儒教入門編
こんにちは、そうじろうです
今回は「儒教入門編」ということで儒教について書いていきます
陽明学は儒教がベースになっているので、陽明学を理解する上でも、儒教の全体像を把握することは必要不可欠
是非、
今回の記事を読んで儒教の教えの全体像を掴んでいってください
※3分で学べるように書きました
儒教とは何か?
世界三大聖人と呼ばれる中の1人。「孔子」という人物が考えた思想を儒教といいます(※世界三大聖人 キリスト、釈迦、孔子)
孔子
・紀元前559-479(約2500年前)
・中国の春秋時代に生きた思想家
孔子には弟子が2000人いたと言われており、それくらい儒教の教えのパワーが凄かったことを物語っています
「儒教って何?」
この問いに一言で答えるとしたら「人間が人間らしく歩む道筋」といったところです
それこそ、現代社会では「自分がどう生きたらいいか分からない」という人生の迷子になっている人も少なくないと思います(過去自分がそうでした)
そういった人にグサッと刺さる教えが「儒教」となっています
四書五経
儒教の教えは「四書五経」というもので学ぶことができます
孔子の教えを弟子が書き記したものに経書というものがあるのですが、その中でも特に重要・有名な書が「四書五経」と言われています
そして、その「四書五経」の中でも有名なものが「四書(『論語』『大学』『中庸』『孟子』)」となっており、多くの人物に読みつがれてきました
それこそ新一万円札の肖像画になる渋沢栄一の「論語と算盤」などは非常に有名かと思います
朱子学と陽明学のベース
儒教を語る上で学んでおかなければいけないこと。それは「朱子学」と「陽明学」です
朱子学と陽明学は共に「儒教の教え」をベースとしており、「朱子」と「王陽明」がそれぞれ持論を展開している
と考えていただくと分かりやすいかと思います
「カバー曲」と言ったほうが分かりやすいかもしれないですね。儒教の教えを「朱子」と「陽明」がカバーしていて、それぞれの色味を出している、といったところです
「じゃあ、朱子学と陽明学の違いって何なの?」って話になると思いますが、ザックリ言うと『「知識重視」か「実践重視」か』となります
そして、現代社会では「行動の重要性」が薄れてきています。だからこそ、陽明学が必要になっているんです
※情報や知識はネットにアクセスすれば誰だって手に入る時代ですからね
四書の解説
儒教の中でも重要と呼ばれる四書。この四つの教えを学ぶことで、陽明学をより深く理解することができるようになります
また、一つ一つの書物に非常に有益な考え方が記されています。「真剣熱烈に自分の人生を生きたい」という人にとっては、最高の教材ですので、是非こちらの四書についても学んでいってください
・修己治人の教え「大学」
・人間が持つ最高位の徳「中庸」
・王者の政治「孟子」
・聖賢のバイブル「論語」
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