【ロボット】🤖JR西日本がマンガみたいな「重作業ロボ」を導入。その名も「零式人機 ver.2.0改」。
鉄道の架線などの保全は、危険をともなう高所での重作業だ。
熟練の作業員の高齢化や人材不足で事故の危険性が高まっている。
そこでJR西日本は、さまざまな作業に対応できる「多機能鉄道重機」の導入を決めた。
高所作業用ブームの先端に人型ロボットの上半身が装備されている。
それはアニメのロボット戦士を思わせる。
多機能鉄道重機は、JR西日本、日本信号と、人機一体が共同開発し概念実証実験を重ねてきた「零式人機 ver.2.0」(トップの写真)をベースに製品化されたもの。
鉄道工事用車両に搭載された人型重機を、操縦室から作業員が操縦する。
操縦者はVRゴーグルを装着して直感的な操作が可能。
最大40キログラムの重量物を持ち上げることができ、高さ12メートルまでの作業が行える。
当面は、架線支持物の塗装と邪魔な樹木の伐採にあたるが、さまざまなツールを開発して、そのほかの作業にも応用するということだ。
JR西日本は、このロボットの導入で、高所作業の省人化、労働災害リスクの低減、高所作業の従事者の拡大を目指している。
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