見出し画像

たいせつな7年半を宝箱にしまう話と、笑う太陽と出会った話


色んな感情や想いが入り交じり、苦しいも幸せも楽しいもごちゃごちゃとしたものがわたしの中にある今の状況を備忘録として残しておこうと思う。

前回の投稿から数ヶ月が経った。
長年大好きだった髙橋優斗くんが事務所を辞めて、芸能とは関係の無い会社を立ち上げた。
誰も彼を責めることなんてできないし、彼の気持ちが痛いほどわかってしまい、ただただ幸せを祈ることしか出来なかった。元町眉毛さんと一緒に今まで見たことがなかった野球観戦を楽しんだり、横浜バニラとはなんぞや?と考えたり、優斗くんに踊らされたこの数ヶ月はなんだかんだ楽しかったこともあるが、どうしても生まれてしまう負の感情をどこへぶつけていいのかわからず苦しんだ。どうしたってわたしはアイドルしてる優斗くんが1番好きなのでね。
それでも4人で活動してくれていたHiHi Jetsをまるっと応援する。と決めて過ごした数ヶ月。しかし、やっとの思いで掴み取った単独番組やラジオは突然奪われるように終了してしまった。
そして先日「俺たち以上に私たちを楽しませられる人はいない」と断言してくれた愛するグループは、新しいグループが発表され、バラバラになってしまった。
夢に見ていた伝説とは違う意味で伝説になってしまった。
デビューしてないのだからいつかなくなるかもしれないし、いなくなってしまうかもしれない。
それはJrを応援すると決めた7年半前から危惧していたことで、それなりの覚悟で応援し始めたつもりだった。そんなの当時はわかりきった話だった。
けれど、このひとは、このグループはもしかしてとんでもなく大きな夢を叶えてくれるのではないかと確証に変わってきた数年前から私は時間がかかってもこの夢は絶対叶うのだと信じきってしまっていた。オリジナル曲が30曲以上あって、自分たちの構成・演出でアリーナツアーを何公演もして、ほとんどのメンバーがドラマや映画の主演や出演をして、バラエティでみない日はない人がいて。デビューってなんだろうね?ってジュニアとデビュー組の違いがCDを発売しているかというくらいのところになっていて。そんなのが数年続いた。いつのまにか解体に怯えるという感覚は麻痺していたと思う。それくらい5人ならデビューできると信じるには十分すぎる時間だった。運も実力のうちと言われてしまえばそれまでなのかもしれないが、これだけの功績を残しても尚デビューを掴めないという現在の事務所の現状について、もっとジュニアファン以外にも知って欲しいと切に願ってる。彼らをもっと助けてくれる大人がいてほしい。いなきゃいけない。

振り返ると私の7年半の記憶にはいつでも5人がいて。日常の一部で。5人とじゃなきゃ見れなかった景色や経験が詰まってる。間違えなく青春だったと断言出来る。HiHi Jetsとたのしく過ごせたのは勿論だけど、辛い時苦しい時どれだけ支えられてきたのだろう。どれだけ励まされてきたかな。
これからもっと大きな夢を追う5人にずっとずっとついて行きたかったし、5人と一緒に歳を重ねたかった。10年後20年後の答えあわせはあの5人と一緒にしたかった。これだけのものを私たちにくれた5人なのだから、5人は一緒に幸せにならなきゃいけなかった。
今はただ、答えのない道をただぽっかりしたまま進んでいる感覚に近い。
ただ、これからのことを考えた時にわたしは、優斗くんのいないジュニアから新しい推しを見つけることはできないな〜とぼんやりと思っている。
もちろん4人のこと本気で愛してる。けど、わたしは新しいグループにいるバラバラになった4人それぞれをまた同じように応援するということは選ばないことにした。
HiHi Jetsの物語を、私が出会ってからの7年半を綺麗な記憶のまま宝箱にしまっておく。
5人の幸せをただひたすらに願う気持ちには変わりはなくて、ただ私が私を幸せにするための選択。
これまでもこれからもHiHi Jetsをずっとずっと愛してる。ただ強い意志で思っていることはこれからも変わることがなくて。バラバラになっちゃったけど、心はずっと一緒だからね。
5人全員幸せになろうね。
7年半本当にありがとうございました。
H•A•Fができてほんとうに幸せだった。

私の愛する自担は「芸能界は引退しない」ときっぱり言ってくれた元HiHi Jetsの髙橋優斗くんなので、しばらくは優斗くんのファンを名乗らせてほしいなと思っている。元HiHi Jetsなんて言葉、苦しかったのに今は彼だけが背負える称号なんだな〜と愛おしくなる。
アイドルを辞めてから、距離感もファンとしてのスタンスも正直よく分からないというのが本音ではあるけれど、これからも末永く宜しくね。
あなたの人生のぜんぶ、応援してるよ。

話は変わるが、この数ヶ月で気づいたことがある。私はHiHi Jetsというアイドルが好きでヲタクをしていると思っていた。当然、髙橋優斗くんがアイドルを辞めたら、もうアイドルの推し活なんてするものかと思っていた。
この流れで彼のことを語るのはなにか違うのでは?と考えたが私のおたく人生の話なので許して欲しい。

楽しみや光を失っていた私の日常にそっと現れて照らしてくれている原嘉孝さんという存在である。
彼のことは名前しか知らなくて、timeleszProjectへの参加で認知した。彼が登場した4次審査からぼんやり見始めて、何故かわたしは原嘉孝さんにどうしても目が惹かれてしまった。今なら言えるが一般からオーディションなんて大反対だった。あんなに頑張ってる子達が報われない世界で、どうして事務所外で生きてきた子が報われるのだろう。色んな声があったとは思うが、推しがいなくなって苦しかったわたしは当たり前のようにそっち側の人間だった。
もちろん彼は事務所の人だから受け入れやすかったのもあるが、彼の歴史がそうさせたのか、情熱や真っ直ぐさに心を奪われたのか、なぜこの立場でtimeleszを応援するに至ったのか理由は今も分からないのだけど、原嘉孝さんはわたしにとっては暗闇に急に顔をだした太陽のような存在だった。笑う太陽と歌詞にあるように原嘉孝さんの笑顔には誰かの心を明るくできる力があると思う。
アイドルを応援する楽しさを思い出させてくれたひと。知れば知るほど原嘉孝さんの考えにはっとされることばかり。どこまでも尊敬出来て。強そうにみえるのに誰よりも優しくて、柔らかくて、まっすぐにひとを愛せる、あたたかいひと。
あなたが笑うとわたしも笑える。
まだ正直好きになったばかりで、グループが好きとはハッキリ言えないし、原嘉孝さんことずっと好きとかそういうの簡単には言えない。timeleszでこの苦しさから逃げようとも、上書きしようとも思っていない。
でも、今このタイミングで原嘉孝さんに出会えたことって私にとってはとても価値があることのように思えている。
正直わたしの状況でtimeleszを応援するということに、カラッとした気持ちばかりではない。だけど、最近のたのしいはtimeleszと原嘉孝さんにあって。右も左もわからないし、ふわふわとグループをみてたのしんでいる今だけれど賭けてみたいなと思っている。
とにかく今は楽しみで。ワクワクしていて。
アイドルのファンって苦しいこともたくさんあるけれど、このたのしいのために生きているんだな〜と気づかせてくれた原嘉孝さんにはほんとに感謝でいっぱい。

これからどうなるのかわからないし、簡単な言葉を送りたくはないけれど、みんなが幸せになれることをずっと願っているし、なによりわたしが幸せしてあげられる選択をこれからもしていきたいなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!