修己治人の教え「大学」
こんにちは、そうじろうです
今回は孔子の教えの中でも最も重要と言っても過言ではない「大学」について解説していきます
2500年以上読みつがれている「修己治人」の教えであり名だたる名君が学んできた教えです
また、
全日本人が一度は見たことある「二宮金次郎象」が持っている書物こそ「大学」でもあります
つまり、、、「それだけ重要な教え」ということ
あなたの人生の羅針盤として、是非一掴一掌血の気持ちで学んでいってください
大学とは?
儒教の基本的な経典である「礼記」の中に編入された教え
元々は「大学」として単行本にはなっていなかったのですが、「これは素晴らしい教えだ」ということで抜粋されました
全1733文字から構成されており文字数は非常に少ないですが、四書の中では「初学入徳の門(にゅうとくのもん)」と呼ばれているほど重要視されています
また、大学を作った人物ですが、確実ではないものの「孔子の弟子である曾子ではないか?」と言われています
「大学」を学ぶことで得られる変化
「大学」の重要項目
では、ここからは「大学」の中身を詳しく解説していきます。今回は特に重要な部分を抜粋しました
三網領
大学の冒頭はこの一文で始まります
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「大学の道は明徳(めいとく)を明らかにするにあり。民(たみ)に親しむにあり。至善に止(とど)まるにあり」
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そして、この「明徳(めいとく)」「親民(しんみん)」「至善(しぜん)」の三つを三綱領(さんこうりょう)と呼んでいます。また、大学の教えの中でも重要視されているキーポイントとなります
では、この三綱領を一つずつ解説していきます
■大学の道は明徳を明らかにするにあり
「人間として正しく心豊かに生きるためには「徳」を世の中に発揮していくことが大切である」という意味があります
つまり、、、
「自分の持っている能力を世の中に役立てようぜ!」ってことです
例えるなら「大谷翔平」
彼は両親ともにアスリートであり、生まれながらにして立派な体格や能力が約束されていました
そして、その持って生まれた「徳(能力)」を世の中に発揮することで、世界一の野球選手になれたわけです
自分たちは彼のようなスペシャルな能力を持っていることは少ないですが、誰にも持って生まれた徳(才能や能力)は存在します
数学で80点を取れるなら「数学で30点しか取れない人に教えられる」し、釣りが好きなら「1年釣りをしてるけど全く釣れない…と悩んでいる人を助けること」ができます
現代のSNS社会ではスーパースターばかりに目がいきがちですが、自分の小さな才能で世の中の人を救うことは意外と難しくありません
「自分には大きな才能がない。生まれ持った能力もない」と悩んでいる人も多いかと思いますが、
そんな時はこの「明徳」を意識してみてください
そうすることで、「自分が何をすれば良いか分からない…」という悩みの糸口を見つけることができるようになります
■民に親しむにあり
「明徳が発揮されると誰とも親しくなることができる」という意味があります
イメージしてみてください
「地位や名誉はないけど自分の好きなことをやって毎日笑顔な人」と「地位や名誉はあるけど怖い顔をして毎日を過ごしている人」を
あなたはどちらの人に惹かれるでしょうか?心が吸い寄せられるでしょうか?
きっと前者に違いないと思うんですよね
資本主義。合理主義。の世の中ですが、
なんだかんだ言っても自分達は人間です。「なんかこの人良いなぁ~」という感覚で生きています
だからこそ「明徳」がある人に惹かれるようになっているんです。人と親しめるようになっているんです
科学や理論で色々な「人付き合い術」が展開されている昨今ですが、そんな小手先のテクニックを学ぶより、「徳を明らかにしたほうが人と親しめるよ」ということ
閉塞感が強い現代社会。その救世主となる考え方が「親民」です
■至善に止まるにあり
「明徳が発揮されると人として正しい判断ができるようになり十分に満ち足りた状態になる」という意味があります
「色々な事に挑戦しているけどなぜか心が満たされない」
↑
こんな悩みを抱えている人も多いかと思います。そして、その根幹の原因は「明徳の欠落」かもしれません
自分の能力を世の中に発揮していく。自分が楽しいと思うことで人の役に立つことをする
そうしていれば「あ、俺って素晴らしいことやってんだな。俺も楽しいし周りの人も喜んでくれてるし。本当にハッピーだな」という「至善」を感じることができます
ですが、
現代社会は「金」や「フォロワー」や「いいね数」ばかり目がいってしまいます
「自分の能力?んなもん知ったこっちゃない。数字を稼げることをやるのが正義なんだよ」という考え方も少なくないと思います(過去の自分がそうでした)
ただ、この考え方は「明徳」ではないので「至善」に止まることはできません。「心が満ち足りた最高でハッピーな状態」にはなれないんです
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明徳を発揮する→至善に止まる
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ぜひ、この方程式を繰り返し繰り返し頭に叩き込んでください。そうすることであなたの人生が「綺羅星の如く」光り輝いていきます
八条目
「大学」の冒頭には前述した「三綱領」が書かれています。そして、その次に書かれているものが「八条目」です
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古(いにしえ)の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、先ずその国を治む。その国を治めんと欲する者は、先ずその家を斉(とと)のう。その家を斉えんと欲する者は、先ずその身を修む。その身を修めんと欲する者は、先ずその心を正しうす。その心を正しうせんと欲する者は、先ずその意(こころばせ)を誠(まこと)にす。その意を誠にせんと欲する者は、先ずその知を致す。知を致すは、物を格(ただ)すにあり
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そして、この文章の中の「格物」「致知」「誠意」「正心」「修身」「斉家」「治国」「平天下」の八つの教えを『八条目(はちじょうもく)』と呼びます
また、この八条目を学ぶことで「心を正すための順序」「政治を治めるための順序」を理解することができます
「立派な政治家になりたい!」と思う人は少ないかもしれませんが、「自分の道を正す、治めるための順序」と代用して考えていただければ良いかと思います
では、解説していきます
■八条目の流れ
先ずは八条目の流れを確認していきましょう
逆に言うと、8番から順々に実践していけば、最終的に「天下が明らかになる(平安な時代の到来)」ということです
分かりやすく図で解説していくと、このようになります
この八条目の流れを理解することで「心の悩み」を解決する糸口を見つけることができるようになります
なぜなら、このステップ通り行動すれば良いからです
まず、人間として自分の生きる道を決めます。そうすることで、自分にとって必要な知識や情報の取捨選択が可能になります。そして、無駄な情報に右往左往することがなくなるので感情が正しくなります。感情が正しくなれば心が正しくなります。最終的に身が修まり、「心の悩みや葛藤がない幸福度の高い人生を全うできるようになる」ということです
特に最近は情報がありすぎて、色々迷ってしまうことも多いかと思います。そんな時はまず、「格物」という「物」を「格す」ことを意識してみてください
そうすることで無理なく心が調和されていきます
「本」と「末」
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天子(てんし)よりもって庶人に至るまで、壱(いつ)に是(こ)れ皆身(みなみ)を修(おさ)むるを以(も)って本(もと)と為(な)す。その本(もと)乱れて末(すえ)治まるものはあらず
===
この文章から学べることは「何をやるにしても先ずは自分の身を修めなさいよ」ということです
例えばです、
あなたの会社の上司に「遅刻は社会人として失格だ!絶対に遅刻するなよ!」と言われたとします
ただ、その上司が後日、出勤3分前に会社に到着して「ギリギリセーフ。時間に間に合ってるから遅刻じゃないぞ。お前ら遅刻するなよ!」と言ってたらどう感じますか?
「めちゃくちゃだせぇ、、、3分前って遅刻と一緒やん。3分で準備してそこから仕事できるわけないだろ。何言ってんだコイツ」と感じるはずです
これこそが「身を修めていない」ということ。そして、身を修めていないから会社での信頼や地位が治まっていかないわけです
人間の在り方は時代と共に変化していますが、人間の感情はいつの時代も変わりません
「お前やってないやん。できてないやん!そんな奴の言う事聞けるか!」
↑
この感覚はどの時代も一緒、ということです
だからこそ、
まずは「本(もと)」を修めるように努めていきましょう
そうすることで勝手に「末(すえ)」が治まるようになっていきます
湯王の信念
湯王(とうおう)という殷(いん)の国の王様がいます。そして、その王はとても立派な人物でした(※殷(いん)・・・中国古代の王朝名。紀元前17世紀頃 - 紀元前1046年)
その湯王が残していた言葉が大学の本文に記されています
===
湯(とう)の盤(ばん)の銘(めい)に曰(いわ)く、まことに日に日々に新(あら)たに、又日(またひ)に新(あら)たならんと
===
湯王は、自分の洗面器の底に
「1日がまたやってきた。新鮮な気持ちで今日も全力で取り組むぞ」
という文章を記していたそうです
平和が保証されていると言っても過言でもない日本で生活していると、どうしても「毎日が同じ連続」になりがち
「あ~あ、また今日も会社行って、スーパー行って、寝るだけの平凡な日常が始まるよ、、、」
↑
こんな悩みを抱えている人も多いかと思います
そんな悩みがあるなら、是非今回紹介した言葉を覚えてみてください
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まことに日に日々に新(あら)たに、又日(またひ)に新(あら)たならんと
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語呂も良く、発音した時の耳障りも心地よいものがあるので、暗記して毎日唱えることをおすすめします
自分自身、この言葉は暗記していますし、
「なんか最近同じことばっかやってんなぁ」
と感じた時は言葉にして脳に浸透させるようにしています
意を誠に
八条目に「誠意」があります。そして、その言葉を深掘りした文章が大学の本文に記されています
===
所謂(いわゆる)その意(こころばせ)を誠(まこと)にすとは、自(みずか)ら欺(あざむ)くなきなり。悪臭を憎むが如く、好色を好むが如し。これを之(こ)れ自謙(じけん)と言う。故(ゆえ)に君子(くんし)は、必ずその独(ひとり)を慎むなり
===
この文章を要約すると、
「感情を正しくするには自分に嘘を付いてはいけない。悪臭を嗅いだら鼻を背けるし、綺麗な景色を見たら心が踊る。このように感情が感じたままに行動すれば良い。そこで君子は、その感情を見定めるために一人の時間を慎むのである。
自分たちはどうしても嘘を付きがちであり、自分に素直になることができますせん
「金を稼ぐためには嘘付いたほうが早いでしょ?」
「体が痛いけど仕事しないといけない。責任があるし」
↑
こういった形で自分を欺くことも多いと思います
そして、
この連続を繰り返していくうちに体が崩壊したり、心が蝕まれていくんです
自分自身、過去鬱に近い症状になったことがあるのですが、
その根本原因が「自分に嘘を付いていたから」なのかなと、深く反省しています
確かに金を稼ぐことやフォロワーを増やすこと、友達を増やすこと、恋愛をすることは重要かもしれません
でも、一番大事なのは「俺の人生って最高だよな」と誇れる自分の心、を常に維持することです
そのためにも、自分の感情に嘘をつかず生活してみてください。また、自分の正しい感情に気づけるように、自分一人の時間を大切にしてください(慎独)
そうすることで万華鏡のような煌びやかな素晴らしい世界が見えてくるはずです
小人は不善をなす
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小人(しょうにん)閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)を為(な)し、至(いた)らざる所(ところ)なし
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「つまらない人間(小人→立派な君子のような人物ではない人)は暇があると善くないことを考え、何をしでかすか分からない」という意味があります
暇があったらネトフリ見たりYou Tube漁りをしている
↑
「ギクッ。それ、俺のことだ、、、」と感じる人も多いはず
特に現代社会は「無駄なエンタメ」が非常に多いです。スマホさえあれば”疑似幸福”をいくらでも体験できますからね
過去の自分も毎日You Tubeを見まくっていたわけですが、暇さえあればくだらないことばっかりやるんですよね。人間なんて
だからこそ、
「暇を作っちゃいけないよ」ということ
また、「暇ができた時もくだらない事に惑わされないように心を磨いていきなさいよ」ということです
自分自身、この言葉を聞いた時「うわ、やばっ。俺のことだ、、、」って思ったわけですが、
この言葉を何度も繰り返し読み、深く理解したことで、You Tubeなどの無駄な時間の使い方を『完全にゼロ』にすることができました
「小人閑居して不善を為す」
この言葉を何度も復唱してみてください。そうすることで心が変わり行動が変わります
正心こそ道
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所調身(いわゆるみ)を修むるには、其(そ)の心を正しうするに在りとは、身念憶(みふんち)する所有れば、則(すなわち)ち其の正しきを得ず。恐懼(きょうく)する所有れば、則ち其の正しきを得ず。好楽(こうらく)する所有れば、則ち其の正しきを得ず。憂患(ゆうかん)する所有れば、則ち其の正しきを得ず。心焉(こころここ)に在らざれば、視(み)て見えず、聴きて聞えず、食(くら)いて其の味を知らず。此(これ)を身を修むるには、其の心を正しうするに在(あ)りと謂(い)う。
===
この文章は八条目の『正心』を詳しく解説した項目になります
攻撃的な現代のカオス社会。その中で心を正しく維持するには、正しい知識を身につけることと、正しいロジックで実践してくことが重要です
どんな技術やノウハウを学んでも、順番が正しくないと意味をなしません
また。枝葉の技術を学ぶことは、曇った鏡で自分を見つめているようなもので、何も見えないし、ただ単に時間の無駄遣いです
ですので、この文章の意味を深く理解し、正しいアプローチをしていってください。そして、自分の心を開放してください
また、「感情と心の相関図」はこちらの記事でも学べますので、是非チェックしてみてください。他の人からは絶対に学べないような「裏側」を学べます
現代のメシア「徳」
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是(こ)の故(ゆえ)に君子(くんし)は先ず徳を慎む。徳有れば此(こ)れ人有り。人有れば此れ土有り。土有れば此れ有り。財有れば此れ用(よう)有り。徳は本(もと)なり。財(ざい)は末(すえ)なり
=====
「この人だったら任せられるな。仕事をお願いしよう」
↑
いつの時代も、こういった「徳」が人間を動かします
「〇〇マーケティン」「〇〇思考術」「人を魅了する〇〇の法則」こんな知識が石ころのように転がっている現代ですが、いちばん大事なものは「なんか分からないけど、この人にお願いしたい」と思わせる”感化力”です
人間は感覚の生き物であり、決して理屈で動く生き物ではないんです
例えば、恋愛。
「佐藤さんの鼻の高さは80点。目はちょっと小さいから60点。合計70点だから佐藤さんとは付き合いません」
↑
もしこんな人いたらヤバいですよね?
「なんとなく好き」とか「雰囲気が良い」とか、そんなもんだと思うんです
で、恋愛以外でもそうなんですよ
カッコイイから信頼されるわけでもなく、超優秀大学を出ているから尊敬されるわけではありません
日々の徳の積み重ね。その積み重ねが、人を魅了し、「なんかこの人って良いよね。頼れるよね。信頼できるよね」という”徳の香り”を漂わせるわけです
「徳を積む?古臭くね?」
↑
こう思うのも無理ありません。古臭い考えかもしれません
でも、だからこそ、なんです
周りの人々は合理的に物事を考え、ノウハウベースで生活しています。そうなってくると”徳の香り”を出している人が北極星の如く輝いて見えるんです
なぜなら、徳の香りを出せる人はいないから
もし、これが200年前だったら、きっと北極星のような輝きはなかったと思います
なぜなら、200年前は100人中100人が徳を積んでいたから。つまり、周りも光り輝いているから自分の輝きがくすんでしまう、ということ
でも現代は違いますよね?
「徳を積む」なんて考えの人は、まぁいません
だからこそ、自分が輝けるんです。周りよりも明らかに輝いて見えるんです。そして尊敬されるんです。「〇〇さん、かっけぇっす!」と言われる人間になれるんです
「人が集まらない」「金が稼げない」「フォロワーが増えない」「友達が増えない」色々な悩みがあると思いますが、そんな時は小手先のテクニックを学ぶのではなく、本質的な「徳の積み重ね」を意識してみてください
そうすることで自分の心が正しくなるのはもちろん、人が勝手に集まってくるような”圧倒的な感化力”を手にすることも可能になります
ダイヤモンドは心の中に
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楚書(そしょ)に曰(いわ)く、楚国(そこく)は以(も)って宝(たから)と為(な)すなく、唯(ただ)善(ぜん)以て宝と為す
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自分自身、この文章を読んだ時に「なんて素晴らしい考え方なんだ」と感じたことを今でも昨日のことのように覚えています
宝は金銀財宝ではなく人である。そして、「善」を積んでいる人の心こそが宝なのである
思わず心に熱いものがグッと込み上げてくる人もいるかと思います
それこそ、
陽明学の教えに、、、
『万物は我が心の外にあらず心の中のみにある』
という言葉があるのですが、「「善」を行える心こそ宝」なわけです
いつの時代も外物に答えを求める人は没落していきます。それこそ、ロッシーニという偉大な作曲家は、美食が祟り、晩年は苦しい闘病生活を強いられました(”フォアグラのロッシーニ風”の由来になった人物)
「これ食べたい。もっと美味しいもの食べたい。もっともっとちょうだい」
↑
これは、もう禽獣と同じ
「自分の心の中に宝はある。ダイヤモンドの原石がある」
この考えを潜在意識に浸透するくらい強くイメージしてください。そうすることで”黄金に輝くあなたらしい道”が見えてきます
財で身を起こす
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仁者(じんしゃ)は、財(ざい)を以(も)って身を発(おこ)す、不仁者(ふじんじゃ)は身(み)を以って財を発す。
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この文章から分かることは…
・仁者→「財」で「身」を作る
・不仁者→「身」で「財」を作る
という『流れが全く違う』ということ
日本の文化では今尚「貯金」が根付いていますが、これは間違いということです
財が出来たら、その財を世の中のために使っていく。より役立つものに昇華させていく。そうすることで、更に財が手に入り自分の身も治まっていくわけです
それこそ、貯金というのは「戦争の費用を賄うために国が作った政策」だったりもします
こんな感じです
だからこそ、日本人は「貯金」が好きなんです。先祖代々、「貯金は正義」という教育をされてますからね
自分自身、貯金の洗脳を受けていたので「とにかく貯める」「金は使わない」という思考だったのですが、
この『仁者(じんしゃ)は、財(ざい)を以(も)って身を発(おこ)す』を学んでからは、自分の成長や、やりたいことには出し惜しみなく金を使うようにしています
自分は銭湯やサウナが好きなのですが、そこに時間も金も投資できるようになったので、体の調子も心の調子も1年前よりも確実に上がっています
これこそが『仁者(じんしゃ)は、財(ざい)を以(も)って身を発(おこ)す』ということなんじゃないかな、と実践を通して感じていたりもします
「自己犠牲」ほどアホらしいことはないので、常識に囚われず正しい知識を学び、正しい行動をしていきましょう
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以上が、「大学の教え」となります
まだまだ書き足りない部分もあるのですが、これ以上書いてしまうとボリュームが大きくなりすぎてしまうので、今回は大学の教えの中でも重要な部分だけを抜粋していきました
自分は現在36歳で、35歳まで鬱病のような状態で、毎日が本当にほんっとうに、地獄のようでした
しかし、陽明学を学び、また、今回紹介した「大学」を学び、心が開放されました
「いやぁ、人生って本当におもろいな!年齢とか関係ないし、どんどん挑戦していこう!自分を磨いていこう!」
という前向きな気持になれました
「毎日同じ生活でつまらない」とか「会社と家庭での板挟み」とか「ただ今まで生きてきただけで虚無感を感じている」とか、、、
こういった悩みって意外と多いと思うんですよね。でも、大丈夫です。今回紹介した大学の教えを忠実に素直に守っていけば、
「あ!なるほどな!俺はこう生きればよいのか!」という一筋の光が見えてくるはずです
ぜひ、今回の記事を何度も何度も繰り返し読み、あなたの血肉にしていってください
また、「もっと大学について学びたい」などの意見があればコメントや自分の「X」にDMしてください。要望が多ければ、もっと濃い内容を出していこうと思います
P.s
儒教の教えには「大学」以外にも「中庸」「孟子」「論語」という教えがあります。そちらも詳しく解説しているので、学んでみてください
⇓⇓⇓
・人間が持つ最高位の徳「中庸」
・王者の政治「孟子」
・聖賢のバイブル「論語」
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