【テクノ】クラフトワークが、フジロックに来て大人気。しかし、「フクシマ放射能」に苦情を唱える人たちも。
テクノポップの先駆者、クラフトワーク(Kraftwerk)が、新潟・苗場で開催された野外フェス「FUJIROCKFESTIVAL'24(フジロックフェスティバル)」に出演し、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了した。
クラフトワークは2日目の27日、ヘッドライナーとしてグリーンステージに登場。
昨年3月に亡くなった坂本龍一さんを追悼して「戦場のメリークリスマス」を演奏したほか、自身の代表曲の1つである「Radioactivity/放射能」を坂本さん監修による日本語詞で披露した。
「日本でも放射能 きょうも いつまでも フクシマ放射能 空気 水 すべて 日本でも放射能 いますぐやめろ」
と歌われる坂本さんによる日本語詞は過去にも披露されているが、今回も大きなインパクトを与えた。
SNS上では、今回のフジロックをきっかけに知った人も少なからず居たようで、「これ誰も止めなかったの?」「何これ酷いな…」「福島第一は安定化し、汚染もほとんど解消されている中で、いつまで福島を血祭りにあげてお金儲け、人気取りするのか。許せません。何様ですか」といった声も。
福島県議会議員の渡辺康平氏は「今回のドイツ人グループによるこの演奏は悪趣味であり、差別的な内容です。相変わらずカタカナのフクシマで、放射能に汚染されているイメージを作り出している。まさに呪いの歌です」と批判した。
⇑ 坂本龍一の日本語歌詞入りバージョン ⇑
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