廊下の流し台
学校の廊下には手洗い用の流し台があります。
最近は少なくなりましたが、レモン石鹸がぶら下がった流しなど記憶にある方も多いのではないでしょうか?
素材は石、タイル、ステンレス、FRPと様々です。
廊下の流し台は児童生徒の清掃分担場所とされている場合が多いためか、いろいろな学校を見て回ると、結構清掃の取りこぼしが多い場所でもあります。
子どもは一生懸命掃除をしているつもりでも、やはりそこには限界があり、タイルの場合は目地の汚れや、ステンレスは石鹸カスや水垢汚れ、FRPは墨汁のシミなど頑固な汚れが残りがちです。
そして特に忘れられると、汚れがひどくなってしまうのが、排水口です。
とある学校の清掃頻度の低い流しの排水口です。
もうこうなると子どもたちには手に負えませんし、用務の怠慢と言われてしまっても返す言葉がありません。
給食前に子どもたちが手を洗う場所として、衛生的にどうか…とも思います。
流しの使用頻度にもよるでしょうが、最低週に一回は(頻度が高ければ毎日)見て、大人が清掃のフォローをしてあげないといけない場所です。
経験値的に、意識の高い用務さんのいる学校は、流し台やそこに付属する鏡が綺麗なことが多いように感じます。(学校が古いとか新しいとか関係なく、手が入っているかどうかと言う意味です)
お子さんの参観日などで学校に行った時には、そう言った目線で学校を観察するのもいいかもしれません。