流産した。その続きの続き。

先ほど、

かかりつけのクリニックに電話をし、

手術をして頂ける病院宛の紹介状を書いて頂きたい旨、連絡をした。


度々申し訳ありません。
稽留流産の手術の件なのですが、
月曜日来院予約をさせて頂いてたのですが、
覚悟が決まりましたので、
紹介状を頂きたくお電話致しました。

そう伝えた。

ここの受付の人は本当に声が優しい。
全ての病院の受付や医師がこんな声をしていたらいいのにな。と思うほど、優しい声だった。

この度は度々ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
それでは、恐れ入りますが、宜しくお願いいたします。


明日、娘の予防接種後に伺うことにした。


そう。

私の気持ちは、いつの間にか、手術に傾き始めていた。


手術への恐怖心も昨晩より薄れている。

それでも、電話を切った手は震えている。


偉いぞ、偉かったぞ、私!

と、心の中で褒めた。


怖いものは怖い。

だけど、

その先の未来に目を向けたら、

怖がっているだけの時間はもったいないし、

きっとまた、楽しい時間が待っている!と言い聞かす。

いや、1日でも早く、

そんな生活に戻りたい。

そう思った。


それに、

大切な人たちさえも疲れさせてしまっている。


私は今、生活が完全に乱れていて、

夜は眠れず、朝に寝る生活になってしまっている。

こんなに娘が小さいのに、

こんなに旦那は忙しいのに。


私は恐怖に怯え、何も出来ずに、

無意識に恐怖感から逃げるようにスマホをいじってばかりだ。


違う。

そんな時間はもう終わらせたい。


旦那とテレビを見ながら笑いたい。

娘の泣き声を可愛いと思いたい。

まともにご飯も食べてない。

何をしていても心半分。


自然排出を待ちたい!とは言ってみたものの、

最悪なケースばかり先生は伝えてくるので、

それも急に怖くなった。


私は一度出産を経験している経産婦になるわけだが、

◎34mmもある胎嚢を出す痛みはどれほどなのだろう?

◎本来なら10w予定(11/14時点)なのに、
・8w(胎嚢34mmだとだいたい8週程度のサイズらしい)で成長が止まっている
・胎芽は溶解しカケラ程度しか残っていない
ということは心肺停止してからどれくらいの時間が経過しているのだろう?


それを考えれば、先生が手術を勧めるのはわからなくはない。


でも、最悪なケースばかり伝えてくる先生は、

本当に危険なことになったらどうするの?

というリスクマネジメントからなんだろうと思っている。


深夜の流産、救急でも対応してくれないところばかりだよ?

お産入ってもないのに、今お産が入ってるのでムリと受け入れてくれないところは本当に多いよ?

そして挙げ句の果てにどこも受け入れてくれないから、気付いたら埼玉とかのすごく遠い病院に運ばれるケースも大いにあるんだよ?(神奈川県横浜市在住です、私。)

オレ、昔大きな病院に勤めてた時、本当にお産が入ってるのか確認したことあるからね?

実体験で伝えてるからね?


と。

胎芽(胎児)が大きいと排出時に引っ掛かりやすいのに対し、あなたの胎芽は溶解していてカケラ程度しか残っていないので、引っ掛かりは少ないだろうから全排出できる可能性は高いけどね。

とのことだが…。


ここまで言われると怖いよね、色々。


↑と記録していたのは、17時ごろ。



そして現在2:45。


自然排出も怖かったんだけど、

なんか急にどちらでもいいような気がしてきた。

とは言っても、全く予兆はない。


強いて言えば、

生理前になる左足の鈍痛が21時頃から始まった。

坐骨神経痛のような腰から左足に来る重い痛み。

でも、茶オリが出るでもない。


きっと、どのみち手術になるんだろうな。

先生は待っても次の月曜まで!と言っていたからね。



それにしても、

この痛み、懐かしいな。

出産からまだ5ヶ月ほどしか経ってなく、

生理も結局は7月と8月の2回しか来てなくて、

その時は生理痛ってほぼなかったんだよな。


だから、この痛みったらいつぶりだろう?

もう一年半は味わっていない。


となんだか急に、

身体が安堵し始めたのを感じている。


本当にどちらでもいい。


本音を言えば、

麻酔なんてしたくない。

でも、

大量出血で救急車騒動になるのも避けたい。


どちらにも避けたい懸念事項はある。


でも、

それらを受け入れた上で、

もう赤ちゃんのタイミングに任せようと思う。


怖くて力んでいたけど、

その力がふと抜けたから。


待とうと思うよ。

でも、どの道、手術の予約は入れてくる。


その上で、

待とうと思う。


きち。

待ってるよ。

ダメなかちゃんだったけど、

もし良かったら、

この手に抱き上げたいな。

抱き締めてもいいよ、と思ってくれるなら、

手術の前に出ておいで。

パパも、ネーネもいるからね!

キチのこと、みんなで待ってるよ!

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