自民党「LGBTは種の保存に背く」発言の撤回と謝罪を求めます!
「LGBTQ」のためのネット署名に参加しましょう。自民党の古臭い考えをぶっ壊す!
自民党が20日に行ったLGBT新法をめぐる会合の中で、出席者から「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」などの発言があったと報じられています。
2018年7月に、自民党・杉田水脈衆議院議員が「LGBTは生産性がない」などという文章を寄稿し、2020年9月には、足立区の自民党・白石正輝区議が「同性愛が広がると足立区が滅びる」などという差別発言をし多くの批判を集めました。
このような性的マイノリティを差別するあまりに酷い発言が、自民党議員によってまた繰り返されています。
さらに、山谷えり子参議院議員は会合で「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、アメリカなんかでは女子陸上競技に参加してしまってダーッとメダルを取るとか、ばかげたことは起きている」などと、トランスジェンダーの実態を無視し、トランスジェンダー女性がさも不正を犯して侵入してくるかのような、あまりに悪質な発言をしています。
今国会での成立を目指すというLGBTに関する新法では、目的や基本理念に「差別は許されない」という文言が入っています。
会合では、この「差別は許されない」という認識すらも自民党議員が反対し、「人間は種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背く」「道徳的にLGBTは認められない」などというあまりに酷い発言が行われたのです。
これらの発言から、むしろ当該議員らは「積極的にLGBTを差別したい」という意図しか感じられません。
私たちは今回の一連の発言について、山谷えり子議員、簗和生衆院議員(※)には撤回と謝罪、および辞職を。自民党総裁・菅義偉首相には、党を代表しての謝罪と当該議員への辞職の勧告を求めます。
また、世界80カ国で性的マイノリティに関する差別を禁止する法律が整備されており、日本にはこうした法律がありません。OECD諸国の中で性的マイノリティに関する法整備状況はワースト2位の現状です。
これほど酷い現状をなくすためにも、今すぐ自民党は性的指向や性自認に関する「差別を許さない」という法律をつくってください。