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「ピラカンサ」と「トゲ」と「用務」

学校で元々植えられていたり、また、鳥が食べて糞となって落とされた種子が発芽して実生木で育ったりと、結構いろいろなところで見かける「ピラカンサ」。

赤い実がたくさんなって綺麗ですよね。

なんでも今の時期の赤い実は毒があり、鳥たちもそれを知っているのか、近寄りもしないのだけれど、寒い冬を超えて毒性が薄まっていくと、そこで初めて鳥もついばみに来るのだとか…。

学校では、その鳥がついばむ姿を子どもたちに見せたくて、植えているというところもあるように思います。
(昔、そう言ってピラカンサを残しておいて欲しいと教頭に頼まれたこともあります。)

ただ、学校で問題なのは、ピラカンサには鋭いトゲがいっぱいあるということ。
実の周りからピョーンと飛び出した徒長した枝はバンバン切っておかないと、子どもたちが怪我をする恐れがあります。

長いこと植えられていて、そこそこ大きなピラカンサは、子どもも手が届かないので、まぁ良いのですが、実生木で背の低いピラカンサは大変危険です。

同じように、ボケやグミもトゲが多いので、場所・状況によっては、撤去したりする必要があったりします。

学校用務としては、管理職や教員に実物と場所、その危険性を説明し、「トゲ注意」の注意喚起の掲示をしてみたり、子どもたちへの指導を促してもらったりと、学校全体で連携する様にしています。
チャドクガ などの毛虫が発生した時も同様です。

こういう関わりって、実は用務としてとっても大切なのだと思っています。

「知っているけど、まぁ大丈夫だろう」「怪我をしてもそれは自己責任」「自分には関係ない」と、学校にも誰にも知らせずにいる用務がいるとしたら、なんと勿体ない仕事をしているのだろうと、思ってしまいます。

学校や子どもたちと関われば関わるほど、用務の仕事は楽しくなるのに…。(もちろん本業はしっかりこなした上での話…。)


うーむ、今日の話は取りとめなくて恐縮です…笑

そんなこんなで、毎日、仕事が楽しくてしょうがない用務員なのでありました。
なんだそりゃ。

うーん。まとめられなくなってしまった。😅

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