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謎の体調不良ループ②
①からの続きです。
ある日突然高熱が出てから、数日おきに解熱と発熱を繰り返していた。やっと熱が出ない日々が戻ってきたと思った矢先、病的な浮腫と筋肉痛・関節痛・頭痛に見舞われる。さすがにおかしいと思い、総合病院の受診を決意。
浮腫みを感じてからの1日で、体重は3kg増加している。
今までに経験したことのない症状ばかりで、自分の体に異変が起きていると確信したが、最寄りの内科で、「良くならなければもう一度診るから」と言われた手前、紹介状を書いて欲しいとは言いづらい。
紹介状がないと予約はできないとのことで、予約なしの初診で受付をした。
待っている間にも身体中が痛くてじっとしていられない。
さらにはうっすら嫌な予感…。またもや発熱だ。
まだまだ呼ばれそうにもないのでひたすら目を閉じ、時が過ぎるのを待つ。
(普段であれば本を読むなどするのだが、そんな気力はない)
そうしている間に1時間ほどで解熱。
なんなんだ本当に。
受付をしてから2時間後にやっと呼ばれて診察を受けた。
時系列で今までの症状を全て説明した後、文字通り、頭の先から足の先まで触診される。
浮腫の程度や圧痛の有無、リンパの腫れ等を確認したが、先生も「これだ」と思い当たるものが無く、詳細な検査を行うこととなった。
検査結果が出るまで1週間かかるとのことだったが、すぐに病院から連絡があった。
「sIL-2R(可溶性インターロイキン2レセプター)値が高値。前回伺った症状を加味して想定される疾患は①悪性リンパ腫②膠原病③伝染性単核球症などのウイルス感染症④その他悪性腫瘍など。詳細は来院いただいて話をする。」
どの疾患名もなんとなく聞いたことはあるものの、自分とは関係ないと思っていた病名ばかりであまり現実味がない。
それどころか、やっと原因がわかるかもしれない、という安心感さえ覚えた。
そして再度総合病院へ。
名前が呼ばれ、診察室に入るなり先生が言う。
「いや〜ほんと、よかったですね〜」
???
「原因わかりましたよ。『パルボウイルスB19感染症』です。」
??????
「あ〜〜〜。わかりやすく言うと、『伝染性紅斑』です。」
???????????
「子どもで言う、『りんご病』ね。」
大変お騒がせしました。
命に別状ございません。
悪性のものではありませんでした。(病院から連絡があった際に、想定されると言われた疾患の③にあたります)
命に別状はないとは言っても、基本的に子どもが罹る病気で、大人が罹患した場合には重症化することもあるらしく、今回私はバッチリガッツリ重症化したようだ。
更に、重症化する人は症状が数ヶ月〜数年続く(年単位はかなり稀らしいが…)こともあるとのこと。
治療薬はなく、対症療法が中心のため解熱鎮痛剤が処方された。
通院の必要もない。
実際、最初の発熱からすでに1ヶ月以上経っている今でも、1日3回痛み止めを服用している。
薬が効いている間は「治った」と思うのだが、服用をやめた途端に筋肉痛と関節痛が混ざったような脚の怠さと、動くのを躊躇うほどの頭痛が出現する。
そして1週間に一度は熱っぽいような気分の悪さに見舞われ、
「あ〜〜〜〜しんど。」
と声に出てしまう程度には体調が良くない日がある。
今年に入ってから、良くないことばかり起きていた。
帯状疱疹(重症化)
階段から落ち、腰を痛める(痛み継続中)
手足口病罹患(大人は罹らないらしい)
突然歯が欠け、激痛
伝染性紅斑罹患(大人は罹らないらしい)
今パッと思い出すだけでこの通りだ。
大人が罹らないとされている病気は、「大人が罹ると稀に重症化する」というパターンが往々にしてあり、そして見事に重症化している。
2024年は1993生まれの私にとって、前厄の年だった。
女性の厄年は年齢による身体的変化に基づいているとはよく聞く話だ。
本厄となる来年(しかも女性の大厄とされている…泣)は、多くの女性が出産・子育てを経験する時期であり、疲れやストレスが溜まりやすくなることから注意すべき年とされている。
とはいえ、
「気持ち的にはまだまだ若いし」
「そもそも厄年とかあまり気にしていないし」
と厄祓いをせずに過ごして、もうすぐ2024年も終わりを迎えようとしているのだが、この有り様だ。
前厄でこれだけの不調があったのだから、来年の本厄が本当に怖くて仕方がない。
冗談抜きで、自分の命を自分でしっかり守らなければと覚悟している。
ほんのちょっとだけ神様のお力もお借りして。
2部構成にしてしまったせいで、心配のご連絡を数件いただきました。深刻感が増してしまい、申し訳ございません。絶好調ではありませんが、まあまあ普通に生きています。
厄祓いにおすすめの神社仏閣がございましたら、教えていただけると嬉しいです。
みなさまも、お身体にはくれぐれもご留意くださいませ。