が所属しており、その中でも後半戦の救世主となった武選手は完全移籍に移行となる可能性は高いと考えられます。ただ、エースの橋本選手は確実にJ2からのオファーはある(J1からもオファー有り?)と思われる為、似たタイプの選手の獲得は急務と考えられます。また、今期は橋本選手・武選手・吉澤選手に次ぐFWの得点者がいなかった為、得点力のあるFWも獲得する必要があります。
候補としては、
吉田伊吹(ブラウブリッツ秋田)
真家英嵩(FC琉球)※柏から期限付
Kim Hae-seung(江原FC)
Breno Herculano(ゴイアスEC)※下にプレー動画有り
Lucas Barcelos※下にプレー動画有り
以上、来期に向けた補強ポイントでした。
今期の成績を踏まえると、コーチ陣も多少の入れ替わりはあるのでは無いかと考えており、その場合は人選によって求められる選手も変わっていきますが、あくまで継続という事を前提に置いた補強ポイントとなっています。
最後までお読み頂きありがとうございました。