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インドの山奥ならぬ、アフリカの山奥で最大のピンチ💦

こんにちは♪
今日も曇り空の広がる岩手。
暑さも和らぎしっとりとしております。
  
ここ最近、次の単発のお仕事に向け、昔の資料や写真をひっくりかえして、調べ物をしています。色々な国で撮影した面白い写真、真面目な写真、プライベートスナップなど、見ているうちに感慨に更けてしまい中々作業が進みません。写真あるあるですね(笑)
 
そんな中、1枚の写真に目がとまりました。それがこの写真です↑

普通に見れば、単なる荒野の写真。
 
私にとっては、「ひえ~ありえない~💦」とピンチに落ちった時の写真です。
 
時は今から10年ほど前の2012年。調査に入った西アフリカのギニアの中部ギニア地域で村落調査に当たっていた時の1枚です。 

この調査では、村落地域では携帯の電波が届かないと事前に分かっていたので、事前にJICA本部(東京)から「衛星電話」を貸与いただき、それを持参していました。とはいえ、緊急用としての貸与で使用料は自己負担(めちゃくちゃ高額)なので、普段は使う機会などほぼありません。
 
ところが、ある日、使わなきゃならない?状況になったのです💦その時、私の目のまえに広がっていたのが↑の写真の光景です。

調査先の村に移動している時に「迷子」になってしまったんですよね。
 
「ナビとか地図はなかったの?」と思われるかもしれませんが、ギニアの地図は持っていました。が、村落地域情報など残念ながらどこにも書いていない地図なのです(アフリカの村落地域に関しては、大体の国で地図は存在しません)。
 
何を頼りに移動するのか?というと「口コミ」情報とドライバーの勘💦
 
この時の調査では、
➡ 毎日朝ホテルを出て数時間移動🚙して
➡ 村に一番近い小さな町で朝食🍚を取り
➡ そこで村の凡その位置を確認し
➡ ドライバーの勘で村まで移動していました。
 
何ともスリリングな調査ですよね😂
そんなことやっている人、まだいたんだ!(はい、いたんです)
 
しかし、凄腕ドライバーもこの時ばかりは困った状態に😥
  
この場所に差し掛かった時、ギニア人ドライバーと仏―英のギニア人通訳と私の3人で
「・・・これは道なのか、前へ進むべきなのか・・・それとも道は別にあるのか?」しばし悩んでしまいました。
 
携帯で連絡をとろうとしてもまさかのNo Network💦誰の携帯も繋がらない状況でした。
 
そこで日本から持参した「衛星電話」が日の目を見たのです👍

ところが~~~~
 
衛星電話の電波が立たない😱💦
 
え?そんなことあるの?と何度も再起動してやりなおしても状況は同じ💦
 
日没の事を考えると、朝の移動に時間をかけていられない状況なのに、頼りの綱でもあった「衛星電話」さえも使い物にならないなんて・・・どうしたらいいの~~~~と、ピンチの状況の時に更にピンチの波が襲い掛かったような状況。
  
人生で初めてアフリカの地で「まずい💦」「怖い💦」と感じた1日でした。 
  
その後、「道」だと信じて前進するという決断を下し、ラッキーな事に途中で調査地近くの村人が通りかかったので、そこで詳しい行き方を確認し、無事村に到着できたのでした~♪
 
この経験からの学び
➡ 人生「絶対大丈夫」ってことは無い(笑)
➡ 大切なのは覚悟を決めて前に進むこと
 
今日は記念すべき「海外サバイバル」編(第1回目)(^^♪                  最後までお付き合いくださり有難うございました。

#アフリカの山奥で #ピンチはピンチ #海外よもやま話 #サバイバル海外業務 #衛星電話  

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