最近の若者のファッション事情とは！？

アンケート

私の友人やリチカの方々にご協力頂き、アンケート調査を実施しました。
多くの方々にご回答いただいたので、その結果を分析していこうと思います！

初めに、洋服を選ぶ際の一番の決め手について調べてみました！

「デザイン」が79.3％で一位という結果になりました！
個性を表現したいという若者が多いということなのかもしれません。

特にSNSが発達した昨今では、デザインの多様性や新しさがより重要視されるようになったのではとも思います！

では、デザインといっても特に流行の最先端のデザインが好まれるのでしょうか？それとも自分に似合うデザインや他の人と被らないデザインが好まれるのでしょうか？
この後のインタビューで深堀りしたいと思います！

次に、洋服を選ぶ際の二番目の決め手について調べてみました！

「値段」が31.0%で一位、「素材」が27.6％で二位という結果になりました！

「値段」が31.0%で一位となったのは、若者はまだ学生だったり社会人になったばかりだということもあり、コストパフォーマンスを重視する必要があるからではないでしょうか。

では、値段といってもとにかく安さ重視なのでしょうか？それともアウターなどはただ安いだけでは選ばず、機能やデザインに納得できるならしっかりお金を出すのでしょうか？

最近の若者の値段感覚についても、この後のインタビューで深堀りしたいところです！！

また、「素材」が27.6％で二位になったのは、単純に若者が着心地や品質、耐久性などを重視していることはもちろん、SDG'sといった環境への影響を考慮する若者が増え、持続可能な素材を選ぶ傾向が増加していることが要因かもしれません。

アンケートのまとめ

ここまでが今回のアンケートを実施した結果の分析でした！
まとめると、洋服を選ぶ際の一番の決め手が「デザイン」の人が約80%と圧倒的に多く、SNSが発達した時代らしい結果になりました。

また、洋服を選ぶ際の二番目の決め手は「値段」と「素材」と回答した人が多く、コストパフォーマンスを重視する人が多いことが明らかになりました！！

インタビュー

さらに今回、実際の最近の若者の方にインタビューを行い、深堀りしました！

ここからはインタビューの内容をお伝えしていきます！！

今回インタビューをしたのは、リチカに2023年の4月に新卒で入社された、高階さんです！

高階さんの基本情報
性別：女性
年齢：23歳

磯部「早速なんですが、高階さんが服選びで重視していることを教えて欲しいです！」

高階さん「そうですね、私はデザインを一番重視しています！」

磯部「デザインって、具体的にどんなところなんですか？」

高階さん「例えば形が珍しいとか、他のブランドにはない色とか。あと、めっちゃキラめいてるスパンコールとか（笑）」

磯部「すごい個性的ですね（笑）」

高階さん「そうなんです、人と被るのが嫌なんです（笑）」

磯部「わかります！僕も人と被らないように買う服を選んでる気がします。ではデザイン以外だと、どんなポイントを重視しますか？」

高階さん「うーん…　ほとんどデザインしか見てないですね（笑）　生地と値段も見ますけど、デザインが断然一番重要で、デザインが良ければ生地もちょっと見て、値段は最後にみますけど、ほとんど見てないというか（笑）」

磯部「そうなんですね！」

高階さんにとって服はデザイン、特に人と被らないことが重要なようです。
アンケートの結果からも最近の若者はデザインを最も重視することが読み取れますが、高階さんは素材や値段と比較しても圧倒的にデザインを重視するようです。

ちなみに、派手なデザインを身に着けるときは、その他のインナーなどはプチプラでオーソドックスなデザインのものと合わせるようです！

また、デザインが魅力的であれば値段はほとんど見ないというのは驚きでした！

磯部「普段はどこで服を買うんですか？」

高階さん「ブランドの店舗でも買いますし、オンラインでもよく服を買います」

磯部「そうなんですね！店舗とオンライン、どのように使い分けてるんですか？」

高階さん「欲しい服があるときは大体オンラインで買ってます。逆に店舗で買うときは大体目的の服がないときですね。店舗に行くときは、とにかくお金を使いたいときかもです（笑）　香水とか化粧品もよく買います！」

磯部「そうなんですね！とにかくお金を使いたいときって、どんなときなんですか？」

高階さん「うーん…　ストレス発散というか、休日に出かけたついでが多いかもです。逆に欲しい服があって店舗で買うときは、平日の仕事終わりとかに行くことが多いかもです！」

磯部「なるほど！楽しそうですけど、お金もかかるんじゃないですか？」

高階さん「そうですね、すごいかかります（笑）　でも私、旅行とかライブとかの趣味がないので、他のことにあまりお金を使わないんです。それでも一応、服に使うお金は月に5万円以内にしようとは心がけてます！」

磯部「なるほど、服とか化粧品の買い物が趣味なんですね！」

オンラインと店舗では買い物の仕方やモチベーションがかなり違うようです。

最近の若者にとってオンラインショップは単にリアル店舗のオンライン版ではないということかもしれません。とても面白いですね！

磯部「いつから服を好きになったんですか？」

高階さん「実は高校生の頃までは服に全然興味はなくて、服を好きになったのは高校を卒業して、浪人生をしていたころですね。高校生のころは制服でしたし、土日も学校に行って絵を描いていたので！絵具で汚れますしね（笑）」

磯部「そうなんですね！高校生まで服に興味が無かったのは意外です！好きになったきっかけはあるんですか？」

高階さん「そうですね、当時、美大を目指して浪人していたので、予備校の周囲の生徒は年下が多かったんですよね。それで、舐められたくないなと思ったのがきっかけかもです（笑）」

舐められないためにファッションに目覚めたというのが意外で印象的でした！

では、ファッションに目覚めてからは今に至るまで、どんなファッション遍歴があったのでしょうか？

磯部「服にこだわるようになってからこれまで、どんなファッションがお好きでしたか？」

高階さん「はじめは流行をリサーチしながら、『ユニクロ』とか、『ローリーズファーム』とか、ベーシックなものをよく着ていました。その後だんだんと自分の服の趣味が明確になってきてからは、流行よりも自分の好きな服を着るようになった気がします」

磯部「なるほど。はじめのうち、どうやって流行をリサーチしていたんですか？」

高階さん「Instagramでアパレル店員さんのアカウントをフォローしたり、YouTubeでルックブックを観たりしていました。『FUDGE（ファッジ）』とかの雑誌も読んでましたね！自分の服の趣味がはっきりしてからは、Instagramで系統の近いお気に入りのインフルエンサーさんのアカウントをフォローして、気になるアイテムのブランドを調べたりしています。最近は、同年代のインスタグラマーの方のファッションをよく参考にしています」

磯部「アイテムを気になった時、調べるのはブランドなんですね！」

高階さん「そうですね。基本、服を調べたり、好きになるのはブランド単位かもです！好きなブランドの新作はとりあえずチェックしますね！」

磯部「なるほど！これまではどんなブランドを好きになってきましたか？」

高階さん「はじめは『ローリーズファーム』とか、ファッションビルに入っている1万円いかないくらいのブランドでした。服を好きになるにつれてだんだんと高価格帯のブランドに変わっていった気がします」

初めは流行を追いかけても、だんだんと自分の服の趣味が確立されてからは自分の気に入る服を着るようになったそうです。

流行はファッションの入り口で、そこから自分の服の趣味を見つけていったのですね！

磯部「服にこだわる楽しさって、どんなところですか？」

高階さん「うーん…　楽しさっていうか、自己満足なんですよね」

磯部「自己満足？」

高階さん「なんというか、他の人にどう思われるかよりも、お気に入りのおしゃれをすることでその日の気分を上げたり、モチベーションを維持したり、本当に自分のためって感じです！」

磯部「なるほど。では、おしゃれに気合いを入れるときって、どんなときですか？」

高階さん「女の子の友達と出かけるときですかね。お互いにおしゃれして出かけるのが楽しいですね。男の人と出かけるときよりも、おしゃれに気合いが入ります！お互いに最近のおすすめのアイテムを教え合ったり！」

磯部「楽しそう！お互いに最強の自分で出かける感じですね！」

高階さん「たしかに！そんな感じかもです（笑）」

人に見せるためじゃない、自分のためのファッション。
最近の若者にとってファッションとは人に見せる外見のことではなく、自分を支える個性なのかもしれません！

まとめ

今回は最近の若者のファッション事情について、最近の若者へのアンケート調査とインタビューを実施し、その本音に迫っていきました！

特に高階さんへのインタビューでは、ファッションに興味を持ってから服に関してレベルアップしていく過程を聞くことができて、個人的に大変興味深かったです。

トレンドやベーシックなものから始まり、自己の個性を確立していく過程は、服に限らず様々な分野で共通するある種の若者らしさかも知れません。
若者の行動を知るうえで、非常に参考にできると感じました！

また、最近の若者とひとくちに言っても、若者ひとりひとりの実態は多種多様です。

今回インタビューに参加いただいた高階さんのようにファッションに関心がある若者もいれば、全く関心がない若者もいます。

最近の若者研究所では、その多種多様な若者をこれからも丁寧に深堀りしていきます！

また10〜20代の最近の若者たちだからこその視点・リチカの持つクリエイティブの知見も交えた、ここでしか手に入らない情報が知りたい方はぜひわかけんのTikTokアカウントをフォローしてみてください！

最後までお読みいただきありがとうございました！
次回の記事もお楽しみに！

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