屋上緑化
屋上緑化も学校では盛んに取り入れられます。
壁面緑化同様、上手く行かないことが多いです。
植栽の選定ミス、不十分な雑草対策が、失敗の主な原因と思われます。
炎天下、広い屋上で除草をすることは不可能なので、強い雑草が生え、増え始めたら手の施しようがなくなります。
以前「やっかいな外来植物」という記事で紹介した「メリケンカルカヤ」などが生えたら、もう屋上全体その外来植物で覆われます。
そんな中、屋上緑化の一筋の光明かなと思えるのは、屋上に土を敷き詰めるのではなく、専用の土を入れた袋を並べ、小さな隙間から緑を生やすと言う方法です。
雑草のタネが入りにくく、雑草に侵食されにくくなります。
ただ、袋も劣化するでしょうから、何年かに一度は袋ごと植栽を交換する必要があるかも知れません。
今まで見てきた中で、屋上緑化で、まあ、これならアリかなと思ったのは、これくらいでしょうか…。
正直、後々のメンテナンスを考えたら、壁面緑化も屋上緑化もやめた方がいいと思います。
その予算を他に使った方が健全だと思います。