音博2024・服装編
音博に着ていった服装の話をします。
「音博2024・持ち物編」でも触れたように2024年の音博は、10月中旬にも関わらず、2日とも最高気温が27、28度にもなる夏日での開催となりました。
また、音博には珍しく晴天に恵まれた2日間でした。
(2024年から遡った5回分の気候について、持ち物編でまとめていますので、ご参考ください。)
つまり、今回お伝えする服装は、
あくまでも「夏日開催、かつ、晴天の場合」の服装ということになります。
服装は当日の天気や気温によって、長袖なのか半袖なのか、日差しの対策が必要か雨対策が必要かなどが変わってきます。
そこで、実際に私が何を着て行ったかについては軽く触れる程度に留めて、私が大事だなと思っている【 足もとの装備 】を中心にお伝えしたいと思います。
今後、音博に行かれる方は当日の気温や天気、ご自身の体調に合わせて、服装を考えてみてくださいね。
1. 当日の服装
では、早速当日の服装を見ていきましょう。
(更衣当日に慌てて写真を撮りました!)
ポーズは当日のウキウキした気持ちを表しています。写真をご覧いただけると分かる通り、欽ちゃん走りしそうな気持ちでした。
服装選びは、一日中屋外にいて、さらにシートエリアでは膝を折り曲げて座っていなければいけないので、体を締めつけず、立ったり座ったりの運動にストレスがないことを意識しました。
具体的に何を着ていくか決める際には、「軽い登山やハイキングに行くレベル」をイメージしていただけたらいいかなと思います。
軽い登山なんて行ったことないって方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでイメージで大丈夫です。そのイメージで合ってると思います。
私だって軽い登山なるものは行ったことがありませんが、ちょっとしたパーティーに何を着ていくか決めるより、全然イメージできます。
音博に参加されている他の方も、このまま一緒にハイキングに行ってもいいよね!!というような服装をされている方が多い印象です。
ただ、中にはお目当ての出演者のステージだけ見たら、最後までは留まらずそのまま京都観光を楽しまれるのかな、と見受けられる方もいらっしゃって、その場合はより普段着に近い服装でした。
都市型の音楽イベントの特徴なのか、音博に参加される方の傾向なのか分かりませんが、あまりはっちゃけた服装をしている方はいません。
「フェス 服装」と検索すると、他の音楽イベントに参加された方のオシャレな服装を見ることができてとても参考になるのですが、非日常を楽しむ派手な服装や肌の露出が激しい服装も見かけます。
音博ではあまりそういった服装をされている方は見かけないので、検索しすぎて逆にどんな服装にしたらいいか迷われる方は、一旦頭を「軽い登山」に引き戻していただけたらと思います。
ただ、ご自身の「これを着たい!」と思う気持ちを否定する訳ではありません。
軽い登山については、あくまでご参考まで。
2. 足もとの装備
これまでライブや音楽イベントに行った経験や普段の生活から、私の場合、疲れは足もとから来ることが多いと分かってきました。
例えば、ライブに履いていった靴が少し大きかった時は、靴の中で足が前後に少し滑ってしまい、踏ん張りがきかないことで足の裏や足首に負担がかかってしまいました。
普段の生活の中でも、長時間のデスクワークで座りっぱなしになると脚が浮腫んで、ふくらはぎがだるく、時は痛さを感じることもありました。
そこで、音博に行く時は、疲れに邪魔されず楽しめるように、足もとの装備に力を入れて臨みました。
靴について
今年は音博のために新しいスニーカーを手に入れました。
初めて音博に行った時はまだ20代で、装備にあまりお金をかけることが出来ませんでしたが、この10年程で私も大人になりました。
まずは、Columbiaのグランドチェア、
次は、これまたColumbiaのレインウェアと徐々に快適に過ごすための装備を揃えて、今回は靴を手に入れ、晴れてパワーアップを果たしました!!
手に入れた靴はこちらです!!
靴は、以下のポイントで選びました。
①靴ひものあるスニーカーであること。
②ゴアテックスであること。
③出来れば、ビブラムソールであること。
〈 ①靴ひものあるスニーカーであること 〉
スニーカーの中には、脱ぎ履きしやすいスリッポンや履き口をマジックテープで止めることができるものなど、様々な種類があります。
スリッポンはVANSのCLASSIC SLIP-ON、
マジックテープタイプはadidasのスタンスミスのものが頭に思い浮かびます。
でも、フィット感を重視するなら、断然、靴ひもで調節できるものがおすすめです。
私は靴にこだわりありそうなことを言っておきながら、ネット通販で購入することが多いのですが、万が一少しサイズが大きかったり、少しの浮きを感じたとしても、靴ひもでフィットさせることができます。
今回購入したMERRELLのスニーカーも縦横のサイズ感は自分の足に合っていたのですが、歩いた時に少しかかとが浮く感じがしました。
そんな時やよりフィット感を出したい時は、1番最後に付いているシューホール(通し穴)を使った靴ひもの結び方があります。
🔽フィット感が出る靴ひもの結び方
めちゃくちゃフィットします。
ただ、簡単には脱げなくなるので、シートエリアで長く過ごす方や靴の脱ぎ履きを良くする方には不向きです。
そんな方は、例えば、トリのくるりをスタンディングエリアで楽しむ場合に、その時だけ気合いを入れてこの靴ひもの結び方にしておくといいかもしれません。
ところで、私の場合、足の長さは実寸で24.5cmですが、横幅がきついのは嫌なので、少し大きめの25cmを購入しました。
靴で25cmは、レディースでは大きすぎてサイズ展開がなく、メンズでは小さすぎてこれまたサイズ展開がない場合が多いのですが、アウトドア商品のメーカーであれば大抵用意されているので助かります。
リーズナブルな価格展開のメーカーだと、レディースは23.5cmの前後1cm、メンズは26.5cmの前後1cmで展開されていることが多い印象ですね。
そして前後に振れるほど数も少ないという状況です。
あまり欲しい靴は手に入りません…。
MERRELLは有名なアウトドアメーカーで、サイズ展開、色展開ともに豊富なので、選べる楽しさがありました。ありがたいです。
気になる方は
【MERRELL MOAB SPEED 2 GORE-TEX®】で検索してみてください。
レディース、メンズでサイズ展開、色展開が異なります。
〈 ②ゴアテックスであること 〉
今年は雨が降りませんでしたが、今後、雨の音博になった場合に備えて、ゴアテックスの靴を選びました。
ゴアテックスは最高水準の防水性、透湿性、防風性を兼ね備えた素材で、多くのアウトドア製品に採用されています。
今年は雨ではなかったので、その防水性を感じることはなかったのですが、今後に備えて防水機能があるスニーカーを選ぶと良いかと思います。
アウトドアメーカーによっては、防水機能を持たせた独自の素材を開発している場合もあり、それぞれで素材の名称が異なります。
ゴアテックスにこだわらなければ、「メーカー名+防水+スニーカー」で検索してみてくださいね。
〈 ③出来れば、ビブラムソールであること。 〉
私の認識では、ビブラムソールは摩耗しにくいソールです。
靴を長く履いているとアウトソール(靴底)が擦り切れて薄くなっていってしまいます。
私が履いている別のビブラムソールのスニーカーはそういったことがなく、足の甲を包んでいるアッパー部分がダメになるより先にアウトソールが擦り減ってしまうことはありませんでした。
せっかく高いスニーカーを買うなら、長く履けるように出来ればビブラムソールのスニーカーが良いなと思い、MERRELLのスニーカーを選びました。
摩耗しにくさ(耐久性)以外に、グリップ力の高さも兼ね備えたアウトソールだそうです。
ただし、個人的な感想としては、ビブラムソールはタイルや石などのツルツルした人口的な床では少し滑りやすいと感じました。
滑って転んだりした訳ではないのですが、音博の会場内では公園内のトイレの床タイルや京都駅までの帰りの歩道などで、少し滑るなと感じたので気をつけて歩きました。雨が降るとさらに滑りやすくなる可能性があります。
滑りやすさはビブラムソール自体の性能によるものではなく、ソールのカッティングによるもの、または、その両方が作用したものなのかもしれませんが、足腰に不安のある方や高齢の方は避けた方がいいかもしれません。
靴下について
先程もお伝えした通り、私は靴の中で足が前後に滑ってしまうことで疲れを感じます。
そこで、ライブに行ったり、長距離歩いたりする場合は、滑り止め付きの靴下を履くようにしています。
滑り止めが付いていると、靴の中で足が動かないので、疲れにくくなりました。
疲れにくさが全然違います!
私が買ったのは、ヨガをする時のアイテムを売っているネット通販で、UVカットパーカーを買うついでに買いました。
いきなり高い靴を買うのはハードルが高いと思いますので、靴下だけでも滑り止め付きにしてみてもいいかなと思います。
気になる方は【 YOMOMENT 】で検索してみてください。
Tabio でも滑り止め付きの靴下をたくさん取り扱っているみたいです。
音博の公式グッズでも滑り止め付きの靴下が発売されたら良いなと思います。
滑り止めの柄が「QQQQQ」とか「くるりくるりくるり」とかになってたら、可愛くないですか?
着圧サポーターについて
私は事務職で一日中座りっぱなしでパソコン作業をしているので、夜になるとふくらはぎが浮腫んでしまうことが悩みでした。
夜寝る時は着圧ソックスを履いているのですが、それだけでは足りません。そこで、仕事中も着圧サポーターをするようになりました。
すると、浮腫みがかなり解消され、帰宅時の足取りも軽くなりました。
私が仕事中愛用しているのは、膝下から足首までの短いタイプのものか膝下までのソックスタイプです。ズボンの下に履いています。
おっ、これはライブ中の立ちっぱなしの時も使えるぞ!!と思い、今回の音博でも着圧サポーター、着圧レギンスを履いて参加しました。
2日間でかなりの時間、スタンディングエリアで立ちっぱなしでしたが、少しの筋肉痛はあったものの、だるさを感じたり、脚の疲れで楽しめなったりすることはありませんでした。
これまでライブの待機中に脚のだるさを感じたり、普段も脚の浮腫みが気になる方は、試しに着圧できるものを取り入れてみてはいかがでしょうか?
私の場合、1日目にはカーゴパンツの中に着圧サポーターを、2日目はバギーズショーツ(短パン)の下に着圧レギンスを履いて過ごしました。
私は普段から着圧ソックスやサポーターを愛用していたので、一日中身につけも平気でしたが、初めての方はまず休日などに短時間付けてみて、問題なければ使用時間を伸ばしていくようにしてくださいね。
【 着圧サポーター 】【 着圧ソックス 】で検索すると色々な商品がありますので、ご自身に合うものを探してみてください。
2日に履いていたレギンスは、モンベルのサポーテックライトタイツという商品です。
値段は少しお高いので、購入を迷っていたのですが、こちらの記事を読んで、購入を決断しました。
🔽【登山グッズ】モンベル「サポーテックライトタイツ」最高の履き心地で夏でも涼しい
気になる方は【 モンベル サポーテックタイツ 】で検索してみてください。
あと、色々探してみましたが、着圧機能のあるタイツの中ではモンベルのものは全然リーズナブルな方でした。
音博で着るものは、お気に入りのバンドTシャツや音博公式グッズでもテンションが上がりますね!
大好きな出演者に会える大切な日なので、めいいっぱいおしゃれしてください。
その上で、疲れにくくなったり、次の日も元気に過ごせたりするヒントになれたら幸いです。
元気いっぱい音博を楽しんでください!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?