カウンセラーという名の〇〇
◇ カウンセリング
最近、いろんな場面で出会う人との会話の中で、
カウンセラーという名の「ドリームキラーが多いなぁ。」と感じる。
カウンセラーに相談した本人自身は、色んなことに悩んでいるからカウンセラーの元を訪ねるのですよね。
現在のカウンセリングの手法は、1940年代にアメリカの心理学者カール・ロジャースが提唱した「来談者中心療法」が基本となっています。
これは、クライアントがカウンセラーとの対話を通して、あくまでもクライアント自身が自分の問題や解決策に気づいていくという療法ですね。
カウンセラーは、クライアントの体験を「傾聴」し、その体験や考え方を一切否定することなく「受容」し、その会話の中で「共感」できることは言葉や態度で示していきます。
その結果、クライアント自身の心と思考が整理され、自己浄化(カタルシス)に至り、自分自身の問題や解決策に気づいていくのですね。
その間、カウンセラーは、自分の意見は言わないのです。
ですが、最近、カウンセラーという名の「ドリームキラー」の話しをよく耳にするんですよね。
これは、あくまでもカウンセリングを受けた側の話しですが、クライエントが話し終わる前から、「アドバイス」という名のもとに、クライエントの今を否定するような言葉の数々。
日本の場合、カウンセラーという職業も国家資格ではないので、カウンセラーのスキルはホントにピンキリですね。
◇ エステティックサロンのカウンセリング
これはエステティックサロンも同じ。
カウンセリングという名で、コースや商品説明の時間になっているサロンがとっても多い。
特に個人サロンの場合、接客や販売のスキルを習得せずにオープンしているサロンも少なくないですね。
エステティックサロンに来店されるお客様は、個人サロンであっても自宅サロンであっても、「非日常の時間」を求めて来店されます。
なので、エステティックサロンは、接客業の中でもより質の高い思いやりやおもてなしという「ホスピタリティマインド」が求められるんですね。
その上に、お客様の「心身の美と健康」に対するエステティシャンとしての気づきや気配り、観察力などの「エステティシャンマインド」が必要です。
ただいま、そんなことを学べるようなkindle本を執筆中です。
来年の1月の出版を目指して執筆中ですので、出版が決まりましたら、またご案内させていただきます!
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