【安全衛生】防振手袋
チェーンソーやドリル、刈払機などの工具で安全衛生上問題となってくるのはなんだかご存知でしょうか?
それは【振動】です。
「刈払機? あー、使い方なら知ってるよ。普段からよく使ってるし、安全にだってもちろん気を配ってるよ」
そう答える用務さんは多いです。
でも「今使っている機械の【振動係数】はどのくらいですか?」と聞くと「は????」となります。
振動が発生する機械を使うことによって、人は『振動障害』という病気を負うことがあります。
チェーンソーも振動ドリルも刈払機も振動係数に合わせ、1日のうち連続して使用しても良い時間が決まっていて、それ以上の使用が制限されています。
道路工事で地面を割っている削岩機などもずっと使っているとその振動で体を壊します。
振動障害で有名なもので『白蝋病』があります。指先の末梢神経に血液が回らなくなる、血管性血管性運動神経障害です。
そう言った病気を防ぐために、防振手袋があります。
刈払機でも必要なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私も振動障害について知って、この手袋を使い始めましたが、はっきり言って『楽』です。体への負担が減ったのは確かです。
グラインダーや振動ドリルも、極力この手袋をして使用しています。
振動する機械を使うことのある用務さんは、是非使っていただきたいです。