- 運営しているクリエイター
2022年11月の記事一覧
再生
【処女作】ジェームズ・キャメロンの「Xenogenesis」。大学中退し、トラックの運ちゃんしてたとき、「スター・ウォーズ」を観て、ショック! 意地でつくった35mm短編
はっきり言って、失敗作です。 稚拙です。 むかし、映画研究会の高校生が8ミリでつくっていた作品とレベルは変わりません。 しかしキャメロンのやりたいことが詰まっています。 この短編のなかに「エイリアン2」も「ターミネーター」も詰まっています。 熱いオタク魂があります。 ・・・・・・・ 大学を中退して結婚し、小さな家に移り住むキャメロン。トラック運転手などで生計を立てていたが、1977年に封切られた『スター・ウォーズ』を見て仕事を辞め、再び映画制作に没頭。 友人と共に1978年、35ミリの短編SF『Xenogenesis』を制作する。 この短編がきっかけとなりロジャー・コーマンのニューワールド・ピクチャーズに入る。1979年、初仕事は『ロックンロール・ハイスクール』での雑用係(ノンクレジット)を担当するに至るのであった。 ・・・
再生
任天堂「インディーワールド」を観て、「Inscryption」という珍妙なゲームを買うことにする。
『Inscryption』は、脱出ゲームとサイコホラーの要素のあるカードゲーム。手持ちのデッキを使い対戦相手の体力を削っていくカードゲーム。場に出したそれらのカードを生贄にしてより強いカードを出していくというシュールな弱肉強食の現実世界を表しているのがミソ。やられたら手持ちのカードも変わりスタート地点に戻るというローグライクな作りで、シンプルな構成ながらも、奥の深い、戦略性に富んだプレイが楽しめる。 GDCアワード2022のゲーム・オブ・ザ・イヤーや日本ゲーム大賞2022のゲームデザイナーズ大賞などを数多くの賞を受賞している。