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ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンド…加藤和彦さんのドキュメンタリー5月公開。

1960年代から90年代、日本の音楽史をかえた不世出の音楽家・加藤和彦さんの音楽ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」が5月公開される。  

2009年11月に62歳で死去した加藤さんは、ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」でプロデビュー。

https://www.youtube.com/watch?v=HgW5KUyJarw

日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドを経て、ソロ、作曲家、プロデューサーとして活躍し、映画「だいじょうぶマイ・フレンド」(1983)をはじめとした映画音楽、歌舞伎で初めてオーケストラを取り入れた「スーパー歌舞伎」、サディスティック・ミカ・バンドやザ・フォーク・クルセダーズの再結成、坂崎幸之助とのユニット「和幸」、「VITAMIN-Q」結成など、精力的に活動。

日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りした革新性や音楽性は、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与えている。

日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドで加藤さんと活動した、故高橋幸宏さんが加藤さんに寄せた想いから映画化の企画が立ち上がり、日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話を紹介。  

そして不朽の名作「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディングし、様々なジャンルのミュージシャンで紡がれ、進化し続ける楽曲の姿がスクリーンに映し出されている。  

企画・監督・プロデュースは、「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」(2018)、「音響ハウス Melody-Go-Round」(2020)を手掛けた相原裕美。約4年間の取材・制作期間を経て完成させた。出演は加藤さんのほか、きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、高橋幸宏、小原礼、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎幸之助、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一、コシノジュンコら。(順不同、アーカイブ含む)

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