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胡蝶蘭の世話

4月、人事異動で校長が新しく赴任してくると、それが昇進での着任の場合、お祝いとして胡蝶蘭が届けられることがあります。

元々校長だった人が別の学校に異動することを業界的には「横転(よこてん)」と呼び、その場合、花はあまり送られないことが多いようです。

今までで「こりゃすごいや」と思うほど胡蝶蘭が届いていたのは、 大小合わせて20鉢あった校長でしょうか。校長室には置けず、会議室に机を並べて、飾ってあったのを覚えています。余程、今までの学校で人気があった先生なのか、送らないと後がうるさいのか(笑)…。
後々、その校長は皆から好かれるキャラクターであることが分かったので、きっと前者だったと思います。

で、話は戻るのですが、困るのが胡蝶蘭の世話です。

高価なものである上、お祝いの品なので雑に扱えません。

胡蝶蘭は花持ちが良いので放って置いても良いといえば良いのですが、対応を間違えると根腐れを起こして枯れてしまいます。

4月に届き、花が咲いている間は、ほとんど水はあげなくても良いと思います。
霧吹きに水を入れ、午前中に一度、鉢の背後から霧吹きで水を吹きかけます。「葉水(はみず)」と言って葉っぱに水をまとわせる感じです。
水苔にも少しかけておきます。

普通の花のイメージでジョウロで水をあげるとすぐ根腐れしてしまいます。

水をあげるとしても、花後、3週間に一度程度、一回り大きなバケツに鉢を入れ、水を差し入れ、十分水を吸わせたら、バケツから上げて、しっかり水を切ります。鉢の下に置く、水の受け皿に水が溜まっていたらすぐ捨てます。

私のお世話のイメージはそんな感じです。
私も試行錯誤しながらなので、もっと詳しい方がいたら教わりたいところです。
(如何せん、このところ胡蝶蘭の世話の必要な学校に関わっていないので実証実験ができないのが残念です)

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以下に生産者の方が紹介する胡蝶蘭の世話の仕方の動画があったので貼っておきます。

胡蝶蘭の育て方〜春編〜


胡蝶蘭の育て方〜霧吹きスプレー編〜



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