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勉強のご褒美は、ひとつ上の勉強ができること

「資格取得したら○○を買おう!」

そんな自分との約束、一度はしたことがありませんか?

社会人の勉強は誰も背中を押してくれません。学生時代のような課題も試験もありません。勉強するかどうかは完全に自分の責任。仕事や生活に追われながら、学び続けるのは簡単なことじゃないですよね。

では、どうやってモチベーションを保つのか?

多くの人が「ご褒美」を設定します。

例えば、試験に受かったら高級レストランで食事をするとか、新しいガジェットを買うとかいう類のやつです。

確かに、美味しいご飯やショッピングは魅力的です。でも、このご褒美設定には少し工夫が必要かなと感じています。なぜなら、個人的にこの「ご褒美作戦」は成功したことがないからです。

決めた時はやる気が出るのですが、いつの間にか忘れていたり、「別に高級レストラン行けなくても困らないし、むしろ節約になるし」と都合の良い解釈に変換したりしながら、うやむやにしていました。


最近ふと考えたのは、勉強の最高のご褒美はレベルアップした次の勉強ができることなのではということです。

新しいことを学ぶと、それが新たな興味や探究心を生むことがあります。
例えば、私の友人は某アルファベット系料理教室に通い料理に目覚めました。数ヶ月で基本的な家庭料理をマスターしたら、今度はカレーのスパイスを自分で調合してみたいとか、鉄製の中華鍋を買って本格中華に挑戦したい!と楽しそうに話すほどになりました。

私はというと、HTMLやCSSの基礎学習を終えると早速Webサイトを作ってみたいと思いましたし、簡単なコーディングができるようになると、次はJavaScriptで動きをつけてみたい!PHPやデータベースのことも知りたい!と新しい意欲が湧いてきましたので、ジャンルは違えど気持ちは分かります。

知識や経験は、次々と新しい興味を生み出すのだなと実感しています。

もちろん、時には甘いものを食べて癒されたり、温泉旅行でゆったりする休日も大切です。でもそれは、ご褒美というより「慰労」という言葉の方がしっくりくるなと感じています。誤解のないように言うと、自分を労うこと自体は必要だと思っています。ただ、褒美=報酬の意味合いで言えば、やはりレベルアップして経験できる次の学びこそが、ご褒美なのではないかと思うのです。

何事も特に基礎の段階では、初心者にもわかりやすく配慮されていることが多いので、内容が易し過ぎて退屈だったり、逆に途中から急に難解になってついていけないと感じる瞬間があります。

そんなとき、「これからスピードアップして面白くなるはず!」「この難所を超えてマスターすればもっとすごいことに挑戦できるんだ!」と、未来の学習に対してどポジティブに考えることでモチベーションが保たれます。


ちなみに私の最近のご褒美は、このnoteです。

文章も絵もとても苦手なので、職業訓練校でのライティングの授業では、10時間以上かけてやっと1記事書いたり、Photoshopの授業では自分のぐしゃぐしゃな絵をクラス全員の前で公開処刑されてきました。おかげで、完成度を気にしすぎずとりあえず見てもらうというクセがついてきましたし、学校の枠を出て、ネットで発信するようにもなりました。学校に感謝。

継続は力なり、これからもレベルアップを楽しんでいきたいです!

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