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「Internet Explorer」の寿命はもうすぐ尽きます。
長らくWindows OSに標準装備されてきた「Internet Explorer(IE)」。その「寿命」は各種サポートの終了時期に左右されます。Windows OSごとにIEのサポート終了時期を分かりやすく図示しつつ、見えてきた「終わり」について解説します。
これまでのWindows OSには、Webブラウザとして「Internet Explorer(IE)」が標準でインストールされてきました。そして、ユーザーが直接使うWebブラウザに限らず、さまざまなアプリケーションがHTMLファイルなどを表示する際のコンポーネントとしても、IEはよく利用されてきました。
そのIEの「寿命」が(一部を除いて)もうすぐ尽きようとしていることはご存じでしょうか? 過去にWindows XPやWindows 7でよく話題に上った「サポート終了時期」が、IEにもやって来ます。
Windows OSごとに、サポートされているIEのバージョンおよびその終了時期が一目で分かるような図を発見しました。ご紹介します。
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■Windows 10 Home/ProのIEサポート終了時期
Windows 10 HomeやPro、Pro Education、Pro for WorkstationのIEサポート終了時期は以下の通りです。
上図の緑色のバー(横棒)は、IEの開発および提供元であるMicrosoftによって定められているライフサイクル上のサポート期間を表しています。
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■WebブラウザとしてIEは2022年6月で使えなくなる
「ブラウザとしてのIE」は、単体で動作するWebブラウザアプリとしてのIE11を指しています。そのサポートは2022年6月15日に終了(以前は2025年10月終了だったのが前倒しされた)。
それ以後は、ブラウザとしてのIEの起動ができなくなります。IEの実行ファイルである「iexplore.exe」を実行しても、代わりにMicrosoft Edgeが自動的に起動するようになる、とのこと。「サポートが終わってもこっそり使えるから大丈夫」ということは通用しない。これは重々踏まえておく必要があります。
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■Windows 11では既に「ブラウザとしてのIE」が使えない
2021年10月にリリースされた「Windows 11」では、既に「ブラウザとしてのIE」が利用できなくなっている。[スタート]メニューなどにIEのショートカットは登録されておらず、IEの実行ファイルである「iexplore.exe」を実行しても、代わりにMicrosoft Edgeが起動してしまう。
一方、IEモードについてはWindows 10と同様に利用できます。サポート期限もWindows OS本体と同じで、2022年6月15日以降も利用できます。
2022年6月15日以前でも、Windows 10からWindows 11へアップグレードしたり、Windows 11プリインストールPCにリプレースしたりすると、その時点でブラウザとしてのIEが使えなくなるので注意が必要(細工をすれば実行できなくもないが)。何らかの理由からWebブラウザとしてのIEが必要な場合は、Windows 11へのアップグレードは行わない方がよいでしょう。
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■Windows 8.1以前でのIEサポート終了時期
Windows 8以前はOS自体のサポートが終了しており、IEもサポートが終わっています。Windows 8.1については、OS本体と同じく2023年1月10日でIEのサポートが終了。
私のウインドウズパソコンのOSは「Windows 8.1」です。基本的、クロームブックを使っていますので、困らないのですが・・・時代の流れを感じます。
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