タイミー戦記 2024
どうも、君にツイートはいらない、略して君ツイです。普段はツイート消すといった活動をしています。
2024年はタイミーをたくさんやっていたので、自分が働いた現場について紹介しようと思います。
その前に、この note の構成をお話ししておきます。
まずはイントロとして、私がタイミーをどう思っているかをお話しします。
次に、現場の紹介です。業種のジャンルごとにまとめ、その中で実際の現場について、企業の実名を出さずにお話しする、という構成にします。
ジャンル分けは下記になります。
物流
飲食
食品製造
小売
最後に3行程度でまとめて終わりにします。
ではさっそく、レッツゴー❗️
タイミーについて
タイミーは楽しいです❗️
タイミーの体感は、「野良のプレイヤーと一緒にモンスターハンターやオーバークック、サーモンランをプレイする」が一番近いと思っています。
文脈を共有していないし、話が通じるかもわからない人たちと即席で集まって、マルチプレイをするという点が似ています。
業務内容だけで考えたら、オーバークックやサーモンランの方が遥かに難しいでしょう。
それに追加で、
キッザニアのような職業体験ができる(私はキッザニアエアプなので勘ですが)
報酬がもらえる
普段行かない場所や立ち入れない場所に行ける
があるので、遊びでやるにはかなり良い活動かな、と思っています。
逆に良くないところは、報酬が低いことです。だいたいの案件は最低時給単位での報酬になっていることを覚悟しましょう。
お金を増やしたいなら時間はタイミーに使わないほうがよいです。
といっても自分はある程度以上暇だと FPS か原神をやるか、YouTube を見続けてしまうか、Pixiv R-18でエロく美しい絵を眺め続けてしまうので、それよりはタイミーをした方が良いだろうと思っています。
仕事か勉強 > タイミー > ゲームをか YouTube を見る、という偉さ順ですね。
(エロく美しい絵は常に眺め続けているため、最優先事項と考えています)
タイミーを楽しむためのもう一つの個人的なコツは、
業務時間は4時間くらいにする
変な人がいても2度と会わずに済ませられることを思い出す
です。
残念ながら、許容できないほど変な人とはまだ会ったことがないのですが、業務時間4時間はストレスを感じないための一つのポイントだと思っています。
この4時間という制限は下記の二つの理由に由来しています。
自分が一つの作業を飽きずに続けたり、同じストレスを我慢し続けられる限度が4時間くらいだから
そもそも、自分の1日のスケジュール的に空き時間は4時間くらいしかないから
ごめんなさい、イントロ書くの飽きました。
そんな気持ちでタイミーをしています、ということでさっそくお仕事紹介に進みましょう。
物流
物流がどんなことをしているかを大雑把に話します。
物流とは、荷物を届けてほしい人と、荷物が届いてほしい人がいて、その間の物の移動を担う仕事のことです。
タイミーのような労働者が物流の中で何をするかというと、倉庫に運ばれてきた荷物を振り分けることです。振り分けられた荷物たちはまた別の場所に出荷されていきます。
具体的には、トラックで大量の荷物が倉庫の中に入ってきて、それを倉庫内で宛先ごとに振り分けて、振り分けられたものがまたトラックで運ばれていって、という感じですね。
では実際の仕事を見ましょう。
大手配送会社
ヤマト運輸とか佐川急便とか日本郵便とかだと思ってください。この配送会社では2つの現場で働きました。
大手配送会社の事業所1
最初のタイミーで働いた事業所です。
ここはきれいな自社ビルで、めちゃくちゃきれいでした。
自分はソフトバンクとソニーの本社の社内に遊びに行ったことがあるんですが、だいたいそれと同じ雰囲気でした。
倉庫は立体駐車場と一体化していました。夏だったのでけっこう暑かったです。
トラックから下ろした荷物を分類して、カゴ台車に乗せ、カゴ台車が溜まったら、クソデカエレベーターに乗せて行きます。
クソデカエレベーターは本当にデカくて、NERVにあるエヴァを地上に運ぶやつみたいな感じでした。
この現場ではタイミーの方々も社員の方々も、コミュ力があり、みんなで雑談したり、声をかけ合って手伝いながらお仕事という感じでかなり楽しかったです。
この日、私はかなりの激頭痛だったんですが、それを誤魔化せるくらいドーパミンとアドレナリンが出てたのしい現場でした。
頭痛の中で、100kg分くらいの冷凍されている牛のお肉を冷凍トラックに詰め込み続けたときが一番良かったですね。
タイミー経験を積んでから分かったんですが、これほどコミュ力のある人々が集まっている現場はふつうに奇跡であり、タイミーの平均値はこんな感じではありませんでした。
ここは全ての東京タイミーたちが憧れるキラキラ現場で、運よく自分がそこに募集できただけらしいです。(募集への応募が数か月先まで埋まっていて、自分は欠員にたまたま参加できただけ、みたいなことを教えて貰いました。)
大手配送会社の事業所2
同じ大手配送会社の事業所です。ここでは、タイミーは下記の部隊に割り振られます。
① トラックから荷物をベルトコンベアに下ろす部隊
② ベルトコンベアから荷物を振り分けて、宛先ごとのレーンに流す部隊
(これはラベルを読むのに慣れた社員か常連タイミーがやることが多いです)
③ レーンから荷物をカゴ台車に乗せる部隊
(これはタイミーの7割くらいが割り当てられる大部分です)
④ 荷物がいっぱいになったカゴ台車をトラックの方へ運ぶ部隊
⑤ トラックの近くにあるカゴ台車をフォークリフト車に乗せる部隊
(フォークリフトの操作は社員が行います)
この構成はどうやら物流では基本的なセットアップのようです。
物流系の現場の特徴は、コミュ障の方がとにかく多いことです。
コミュ障とは下記のような症状です。
話し方が独特すぎて(早口だったり、ボソボソだったり)何を言っているのか全く分からない。そのため、話しかけてきているのか、独り言なのか区別がつかない
周りの人にメッセージ(掛け声や伝言など)を伝達したり、ヘルプを求めたりするべきタイミングで無言でいる
大事故を放置し続けるのでリカバリーが大変になる
こちらから話しかけた場合に返事がない
返事があったとしても、伝わっているのかよく分からない。
分かっていた場合も、分かっていなかった場合も「はい」しか言わない
会話はできるが、雑談をやめるタイミングを理解していなくて、作業を止めて永遠に話し続けようとする
自分の作業に没頭していて、外部からの連絡をずっとシャットアウトしている
こちらの現場は慢性的に人手不足のようで、タイミーの方が多く、タイミーの方はコミュ障の方がかなり多かったです。
社員の方は基本的にお話ができる方々なので、そこは良かったです。 というか雰囲気的には、話せる人だけがタイミーの管理者になっているのかな。
現場2での経験から、コミュ障に付き合うのはたいへんつらいので、あいさつをして普通の返事がくるかどうかでコミュ障度を計るという技術を導入することにしました。ボクシングで言うところのジャブですね。
飲料の卸売倉庫
ここは飲料(ジュースやお酒)が運ばれていくる倉庫です。コカ・コーラとか、モンスターエナジーとか、アサヒビールとかの箱がたくさんある倉庫だと思ってください。
ここからさらに、各々の小売店から「コカ・コーラが10箱と、アサヒビールが4箱ほしい」みたいな注文が来るので、その注文に合わせて「A店宛にコーラ10箱…」みたいな詰め合わせを作って送ります。 実際はそんなに細かくは管理されていないと思いますが。
この現場の特徴は
荷物の段ボールの形が均一なので、荷物を積みやすい
飲料水なので荷物が常に重くて、身体を使っている感じが楽しい
段ボール潰しがだるい
インドかネパール系?のフォークリフターの社員の作業が危険すぎており、何度か命を賭けるデスゲームに強制参加させられた
社員にふつうにコミュ障がいたので話が通じにくかった。腕にタトゥーが入ってる元ギャングみたいなおばさんくらいしか話が通じなかった
この現場は、運び出しのトラックが到着するまで出荷ができないので、暇な時間は詰め合わせを作るか、廃棄場で段ボール潰しをやることになります。
段ボール潰しはけっこう危なくて、タイミー負った怪我の7割くらいがここの段ボール潰しだと思います。
何故危ないかというと、段ボールは硬くて鋭利なので、皮膚とすれ違うとスパっと切れるからです。1時間程度の作業では注意していれば怪我はしないかと思いますが、何時間も大量の段ボールと戯れていると、不注意で怪我をします。
Amazon みたいな感じの倉庫
オンラインショップで注文された雑貨を運び出す倉庫だったと思います。複数のオンラインショップと提携して、それらの倉庫になっているんですかね?それとも特定のオンラインショップが持っている倉庫なんですかね?その辺は調べなかったので把握していません。
Amazon ではないですが、そんな感じの名前でした。
この現場の特徴は、
ここの社員のコミュ障率が最も高く、誰も何を言っているのか分からないし、タイミーも話を聞いていなくて全員勘で仕事しまくっている
その結果、当然タイミーは仕事をミスりまくっており、それを修正する担当の社員がいる
修正担当社員はタイミーのミスに対してずっと怒っているが、この人もコミュ障である。何に困っているのかや、正しい指示内容を教えてくれないので、タイミーたちは一生ミスし続けている
倉庫内の換気が少ないので、かなり埃っぽかった
倉庫内がかなり広く、1時間単位で倉庫内の別の作業所に移動させられる
倉庫内が広すぎ、移動も頻繁なので、ふつうに帰り道で迷子になる
けっこうしんどい現場として記憶に残りました。
飲食
大手ホテルのレストラン
大手ホテル(プリンスホテルとか、ホテルニューオータニとか、APA ホテルだと思ってください)でのレストランで、給仕(ウェイター・ウェイトレス)、調理補助、バッシング、食器洗浄、開店前準備など、各工程に応募して、何度か働きました。
ホテルは館内に調理場と、いくつかの飲食店を抱えています。
1つのホテルの中には、高級風味のレストランだったり、懐石料理屋だったり、ビュッフェであったり、バーやカフェであったり、いくつかの飲食店があります。
場合にもよりますが、こういったお店は、外部が経営するお店がホテル内に出店しているのではなく、すべてホテルが運営していて、色んな飲食店の形態をしているだけです。
そして、厨房は各店舗ごとにあるのかというと、そうでもなく、ホテル全体に一つの厨房があって、そこで作った料理がすべての場所に運ばれていく、といった一元管理をしていることがあります。
大手ホテルレストランの調理補助
これは全てのタイミーの中でも一番楽しかったです!!!!!
コックさんと同じエプロンと帽子をかぶって、コックさんを手伝うお仕事です。
「ここに仕入れた大量の食パンがあるから、これを専用のパン切り包丁で切り続けて」
「燻製サーモンの刺身の形を整えて、お皿の上に並べて」
「余った食材をラップに包んで、日付のラベルを貼って、冷蔵庫にしまって。ラベルには社員の署名が必要だから、包んだら声をかけてね」
「今朝切った野菜があるから、レタスとたまねぎを交互に盛り合わせて、最後にドレッシングをかけてサラダを作って。サラダは今日提供しないから、日付のラベルを貼って、冷蔵庫にしまってね。」
「このお米を研いで、炊飯器で炊いておいて。炊けたら教えてね」
「洗い場から戻ってきた大量の鍋とフライパンをしまっておいて」
「倉庫から食材を持ってきて。持ってくるのはメモに書いてあるこれね」
「デザートの盛り合わせを30人分作るから、チョコレートソースをかけるのと、最後にミントを乗せる部分をやって」
こんな感じです。ふつうに厨房に立って働いている感じが良かったです。
勤務中は「こんなんリアル・オーバークック2やんか」と思っていました。
これは発見なのですが、やはり帽子をかぶったコックさんというのは、身分が偉そうに見えるらしく、私はただの1日限りのタイミーに過ぎないのに、周囲の従業員が敬意を持って接してくれていた気がします。
具体的には、すれ違うウェイターや洗い場の方が向こうから挨拶をしてくれました。そのようなことはこれまでなかったので、なにか雰囲気が違うなと感じました。
大手ホテルレストランの給仕
給仕は、来店したお客さまを席に誘導したり、注文を取ったり、お水を汲んだり、厨房で完成した料理を席まで運んだり、逆に席にある食事済みのお皿を下げたりする仕事を担当します。
私がタイミーした日は、団体のお客さまのフルコース注文だったので、注文はありませんでした。
タイミーの仕事は、接客とお皿の扱いになれているウェイターたちが厨房までいちいち戻らずに済むように、厨房とフロアーの仲介になってお皿を運ぶことです。
料理が提供されたあとは、運ぶものはしばらくなくなるので、お水をグラスに注ぐのを手伝います。
また、お客さまの来店と退店のタイミングで案内したり、椅子を引いてあげたり、お辞儀をしたりします。こんなもんですね。
高級レストランで給仕のコスプレができたので楽しかったです。
また、ここのレストランでは営業開始前のミーティングにタイミーも参加できて、全員への自己紹介をする時間があったので、労働環境が丁寧な感じがしました。
辛かったのは、お肉の料理で、お肉がさめないようにお皿そのものが加熱されているものがあり、激アツのお皿を素手で運ばないといけなかったことでした。拷問かと思いました。
あと、給仕はピッチャーにお水を汲んだり、お茶やコーヒーを作ったり、ジュースを入れたりすることもありますね。お酒を混ぜるのとかもやった記憶があります。
ドリンクを作るくらいの簡単な作業なら厨房に負担させないで給仕がやっておくということなのでしょう。
レストランの給仕として働いて分かったことは、給仕はおそらく顔採用をしているということです。社員は若い社員からシニアの社員まで全員がいかにも美男美女といった雰囲気で、「なるほど顔採用だな」と思いました。(逆に、接客なので入社したら身なりを整える圧が働くということなのかもしれませんが)
この系列のホテルは何か所かで働いたのですが、立地が良くてグレードが高いホテルになるほど、給仕の顔面偏差値の平均値が高くなっている気がしました。
あとは、どこのホテルでもそうだったのですが、給仕はシニアはだいたい男性、若い社員は男女同数くらいの構成になっています。
この若い男女の給仕は、暇な時間はずっとイチャイチャ会話をする傾向があります。
最初の現場でそんな感じだったので、「この人たち仲いいな」と思っていたら他のレストランの現場でもそうだったので、「あ、これって再現性のある現象だったのか」と思いました。
大手ホテルレストランのバッシング&食器洗浄
お客さまがお食事した後のお皿が綺麗になるまでには、下記の過程があります。
① 給仕がフロアーから洗い場までお皿を運んでくる
② お皿の上の残飯を分別して捨て、お皿やカトラリー、グラスを分別して洗い場に流す
③ 手洗いや食器洗浄機によって実際に食器を洗浄する
④ 食器を吹いたり、乾燥させる
⑤ 食器棚に戻す
①と②およびその空でない部分集合を飲食ではバッシングと呼びます。
③から⑤は食器洗浄と呼びます。この辺の呼び分けは適当です。
ここにある①から⑤までの仕事は給仕とバッシング係 & 食器洗浄係でいい感じに分業します。飲食では何か所か仕事をしましたが、その分業体制はけっこう異なっていました。
大手ホテルのレストランで私がタイミーしたときは、レストラン1ではタイミーの仕事は②だけでしたが、レストラン2では給仕として③以外全部を担当したこともありました。
食器洗浄はけっこう泥臭い仕事で、残飯と洗剤が生み出す汚水と戯れる仕事なので、しんどいなと思いました。
大手ホテルレストランの開店前準備
開店前準備では、お店をお客さまが来店できる状態に整えます。給仕がやる雑用、特に設営を手伝うという感じですね。具体的には
フロアーの清掃
テーブルや椅子の設営。テーブルクロスを敷いたり、机の上に置いてあるべきものを置いたりといった感じ。
グラスやお皿、カトラリーを拭いたり、食器棚から出してきて、使える状態にする。
ひたすら布ナプキンを折りたたみ続ける。
おそらく高級レストランだからだと思うのですが、テーブルクロスや布ナプキンといったものが存在しています。
使い捨ての紙とかではないので、それらを管理するために給仕の労働力が投下されています。
タイミーの仕事の大部分は布ナプキンを折りたたむことでした。辛くはないですが、面白くもなかったですね。
食品製造
ドーナッツ工場
大手ドーナッツチェーン店のドーナツ工場でタイミーをしました。
大手ドーナッツチェーンとは、ミスタードーナツや、ジャック・イン ザ・ドーナツ、クリスピー・クリーム・ドーナツのようなチェーンだと思ってください。
ここの工場は食品会社の製造工場がいくつも並んでいる工場で、そのテナントの一角がこの会社のドーナッツ工場になっている場所でした。
他フロアや他エリアも、ふつうに有名な食品チェーン店の食品製造工場でした。
ドーナツの作られ方はおおむね2通りあります。
ふわふわのパン生地の表面をチョコレートや砂糖でコーティングしたもの(ポンデリングみたいなもの)
ふつうに揚げドーナツ状のもの(オールドファッションみたいなもの)
家庭的なドーナツと、工場製造のドーナツの違いはトッピングへのこだわりだと思います。工場製造のドーナツは、やたらチョコレートのソースやチップをかけたり、粉砂糖をかけたりしますね。
タイミーはドーナッツを揚げる以外のほとんどの作業に関与していて、特にドーナッツの最終段階でチョコレートをかけて完成品にする作業員が多かった気がします。
(実は私は下記の事情からみんなが何をしているのかそれほど観察できませんでした。)
この現場では私は、3時間くらい洗い物をさせられていました。
到着即、謎の異国風味のおばさんから「オマエ、強ソウ。洗イ物ヲヤレ」(意訳)と言われ、洗い場に連れていかれました。
ドーナッツ工場の洗い場は信じられないほど過酷で、チョコと油まみれの大量の金網や鉄板(クソでかい、1m四方くらい)を100枚単位で洗い続けます。チョコと油を落とすためには大量の洗剤と熱湯を使いますし、デカくて洗いにくいので水が身体や顔に跳ねてきます。
マジで疲れました。
その後、1時間はドーナッツの生地をちぎってこねこねして、冷蔵庫に入れて醗酵させる作業ができました。ここはかなりの癒しです。
ドーナッツ工場での発見は、女性スタッフが多い事です。
物流でのお仕事は、考え方が男にチューニングされており、「物は危険でもいいので効率よく大量に運ばなければならない」という場面が結構多くて、安全管理はかなり軽視されていました。
具体例として、物は高く積み上げて密集させ、一度に大量に運ぶことが善とされていました。
一方で、ドーナッツ工場では、物を倉庫にしまうときに「ここは背の低い女性が多いから、物を高く積み上げないでね」と社員に注意されたことがあり、なるほどそういうこともあるのか、と思いました。
あとは作りすぎたドーナッツを帰りに賄い?として持ち帰れたので、それは良かったです。ドーナッツが余るというのは製造量を管理していないのか、それとも事情があって無理なのかな。
1日中ドーナッツの断片を下水に流し続ける仕事をしていたので、私はドーナッツが食べ物に見えなくなり、あまり食欲は湧きませんでしたが……
小売
スーパーマーケットの青果売り場
イオンとかイトーヨーカドーのようなスーパーマーケットだと思ってください。
ここでは、開店セールのタイミングで、青果売り場で野菜や果物の袋詰めをしました。
みかんの段ボールから、みかんを取り出して特定の重さになる量を袋に入れ、袋を閉じて、袋にバーコードを貼る、みたいな感じです。
これを色んな野菜や果物で4時間やりました。
この梱包作業って卸売ではなく小売でやるのですね、意外でした。
タイミー以外の社員たちは、野菜をカットしたり、漬物を作ったりしていました。
かなりの単純作業でしたが、下記の2つの理由で意外と楽しかったです。
新鮮な食材に大量に触っていると自分が豊かな感じがしていて、テンションが上がる。まるで農村の収穫祭に参加しているような気分になれる。
食材を梱包する作業が、動物園で草食動物のご飯を作っている飼育員になったような気分になれる。圧倒的な制御感、支配感。
特に、小売では梱包した食品はそのまますぐに店頭に売りに出され、それをお客さんが買う様子をマジックミラー越しに見えるので、設置した狩猟罠に動物がかかる様子を見物するような気分にもなれました。
青果売り場でのタイミー体験を通して自分の性格に気づいたのですが、自分は食べ物を作ったり提供したりすることを餌付けのように感じていて、たくさんの人にたくさんの食べ物を提供するほどテンションが上がるということが分かりました。
ドーナッツ工場で自分が生地をこねた抹茶ドーナッツや、レストランの調理補助で作った料理も、たくさんの人たちが食べると思うとワクワクし、かなり気分が良かったです。今後も機会があればそういうことをしたいです。人や動物に食べ物をあげるのが好きだ。
まとめ
物流はコミュ障が多い
ご飯を作るのは楽しい
洗い場はけっこうつらい
人生はどのタイミングからでも楽しめます。人生最高。
あと、お仕事募集中なのでなんでも声をかけてください。