竹内義和「大映テレビの研究」が再販されていたので買う。読み始めると止まらない!オモロイ!!
高校時代に「ポパイ」か「ホットドッグプレス」の書評欄で紹介されていたのが、この本「大映テレビの研究」。
あまりに面白いので、クラスのオタク仲間で回し読みした思い出があります。
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著者の竹内義和は大学時代からオタク活動を開始(私より5歳程年上のはず)。
日本の特撮映画を系統立って研究した本がない時代に、「大特撮」という特撮オタク文化史に残る分厚い名著を仲間でつくりあげた。
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というか、年代によっては、北野誠と一緒になって、なにかと物議をかもしだしたラジオ番組「サイキック青年団」を盛り上げたもうひとりのMCだと言ったほうが明快であろう。
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さて、この「大映テレビの研究」。
大映テレビを心から愛する著者が、往年の大映テレビドラマに誰しもが感じるあの得体のしれない違和感を、「宇津井健=ウツイズム」という概念を導入して読み解いた稀代の名著であり、これ以上ない大映テレビの本質を探る研究書である。
違和感は愛情なのかもしれない。でなければ「海底人8823」や「プロゴルファー祈子」に丸々1章も裂いて言及などしない。「不良少女と呼ばれて」を近未来SFと喝破し、笛でいとうまい子を操る国広富之をプロフェッサーギルに例える著書が他にあろうか。
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■いま、竹内義和さんは、れいわ新選組の八幡愛さんと一緒に、ユーチューブ番組「コードレスでいこう」2ndシーズン(毎週水曜日の夜に配信)で、政治からアホな話題まで、喋り倒しておられます。
みんなで観ましょう!
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