お金が無い。仕方なく、朝食は食パン一枚だけだが、そこに塗る「マーガリン」。これって、カラダに悪いんだろうなぁ、と思うのだが…
で、ネットで「マーガリン」について調べてみた。
マーガリンには、「トランス脂肪酸」という俗に言う<食べるプラスチック>というべき危険な物質が含まれているのだとか。
「東洋経済オンライン」の記事の中に、「トランス脂肪酸」に触れた記載があったので引用したいと思います。
・・・
トランス脂肪酸は数ある脂質の中でも「健康に悪い」ことが確実性が高く示されたもので、アメリカではかなり厳密に使用を制限されています。
一方、実は日本での制限はアメリカほど厳しくなく、普通に売っているマーガリンは、トランス脂肪酸を含む代表的な商品です。
そんなマーガリン、是が非でも避けたほうがよいのでしょうか。
ハーバード大学で主に予防医療について研究を行っている医師の浜谷陸太氏が、最新の科学的知見を紹介します。
アメリカでのトランス脂肪酸の厳密な制限には、歴史があります。
1900年初頭より、動物性脂肪(バターなど)は健康に悪い、ということが知られていました。
そこで植物から脂肪を作る試みが行われ、最初にショートニングとして商品開発に成功しました。
そしてマーガリンが開発され、なんとバターと異なり「冷蔵庫から出してすぐにパンに塗れる」ということが衝撃的だったのでした。
実は1950年ごろより、トランス脂肪酸は健康に悪い(心臓病患者を増やす)のではないか、ということが研究で示唆されてきたのですが、この言説はなかなか広まりませんでした。
「植物由来だから健康によいだろう」と考えられたこともあり、このトランス脂肪酸はかなり広まりました。
バターなどの動物性脂肪を植物性に変えるよう、専門家がロビー活動していることも見受けられました。
ようやく1990年代となり、トランス脂肪酸が健康に悪いことが科学的に確からしくなり、2000年代にはようやくトランス脂肪酸の含有量表示が義務付けられることになりました。
この頃には、「トランス脂肪酸=健康に悪い」ということが一般にも広く知れ渡り、アメリカの食品からはかなり減っていくこととなりました。
現在でも厳密に禁止されているわけではないのですが、事実上ほとんどトランス脂肪酸は使われなくなったのです。
マーガリンといっても、数々の脂肪成分から作られており、トランス脂肪酸の割合は7%程度と報告されています。
日本人のトランス脂肪酸摂取量は世界の中でも低く、総エネルギーの0.3%程度です(1%未満とすることがWHOに推奨されています)。
そもそも、アメリカで厳密な制限に至ったエビデンスは、非常に多量のトランス脂肪酸を摂取していたアメリカ人のデータに基づいています。
そもそもアメリカ人の多くはハンバーガーとポテトばかり食べており、その原材料(例えば油)の摂取量は桁違いです。
日本でもパンやポテトを食べる人は多いですが、その摂取量は比になりません。
「食事でがんを治す」というのは典型的な詐欺医療の広告ですが、この中身をみると全てが出鱈目なわけではありません。まったく出鱈目なら誰も騙されないわけで、絶妙に科学的な内容が織り込まれているから、騙される人が後を絶たないのです。
「トランス脂肪酸を是が非でも避ける」というのは、詐欺医療広告の代表格です。「トランス脂肪酸が健康に悪い」という”科学的な”根拠をもとに、トランス脂肪酸を含むマーガリンなどを是が非でも避けさせるよう指導します。このように、わかりやすい「悪役」を叩きのめす、というのは、非常に効果的なマーケティングになります。
少なくとも日本ではそんなに気にすることはありません。
マーガリンが大好物で毎日大量に食べて心筋梗塞になった、など当然例外的な人はいるかもしれませんが、何にだって例外はあります。
例外を代表例として受け取ってはいけません。
・・・
この記事によると、一日にトースト1枚ぐらいなら、マーガリンを摂取しても病気にはならないだろう、という、政府寄り(マーガリンをつくっている大企業寄りの偏向した)の結論でしたね。
というわけで、市販されている「トランス脂肪酸の含有量の少ない」マーガリンを検索して探してみました。
■小岩井マーガリン「ヘルシー芳醇仕立て」
■雪印メグミルク「バター仕立てのマーガリン」
■雪印メグミルク「ネオソフト」
・・・
というわけで、マーガリンと健康のお話でした。
今日も貧乏!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#マーガリン
#トランス脂肪酸
#危険な添加物
#食品添加物
#添加物で病気に
#病気
#原因
#病気の原因
#トースト
#安全な食品
#食
#食品
#健康