結という少女が繋いだ絆
アンジュルムにはいくつかグループ内の特定メンバーだけを指す言葉がある
今だと三色団子や橋迫軍団、ハピフラ
昔だとゆめ組、アメリカ
6期が加入した時は、MV以外にも「演劇女子部」というところでミュージカルを披露していたのだ。
その中の一つが「夢見るテレビジョン」
このお芝居での当時の若手の4名（上國料萌衣・笠原桃奈・船木結・川村文乃）のことを自分たち側から「ゆめ組」というようになっていた。
この4人の関係性は、すごく大雑把にいうと以下の図になる
図にもある通り、船木結がキーパーソンとなる。
5期の笠原桃奈がやや砕けていながらも敬語を使っていたり、4期の上國料萌衣とタメ口だった理由は、船木結の経歴による。
6期で同時加入した川村文乃は上國料萌衣や笠原桃奈に対しては完全敬語だし、さんづけだった。船木結についてはアンジュルム同期加入ということで「ふなちゃん」でほぼタメ口。
船木結は元々カントリー・ガールズというグループに所属しており、2015/11/2に加入（この時点でハロメン）、2017/6/26にアンジュルムとの兼任開始。
2015/11/11にアンジュルム加入となった上國料萌衣よりもほんの少しだけ先輩。
モーニング娘。'14 12期 未来少女オーディションファイナリスト→ハロプロ研修生20期。
笠原桃奈が24期、川村文乃が 27期なのを考えると研修生界隈では大先輩なのである。
6期で川村文乃が新規メンバーとしてアンジュルム加入した時に、船木結がいたからこそ先輩方との橋渡しがスムーズにできた。
先に加入していた笠原桃奈にとっては負けたくない存在に。
既にある程度のポジションが確立してはいたが、ハロプロに1人でやってきた上國料萌衣にとっては数少ない同期と同じグループで活動できる安心感。
船木結がキーパーソンとなっていたゆめ組は、2020年12月の船木結の卒業で解けてしまう。
船木結の卒業が笠原桃奈の卒業へのトリガーを引いたしまった感はある。
残った3人は2021年11月に笠原桃奈卒業、2024年11月に川村文乃卒業。2025年の春ツアーファイナルで上國料萌衣が卒業予定。
ゆめ組をメインとしたため、他のメンバーとの絆をあまり書かなかったが、船木結は7期の伊勢鈴蘭とも交流が深く、伊勢鈴蘭のキャラ立ちにも一役買った。