カラスウリ
秋ですね。
あちらこちらでカラスウリを見かけるようになりました。
10月になり、低学年の音楽の授業では
♫真っ赤だな 真っ赤だな カラスウリって真っ赤だなぁ♫
と子ども達の歌声が聴こえてきます。
この時期はカラスウリが実っているのを見つけると
採集して、音楽の先生に渡すようにしています。
今年も「探してたのよぉ〜🙌」と喜ばれました。
歌っている子ども達の中で、カラスウリの現物を知っている子はごく僅か。
「それ何?何?」と言われます。
なお赤い実は食べて美味しいものではありません。
そして中にある「種」は「打ち出の小槌」に形が似ているため、金運のお守りとして、お財布に入れている人もいるようです。
あと、子ども達に言っても通じませんが、(今時のお母さんに言っても通じないかもしれませんが)、昔、ベビーパウダーのことを、「天花粉(てんかふ)」と呼んでいました。
天花粉はこのカラスウリの根っこを擦り下ろして水につけ、沈んだデンプンを乾燥させたもの。
アセモになるとよくパタパタされてました。
原料がカラスウリだったなんて面白いですよねぇ。😄
ま、子どもに言ってもポカーンとされるだけなので、天花粉の話は、年配の先生にだけ話して盛り上がるという、トリビアでした。😅