【シリーズ・維新の不祥事】 革新的な若返り効果があるというインチキ化粧品を売りつけた、元やしきたかじんの主治医『伊東信久』。
2021年のの衆院選で当選した「日本維新の会」の伊東信久氏が、行政処分を受けたいかがわしい企業に関連した講演を行うなど、「議員会館」を不適切に使用していた疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。
伊東氏は今回、大阪19区から出馬し、小選挙区での当選を果たした。
「医師でもある伊東氏はもともと、橋下徹元大阪市長と関係の深い故・やしきたかじんの主治医を務めていました。そうした縁もあって、2012年の衆院選で維新から大阪11区で出馬し、初当選。2017年の選挙では落選したものの、2019年6月、維新から除名処分を受けた丸山穂高氏の後任として、大阪19区支部長に就任。今回の衆院選で、3回目の当選を果たしました」(政治部記者)
その伊東氏との関係が指摘されるのが、今年8月、消費者庁から特定商取引法違反で6カ月間の取引停止を命じられた「ITEC INTERNATIONAL(アイテック)」だ。山口孝榮オーナーら2名も6カ月間の業務停止命令を受けている。
消費者庁によれば、同社は化粧品などのいわゆる“マルチ商法”を手掛け、大学との架空の共同研究など、虚偽の説明に基づく違法な勧誘活動をしていた。国民生活センターによると、アイテックに関する相談件数は11月8日現在で、617件に及ぶ。
アイテックの元会員が語る。「最先端の再生医療技術を使った化粧品で、革新的な若返り効果があると説明されました。今が投資のチャンス、と。最初に1口30万~50万円の契約をし、契約数を増やすと、海外進出時の利益の分配率や、勧誘時の紹介料も上がると言われたんです。それで、200万円をつぎ込んでしまった。今思えば、私は騙されていました」
なぜ、アイテックを信用したのか? 「開発者が医師免許を持つ政治家で、議員会館でセミナーをやると聞き、安心したんです」(同前)その政治家が、「維新」の伊東氏だった。
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「維新」の伊東信久は、「アイテックの目玉化粧品『MATRIX』シリーズの開発者や監修者として、広告などで紹介されていた。大勢の会員を前に何度も講演していました」(同前)
例えば、落選中だった2019年12月4日、サンドーム福井で行われたアイテックの全国大会。「週刊文春」が入手した音声データによれば、伊東氏は司会者から以下のように紹介されていた。
さらに、伊東氏の経歴や、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授と大学時代、先輩・後輩の間柄だったことなどがアナウンスされた。
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司会者「『MATRIXエキス』の開発者の一人でもある大阪大学大学院国際医工情報センター招聘教授、伊東信久先生にご講演いただきます」
伊東「山中教授、たしかに先輩なんですけども、一つは大学だけじゃなく、大学院でも先輩やったんですね」
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アイテックは京都大学iPS細胞研究所と共同研究をしていると説明してきた。だが、iPS細胞研究所は同社を念頭に、「そのような企業や化粧品の販売活動には一切関与しておりません」などとする注意喚起をホームページに掲載している。
さすが「維新」の関係者です。平気で「ウソ」をつきますね。「アイテック」の化粧品には、京都大学の山中教授たちは、まったく関係ないのに、「共同研究した」という大嘘をついています、「維新」の伊東信久は。
⇓この動画は、伊東信久の「ウソまみれ」の講演会の様子です。本当にツラの皮が厚いですね。
日本維新の会の伊東信久衆院議員(57)が、いわゆるマルチ商法で行政処分を受けた業者に関連する講演を行っていた問題で、業者との関係で虚偽の説明をしていたことがわかった。この企業の商品について、伊東議員は「監修・開発していない」と説明しているが、「週刊文春」が入手した講演の動画では、伊東議員自身が「私が監修、研究させて頂いている」と明言していた。
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「アイテックの売り文句は『商品発表会を「議員会館」で開催した。それほど信用がある』。月1回のリーダー会議が会館で開かれることもありました」(別の元会員)
伊東氏は、「議員会館」でもアイテックに関連した講演を行うことがあった。2019年9月19日、議員会館で行われたとされるアイテックのリーダー会議。小誌が入手した会員のグループLINEにはこう記されている。
果たして「議員会館」を、マルチ商法の会場として利用しても良いのでしょうか? 衆議院事務局に尋ねたところ、以下のように回答した。
「議員会館の会議室等の使用は会派に直接関係があり、議員が主催する会合及び行事等に限る。許可されていない商行為も禁止です。会議室を借りられるのは、現職議員に限ります」
アイテックに事実関係の確認を求めたところ、以下のように回答した。
「取材は受け付けておりません」
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一方、伊東氏はどう答えるのか。話を聞いた。
――アイテックの件で議員会館を手配した?
伊東「別の議員が借りてやってますわ」
――誰ですか?
伊東「どなたでしょうね、僕じゃない」
――マルチ商法に加担していたのでは?
伊東「僕自体も被害者ですやん。名前を勝手に使われた」
――サンドーム福井の講演でも開発者として紹介されていたが。
伊東「いやいやいやいや、やってません。やってないという認識です」
――講演の中では、山口オーナーと喋っているような口ぶりだったが?
伊東「違いますね」
――「また国会の場に戻ったら皆さんを法律的にサポートしたい」と言ってない?
伊東「言ってないよ。法律的にサポートなんか、いち国会議員ができるわけないじゃないですか」
――講演料は受け取った?
伊東「講演料10万円もらっていましたよ。毎回10万円ずつ」
――本も配られていた。
伊東「アイテックが僕の本買うのは自由やから」
――iPS研究所がアイテックを念頭にリリースを出している。
伊東「知ってます。知ってます。アイテックはアイテックで、iPSとアイテックとの関係で、使われるのは、あそこ自体は、そういった使い方は山のようにあると思うんですよ」
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いやあ、録画テープや録音テープが出てきているのに、「維新」の伊東信久は、ぬけしゃあしゃあと「大ウソ」をつく。恥ずかしいという気持ちはないのだろうか?
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マルチ商法に詳しい紀藤正樹弁護士が指摘する。
「議員会館でマルチ商法の活動が行われていたとすれば、前代未聞。行政処分も出ており、捜査機関が動いてもおかしくない案件です。セミナーで講演するなど伊東氏の関与度合いは高く、説明責任が問われます」
「日本維新の会」を巡っては、杉本和巳衆院議員が議員会館の執務室で私的なヨガを行うなど、「議員会館」の不適切使用が疑われる事例が相次いでいる。伊東氏についても、党としてどのような対応を取るのか、注目される。(文春ONLINEより引用)
⇧このいかがわしい本は、「維新」の伊東信久の著書です。まあ、「トンデモ本」の一種です。「ワクチンは毒だ」「流行している感染症はビル・ゲイツの陰謀」なんていうアホな陰謀論者とかわりありません。国民主権党のネット乞食・平塚正幸とレベルが変わりません。こんなインチキ医者を、堂々と選挙に出馬させる「日本維新の会」は、反社会的犯罪団体です。
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