「塞王の盾」を読んで坂本に石垣を見に行こう
息子から借りた「塞王の盾」が面白い。
まだ上巻の途中だけどこの先が楽しみ。
舞台は戦国時代、滋賀の石積職人「穴太(あのう)衆」が作る鉄壁の石垣と鉄砲職人「国友衆」が作る驚異の鉄砲との対決がせまる、、、
物語は一乗谷の朝倉氏の滅亡から始まる。
読み始めから最近行ったところやん!
情景が浮かび上がってきます。
先日滋賀でキャンプがあったので帰りに琵琶湖周辺を散策しようと地図を見てると「穴太衆の石垣」というのを発見。
ここしかないな。
比叡山の麓の町坂本は自社仏閣がたくさんあり、鳥居をくぐると雰囲気がガラッと変わる。
まずはこちらも気になっていた「旧竹林亭」
机を鏡のようにしてリフレクション撮影ができる庭園。
考えた人すごい。
入場料も300円くらいとリーズナブル、海外の人にも人気でしたよ。
続いては向かいの石垣
坂本には穴太衆が作った石垣がいっぱい。
加工しない自然なままの石面を巧みに用いて石積の面を構成し、コーナーの整理された自然の美しさと堅固さ。
壮大なパズルを完成させるために石の声が聞こえてくるのだろうなと思わせる神業の数々です。
いろんなところに素敵な石垣があるので散策が楽しい。
日吉大社の方から流れてくるキレイな水に誘われ川に降りてみるとキンキンに冷えた水が気持ちいい。
この日は35℃くらいあって観光どころではなかったけど、オアシスのおかげで涼をとることができました。
本を読んだ人はぜひとも見に行って欲しい坂本!
次は涼しくなって紅葉の頃、日吉大社の山を登って奥宮から琵琶湖を眺めるのもいいだろうな。