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『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』を読んで。

こんばんわ、youmeiです。

今回はこんな本を読んでみました。

『僕たちは就職しなくてもいいかもしれない』
岡田斗司男 FRREex著
株式会社PHP出版(PH P新書)


最近、正社員で働くことに違和感を感じ始めていました。


責任の割に給料が少ない。

日本の給料はほとんど横ばい
(ほぼ上がっていない)

仕事に絞るのがいいが、
それに対してのメリットが感じにくい。

と言うのがあり、答えを求めて本を読み漁っていました。


そこで出会ったのがこの本です。




昔はほとんどが就職していない(本文より)

1950年代の就職事情

・女性はほぼ就職していない
・当時の日本人口の半分が就職していない
・残り半分も、日雇や手伝いなどのアルバイトのようなもの


武士階級=今の大卒

武士階級は主人がいてこそ武士であり、
主人がいない武士階級は浪人と言われていた。

今で言う大卒ニートらしい。


雇ってもらえる主人を探す
=就活と似ている

そのために腕を磨き、勉強した。

武士として身を立てる以外の道を選んだ人は、働き口はいくらでもあった。


今の日本でも正社員にこだわっているのは、昔の武士と同じではないか。

と言うのがこの本の意見。


明治維新と今の日本

明治維新真っ只中、それでも武士に固執した人たちがいた。

これが新撰組。

逆に固執しなかったのが、坂本龍馬。

今でいえば、
大企業(幕府):新撰組
ベンチャー:坂本龍馬

ということは、

明治維新の中、幕府で出世を目指そうとしているのが正社員ということになる。


果たしてこれがいいのか悪いのかは、各々で判断することだと思う。


企業の寿命

1983年:大企業含め30年

2009年:日本企業:7年
    アメリカ企業:5年


会社という器の安定性が大幅に低下している。

ちなみにあくまでも予測であるが、

【日本人口】
2022年:1.25億人
2080年:7000万人
(厳しい予測は、4000万人)


正社員というのは、安定しているという幻想

→時代の流れで大企業でさえ安心できない。
→変化の著しいIT企業も
→人口が減っていると公務員も危うい


企業が人を雇わない理由

①企業の寿命が短くなった
②新人に仕事を教える余裕がない
③怖くて人が雇えない(※)


※新人がものになるまで2〜3年
来年も同じくらいの収益が見込めないと難しい。


その他

貨幣経済→評価経済になるらしい。

詳しくは読んでいただければ。


百姓:100の職業を持つ人
武将:単職


という意味。



感想など

読ませていただいて、今後自分がどのような選択をすべきかというヒントになったと思う。


正社員にならなくても、お金は稼げる。

そのため、工夫を凝らしリスクとなるようなことや自分が不安なことを減らしていくことが重要に思える。




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