ほったらかし危険
こんにちは、わかです。
小売業で働き、早7年。いまだ勉強中の身です。
私は、小売業で畜産業務を担当しています。周囲には、管理部門、デイリー部門、販促部門で働く仲間がいます。
それぞれが、「気になるな~」「なんとかしたいな~」と思っている課題を深彫りしていきます。
今回は、この3人の仲間の職場内課題を解決していこうと思います。
1人目 店長(やまさん)
2人目 デイリー担当(よねさん)
3人目 販促部門スタッフ(いのさん)
果たして、解決なるでしょうか⁈
そのままでいいの?
「なんとなしないといけない」
そう頭では理解しているもののなかなか行動に移せない、いや、移している時間がないことが現実。
しかし、このままでは何にも先には進まない。かといって、
「自分でやるのは面倒だな」
「誰かがやってくれるでしょ」
そう思っているあなた、誰もやってはくれないですよ!
今回、3人に尋ねてみると、次々に話が出てきて、メモが追い付きませんでした笑
ケース1
賃金上昇によるデメリット「103万円の壁」
お店全体を管理する店長(やまさん)から
賃金上昇の流れにより、当社でもパート社員の賃金上昇率は7%になった。今年も同程度の水準で推移することが見込まれます。
そこで問題になるのが、扶養範囲内の壁、いわゆる、「103万円の壁」と呼ばれるものです。
働く側は、時給が上がり嬉しく思えるが、雇用側からすると収入の上限が変わらないため、労働時間が実質減ることに繋がります。
そのため、時間内に終わらなくなる事案も発生し、他の方に仕事の負担が回ってしまうことになります。
新規採用が難しい中で、解決策が見いだせない内容です。
【考えたこと】
デジタルツールでは解決できる見込みはなさそうです。
ですが、月間の勤務時間から、収入を割り出し、年度末の着地見込みがわかりそうなシートは作れそうな気がします。
手の空いた社員がフォローに入れる体制が作れそうです。実際に運用している他店舗の情報もつかみました。
【危険度】
危険度・・・・高
ケース2
発注単位バラバラ問題
デイリー部門を担当(よねさん)から
発注の機械は主にスマホ型とタブレット型の2つがあります。
たとえば、チーズを発注する際は、スマホ型は1発注→12個。タブレット型は1発注→20個。同じ商品でも個数に差があります。
商品ごとに把握しておかないと誤発注の原因にもなり、事情に危険です。
「全部は覚えられないので困っています」
と、よねさんは言っていました。
【考えたこと】
会社のシステムの問題なのですぐに解決は難しそうです。
現状、記憶するしかないのでしょうか??
【危険度】
危険度・・・・低
ケース3
便利なツールを作っているはずなのに…。
販促部門担当(いのさん)から
主に自社クーポンの登録を行っているいのさん。その他にも、公式SNSの投稿などを行っています。
私たちにとっては、ワンクリックで使えるクーポンですが、作成工程は、煩雑なようで多くの工数が必要です。
お客さまへの、便利を提供する側が、不便を感じている様子。これでは本末転倒なような気がします。
そのほかには、店舗からの発注をFAX→GoogleSpreadSheetに変えてみたりと個人での努力はしているようです。
【考えたこと】
工数が減れば、双方にとってウィンウィンの関係になれると感じました。
工数を減らすための別のツールも必要になってくるのかと思いました。
FAX→GoogleSpreadSheetへの変更は、MakeとLINEを使ったシステムに応用できると思いました。
【危険度】
危険度・・・・低
本当はこうです
差し迫っている課題はデジタル化では解決できません!
今回の調査を基に感じたことです。
職場内での危険度の高い問題は、デジタル化では解決は難しそうです。
ケース1の賃金上昇による労働時間の制限は、国に何とかしてもらうしかないです。ソフト面には限界があります。
そのほかには、従業員の高齢化もありました。迫りくる定年にどう対処するのか、時間の流れはデジタル化では対処できません。
一方で会社では、年末調整をはじめい多くが電子化しています。
当然、不慣れな人は紙以上に時間がかかり、さらには、他の人に教えてもらうため、その人も時間を奪われます。
解決に時間がかかりそうですが、日常生活から糸口を見出したいです。