片想い
片想い、ってどんな感じだったろう?
ただ恋に恋していただけの頃。
ドラマや
マンガや
『ピチレモン』とか笑
そんなものの中にあるものが
「恋」なんだと思っていた頃。
彼の姿が見えたらそれだけで
日記を5ページは書けた笑。
もちろん、
友達との交換日記です。
彼と話が出来た日ニャー!!
部活帰りの道端で
友達と時間も忘れて
今が永遠みたいに話し続けた。
小さなメモを折りたたんで、
授業中に友達のところまで
伝言ゲームみたいに届けてもらった。
ああいうの、
みんな協力的だったな笑
男子もフツーにやってくれてた。
「彼の誕生日が分かったよ!」
とか、
そんな情報を
(ゆうおから。)
って小声で言いながら、
みんなが運んでくれてた。
妄想のゴールは「キス」で、
そこが最高到達点で、
それ以上のことを彼が、
あんなカッコいい彼が、
したいと思っていることすら多分、
許してなかった。
それがどうでしょう笑
今、
私は、
彼に会いたいのか?
彼のモノに会いたいのか?
彼と話したいのか?
彼のモノと話したいのか?
エッロいことがしたくて、
エッグいことがしたくて、
妄想の中で彼を犯しています。
私は
片想いの先を知ってしまいましたけども、
憧れの彼にもあんなモノがついていて、
あんなことをしちゃうって、
なんなら、
こんなことも率先してしちゃうって、
それも知ってしまいましたけども。
でもね、
思うんです。
彼を想ってやきもきして、
彼の姿が見たくて、
彼に会えばニコニコしちゃって、
声が聴けたら嬉しくて、
「おはよ」にあったかくなって、
「おやすみ」に切なくなって、
頑張っている彼に憧れて、
疲れている彼を抱き締めたくて、
目が合えばドキドキして、
彼がどう思っているのか、
彼が何を考えているのか、
そんなことばかり気になって、
「会いたい 泣」も
「暑過ぎる 泣」も
全部可愛くて、
「ごめんね 泣」も
「ありがと 泣」も
全部愛しくて、
そんな彼を見るのが、
そんな彼が、
明日もまた
「おはよ」
って言ってくれるのが、
そんな明日が来ることが、
ただ嬉しい、
そんな私は今も多分、
片想い、している。