ガラスの飛散防止フィルムの貼り方
学校の教室のガラスは万が一割れた時に怪我をしない様に、ガラス飛散防止のフィルムが貼ってあることが多いのですが、古い校舎や建具の場合、また目隠しが必要な場所に我々用務がフィルムを貼ることもあります。
上の写真の時は、校舎のこの区画の教室が特別支援教室になることが決まり、外からの目を気にすることなく(そう言った心身状態の子を預かることが決まっていたので…)リラックスして登校出来るように曇りガラスにして欲しい、そう言う依頼でした。
限られた予算だったため、フルにシートが購入できず、最上部まで貼れなかったのですが、これでOKしてもらいました。
さて、飛散防止フィルムの貼り方ですが、コツさえ分かってしまえば、簡単です。
セロテープと台所洗剤をちょっと入れた水の霧吹き。
タオルや雑巾、そしてゴムべらを用意します。
貼りたいガラスの大きさより、ほんの少し小さいサイズにフィルムを切り、準備します。
セロテープで裏フイルム側を剥がします。
剥がす時に洗剤入り水スプレーを吹きかけて濡らしながら、剥がしていきます。
裏フィルムを剥がしきった時には、ノリのついた側の一面にうっすら洗剤水がついた状態になっています。
濡れた飛散防止フィルムをガラスに貼り付けます。
フィルムは濡れているのでヌルヌルと動き、完全にべったりと貼り付くことはありません。
位置が決まったら、タオルもしくは綺麗な雑巾で、フィルムとガラスの間の水分を四方に抜いていきます。
ある程度水分を抜いたら、ゴムべらで中央から徐々に四方に残りの水分と空気を抜いて、最終的な位置に落ち着かせます。
乾燥まで1日程度かかりますが、その後は動かなくなります。
一、二枚やるとコツがわかってくると思います。
上手に貼るコツは、フィルムをガラスのサイズよりちょっとだけ小さく切ること。ぴったりに切ってしまうと、水と空気が抜けにくく、難しくなります。自信がつくまでは、隙間を空ける方が無難です。
今日はガラスの飛散防止フィルムの貼り方の紹介しました。
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