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解説サイトを最初から読むのが面倒な初心者向け?かぎ針編み初心者練習ルート

私の母が娘にラブあみをクリスマスにプレゼントしまして、もちろん子供でも簡単に編めるキットなのですが、作るものに合わせて枠をセッティングするのが面倒だなぁ、私がかぎ針編みを教えられたら娘の創作の幅が拡がるかなぁと思ったのがきっかけ。
そしたらどうやら今は編み物ブームということで意図せず流行りにのってしまったカタチに😅
おかげで100均で毛糸が手に入りにくい…orz

超初心者がちょっと編めるようになった段階で
この順番でやれば最短習得できるんじゃない?
というルートをご紹介します。
初心者のくせに解説サイト一から読むのをめんどくさがる人間がやってみたルートということでご承知おきください。

道具

100均ので十分です。私は最低限の以下があればいいかと思いました。

  • かぎ針:6号/7号/8号
    柔らかいものを作りたいなら細めの4号

  • とじ針:あったら楽だけど無くてもかぎ針でできます
    私はかぎ針のみでなんとかしてます

  • 段数マーカー:必須。私はDAISOのものを使ってます。

  • 毛糸:100均一で並太のアクリル毛糸1玉で練習してみてから後で好きなものを探す。DAISOよりSeriaの方が豊富かも。
    最初は商品の使用かぎ針に6-8号ってあるやつがちょうど良い。
    分量は【30g】以上のものだと練習がてら小物が一つ編める
    そこそこ自立する小物入れ→並太
    柔らかい巾着など→中細

覚える順番

目の数え方

とにかく「目」の見方とカウントの仕方を覚える。
こちらの細編み(こまあみ)の絵を覚えてちょこっと2段くらい編んでみます。
ここで覚えるのは細編みだけで良いです。
試し編みしながら絵や動画と見比べます。

あと私は最初勘違いしていたのですが、引き抜き編みも事前に知っておくべきでした。
動画だけで見てると人によっては速くて細編みとの違いがわかりづらかったので、以下の図解も見ておくと良いと思いました。

長方形を編む

こちらの2本の動画を参考に長方形を編んでみます。
これで
鎖編み・立ち上がりの鎖・細編み・糸端の網包み・引き抜き編み
を組み合わせた編み方と目の数え方が体感できると思います。
作り目の鎖編みに細編みをする時に半目取るか裏山取るか、など人によって違う事もポイント。
1本目の動画は下半目(半目と裏山)を拾い、2本目の動画は裏山を拾っています。
基本的なのは2本目の方なのかな。
あとついでに編み図の導入にもなります。
動画では各段の1目にマーカーを付けてますが、初心者は編み終わり(引き抜き編みする前)の目や角など区切りになる箇所に都度マーカーを付けておくことをオススメします。

なぜ長方形から編むかというと、誤魔化しがきかないからです。
目の数え方が間違っていたら必ず歪むし歪みがわかりやすいので、練習に丁度良いです。

これはあくまで練習なので、綺麗な長方形になるまで編んでは解いてを繰り返せば良いし、綺麗に編めそうならそのままカゴを作っても良いとは思います。
カゴを作るなら以下の動画がおすすめ。
この方の段数マーカーの使い方と見せ方がわかりやすくて好き。

先の2本の動画とは引き抜き場所が異なる長方形になるので、編み方を変える勉強にもなります。
ちなみにこのケークという毛糸はごしょう産業さんの製品でSeriaやキャンドゥで購入できますが、注意点として【30g】と【25g】のものがあります。
この動画では30gの方を使ってます。

椅子の脚カバーを編む

こちらの動画を参考にすると
わの作り目・円の編み方・増し目・減らし目
とじ針を使わない糸始末
を一気に学べたので丁度良かったです。

円の編み方は
わの作り目をn個とすると
2k段目:立ち上がりの鎖+(2k-2+V)×n
2k+1段目:立ち上がりの鎖+(2k+1-2+V)×n

の法則で目を増やしていくと良いのですが、仕上がりを綺麗したい場合は2k段目をちょっと調整する必要があります。
それが次に編むやつ。

底面が円の何かを編んでみる

次にこちら

円の編み方はこちらです

この方の編み方だと、わの作り目をn個とすると
2k段目:立ち上がりの鎖+(k-1)+V+(2k-2+V)×(n-1)+(k-1)
2k+1段目:立ち上がりの鎖+(2k+1-2+V)×n
と、偶数段の編み方を工夫して増し目の位置をずらすようにしてますね。

正方形を使う何かを編んでみる

ここまで来ると簡単なものならだいたい編めるようになってくるので、好きなデザインの小物入れを作ってみたりバッグを作ってみたり。
私は次にこれを編みました。
正方形・往復編み・中長編み
を習得できます。

正方形の編み方法則は
わのつくり目を8個で
n段目:立ち上がりの鎖+V+{(2n-3)×1+3V}×3+(2n-3)+最初のVに1目追加
のようです。
角に3増し目ってことですね。

この動画の解説だけだと自分にはイメージしづらくって、こういうメモ取ってます。
マーカーまで、とかマーカーの手前まで、ではなくて1辺に対していくら編むのかっていう区切りにしないとわかりづらかったかなぁ。

楕円を使う何かを編んでみる

次にこちら

楕円の編み方はこちら

ここまで来れば表を見るだけで編めます。
円と同じように増し目の法則は同じで、増し目の場所が分散されるようになっていますね。

特殊な形を編んでみる

次は練習でハートのこちら。かわいい😍
増し目と減らし目の復習になります。

こうやって平面になるとわかりやすく
カーブを作る:円の増し目の法則
窪ませる:減らし目3(急峻にする時は多分奇数で増やす)
角を作る:増し目3
ってことで、平面で好きなように編む時は多分ドット絵から編み目考えれば良さそうだなぁとぼんやり想像できます。

細い糸で編んでみる

かぎ針4号で編める糸を使うと柔らかく仕上がるので、これとか試しに編んでみると楽しいです。
細編みと長編みで編めます。

まとめ

こんな感じでちょっとずつ編み方を理解していくと覚えやすいなぁと思ったので、備忘録がてら書いてみました。
作ったものは片っ端っから「娘ちゃんこれ使うー!」って持って行かれるから始めてよかったのかな?
多分この先はお好みでグラニー編みとかになるのかな。
100均毛糸が入手しづらくなっちゃったけど、ちまちま色んなものを編んでみようかと思います。

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